猫の額にネジバナ
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梅雨の始まりに合わせるように可憐なネジバナが猫の額のようなポットの中で10本程咲き出しました。

花を植えるスペースのない街の住人としては、可哀そうなのですがポットや僅かな隙間に無理やり埋める以外ありません。

 

県境の高原の村から移植した野生の蘭の一種です。村では雑草に紛れて咲いている花です。冷気に満ちた高原から、暑苦しい街に移って元気に花を咲かせてくれた事が無性に嬉しく写真を撮りました。

ひょろって伸びる草丈は20cm程、花は身を捩るように密かに咲いています。目を近付けて見ないとその美しさが感じられない花です、そしてそのように密かに咲く花が好みなのです。花に顔を近づけなければならないので深い親近感がわいてきます。

4本程のネジバナの先端が切れてしまい花が咲きません。よくよく見ると大きな毛虫が2匹、それが犯人でした。ポットの猫の額のようなスペースは幾つかあるのですが、可憐な花のネジバナが株を増やしている様子を見るのが最大の関心事です。

暑い街の夏を乗り切ってくれる事を祈っています。2018.06.19

     
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06/22/2018
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