隅田川のジョギング・中仙道から深川まで物見遊山のジョギング(T)その(U)地図  
続編・海まで@ A
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8時3分、東京都北区岩淵水門。左 ・荒川放水路、右・隅田川の分岐点、隅田川の始まりです

◎中仙道から隅田川のジョギング
2018年3月27日中仙道から海まで・桜巡り @ A B C
2017年3月28日中仙道から浅草 @ A B
@深川まで @T A深川まで AU  B海まで @T C海まで AU
◎荒川のジョギング 中仙道から海まで
@  A  B
中仙道から荒川土手を海まで @ A B

昨年の2015年3月30日、中山道から荒川を海までのジョギングですっかり楽しさを堪能したので今年の春は隅田川の桜を見ながら海までを試みる事にしました。ジョギングとは言っても普通の人のように颯爽と走るのではなく、自分でも無様だと思うのですがよたよたと景色を見ながら進みます。興味のある場所を訪れる物見遊山の旅の手段でもあります。

今回は結果としては途中足を痛めて、深川の小名木川までで引き返すこととなりました。初期の目的を達せなかったのは残念ですが、隅田川に掛かる美しい橋と、スカイツリーに墨堤の桜を見て大いに感動したのは大きな思い出になりました。

帰りは、足を引きずるようにして電車に乗って家まで帰りました。それが一晩寝たらほとんど治ってしまい、骨折や脱臼などではなかったことは幸運でしたが、あの痛みは何だったのか不思議な気持ちです。2016.04.05

本来は4月4日に決行する予定でしたが、雨が降り出したので5日に変更しました。4日の午後から雨が止んだので隅田川のジョギングの出発点の荒川の土手の桜を鑑賞しました。何時ジョギングで走るの土手に長く続く桜並木です。翌日の足慣らしにぴったりだと思いました。

地図の地点を参照ください。およそ地図上のルートを辿りました。地図製作に慣れないために未完成です、醜いかもしれませんがお許しください。

地図上のアルファベットの印は3つの印で3分割されています。
●戸田公園駅からのA〜Gまでは単にA〜Gで説明します。
●一つ目と二つ目の印の間のアルファベットは1A〜1Gで説明します。
●二つ目と三つ目の印の間のアルファベットは2A〜2Gで説明します。

荒川土手の桜・地図
5日の途中に寄っても良いのですが、隅田川のジョギングの道が心配なので4日に立ち寄る事にしました。2016.04.04

一週間前は、風邪をひいて土手のジョギングが出来ませんでした。普段は静かなこの辺りも華やかな桜を見る人々が結構訪れていました。

桜の並木はかなり長く1Kmほども続くと思います。

桜の木の下に立つと体が花に包まれた気分です。土手に登ると夕焼けに染まりだした空に富士山が見えていました。何か明日の隅田川のジョギングの占いが吉と出たような気分になります。

地点⇒地点

地図のA地点・戸田の渡し・中仙道
@地点・6:58、埼京線戸田公園駅を出発します。忘れ物をして出発が遅れてしまいました。 B7:12、戸田橋・中山道の都内への道は大渋滞、歩く私とほとんど違わないスピードです。東京都板橋区に入りました。

A7:03、戸田公園駅から中山道・戸田橋を目指す道の際に桜が咲いていましたが小雨の降る肌寒い朝です。海までの道中どれ程の桜が見られるのか。2016.04.05

地点⇒地点

C7:20、中山道・板橋の”戸田の渡し”の石碑に来ました。出発の埼京線戸田公園駅からはここまで約2.4km。2016.04.05

D7:21、戸田の私の石碑の下にあるトイレで用を足していよいよジョギングの出発、渡って来た戸田橋を振り返りました。2016.04.05

E7:29、小雨の落ちる土手を海に向かって走っています。海まで24kmの標識。

F7:30、右手に桜並木が見えてきます。桜が満開の時を迎えたようです。晴天ならどれ程美しく感じる事か。2016.04.05

   
G7:46、小雨の土手に人影はほとんどありません。走りながらカメラのシャッターを押しています。2016.04.05 H7:47、土手の右に新河岸川が見えてきました。江戸から川越までの船が盛んに行き来した水路です。2016.04.05
地点

7:51、JRの線路に突き当たります。写真左が川口市方面、右が東京方面になります。美しい長い鉄橋が荒川に掛かっています。海まで22km地点の標識。2016.04.05

群馬県に向かう電車が東京方面から川口方面に向かっていきます。線路の先には桜が見えます。 鉄橋の下をくぐります。荒川土手の桜並木が見えます。大急ぎで土手を登りました。
地点・赤羽桜堤緑地
7:54.鉄橋の下をくぐると荒川の土手に桜並木が続きます、”赤羽桜堤緑地”です。あいにくの小雨、だれも歩いていません。今回はジョギングをしながら通りました。2016.04.05

雨の中数羽の鳥が蜜を吸うために華に群がっています。此処は電車からも見えますが、わざわざ行くには遠すぎる場所でしょう。

土手一面が赤く染まっています。訪れるには不便な河川敷の設備が充実しているのは驚きます。
桜並木の外に出てみました。進み先に122号線の新荒川大橋が見えてきました。
作並木が尽きました。雨が少し残念ですがその代償に静かな景色が与えられたようです。何時来られるかと名残を惜しみました。

