ベンケイソウ
街の猫の額のようなポットの中で綺麗な花が咲いていました。夏は太陽が照りつけ、雨もあたらないので土が乾いてしまいます。コンクリートの照り返しもあり厳しい環境におかれています。申し訳ないのですが、ここにしか置き場所が無いのです。花が咲いているのに気づいたのも今朝のことです。真に薄情なものです。それでも咲いてくれるのかと、植物の真心に感動してしまいました。植物を前にして、自らの騒がしい心が静まるのは無言の姿の持つ力です。もくもくと時がくればやるべきことをする、自分がなんと多言な事かと・・饒舌な我が身に思い至らせてくれます。

ベンケイソウと教えられましたが、どうもベニ・ベンケイと言うとか(確かな事ではありませんが)。毎度の事ながら名前は人間が勝手につけただけで、この花には関係のないことですが。2007.11.8 AM10:00

11/22/2007