8:00、桜並木の出ると、多分一般的にはこちらが入り口ですが、ここに岩淵の渡船場があったと言う看板がありました。

此処が将軍も渡る日光御成り街道の渡船場だったと書かれていて驚きました。千住宿を通る日光街道よりは確かに距離を短く出来る道になります。

赤羽周辺の御成り街道で狛犬を見た事を思い出しました。あの道がここに通じているのです。撮影時には立ち止まりながら6分程で先に進みます。2016.04.05

地点・岩渕水門・荒川と隅田川の分岐点
岩渕水門・荒川と隅田川の分岐点・海から20km地点8:01

8:04、岩淵水門に付きました。

手前の旧岩淵水門です。この後ろに青い現在の岩淵水門があります。

岩渕水門は荒川と隅田川の分岐点にあります。江戸時代は荒川の下流が隅田川と呼ばれていましたが、明治時代から計画され大正時代に始まった難工事は昭和5年に新たに荒川放水路として完成したそうです。ここで荒川は、海に向かって左に掘削された荒川放水路ができ、昔からの荒川は右に隅田川として残ったことになります。水門から始まる隅田川にはすぐに新河岸川が合流してきます。ここで休憩しながら地図を確認しました。

私は矢印のように水門を渡って進みます。隅田川の始まる土手に桜が咲いていました。2016.04.05

8:14、現在の岩淵水門です。左に分かれていくのが荒川放水路です。此処が現在の隅田川と呼ばれる川の始まりと言えます。チョコレートを口に含みながら出発です。2016.04.05

8:34、海まで20kmの標識。左には荒川、右には隅田川、下流では幾度かかなり接近しますが少しずつ離れていきます。

 

8:27、隅田川の始まりの岩淵水門左岸渡りました。小台端までは暫く隅田川の左岸を進むことにします。2016.04.05

8:27水門の上からこれから進む隅田川を見ています。右から新河岸川が合流しているのが見えます。

右岸と左岸はご存知のように海に向かっての左右と言うことになります、暫くは隅田川の左岸を進むことにします。家が建て込んでいて川に沿ってジョギングすることが難しいようなので様子を見ながら左右を選んでいこうと思います。2016.04.05

地点⇒地点
8:34、荒川と隅田川に挟まれた土手から、後を振り返ると今渡ってきた岩淵水門と合流する新河岸川が見えます。 8:37、隅田川の左岸に降りる事にします。ここから見える川の横のスペースに降りる事は出来ないようです。
8:39、隅田川左岸の細い道に降りました。 8:39、周りは化学工場らしく化学製品の匂いが流れてきます。この壁が続きます。
地点・新神谷橋
8:44、隅田川が見えない道を走っていると桜並木がありました、圧迫感を感じていたのでほっとしました。2016.04.05

8:50、緑色の橋の下をくぐります。上の出る事が出来ないようです。新神谷橋のようです、そうだとしたら環七の下をくぐることになります。

桜並木の道が少し広くなって圧迫された感じが薄れてきます。小雨がまだ止みません。
地点・新田橋

8:59、橋が見えてきました。坂道を登って信号待ちをします。穴の底から出てきたようでほっとしました。信号を渡って橋の名前を確認すると新田橋と書かれていました。地図を取り出してルートを確認、更に隅田川左岸の桜の並木の中を進みます。2016.04.05

新豊橋
9:12、辺りが開けて隅田川の見晴らしが力を与えてくれます。辺りは沢山のマンション群が立ち並んでいる未来都市のような場所です。隅田川に掛かる橋が見えてきました。新豊橋です。橋の下の所謂隅田川テラスが走れるようなので石段を降ります。気分の良い道です。

9:20、左岸を走りながら後ろを振り返ります、これが隅田川テラスです。眼前には隅田川が大きく右に曲がりながら、川面を目いっぱいに広げて見せてくれます。素晴らしい東京の風景です。扇大橋と思われるハープ橋も見えます。2016.04.05

 

9:22、首都高速が見えてきました、その下には桜が見えます。子の景色なら疲れを忘れてしまいます、ジョギングか苦痛ではなく快楽になる時間のようです。

この場所は荒川が隅田川と接近している場所です。2015年の3月に荒川の土手を海まで走った時にこの景色をすぐ近くの新川土手から見ていました。2016.04.05

   
9:26、桜が土手に咲いています。この高くなった辺りが荒川の土手です。去年も目にした桜でしょう2016.04.05
豊島橋
9:27、小さな橋に出ました。豊島橋です。どこか郷愁を誘う小さな橋だと急ぎで行ってみました。2016.04.05
9:30、後ろを振り返ると桜の土手が見えます。雨が止んだようで気分はますます快適です。橋の際まで走ります。2016.04.05
9:34、橋の先に出ると行き止まりです。 左にある駐輪場と公園の広場に出てみます。途方に暮れます。犬の散歩の人に聞くと公園を出て迂回する必要があるとの事。 公園を出て浄水場と思われるフェンスに沿って川に出ますが工事中で入れません。更に迂回してやっと川に出ました。
この迂回ではかなり大回りを余儀なくされました。気勢をそがれてしまいました。
9:55、川の見えない隅田川沿いの左岸を走っていくと右手に荒川遊園が見えてきました。観覧車がゆっくりと回っているようです。個人的には、歯の浮いたような演技過剰の商売け丸出しの公園はどうでも良いのですが、このような地元に密着した公園は残ってもらいたいものだと念じました。2016.04.05

9:57、貨物船が海の方向を目指して下っていきます。その先の右岸には桜の塊が望まれます。

先ほどの迂回でいささかくたびれてしまいました。2016.04.05

小台橋を隅田川右岸に渡る
9:59、小台端に付きました。緑の綺麗なアーチ橋です。ここで左岸から右岸に渡る事にします。
恥ずかしいのです橋を歩いて渡って右岸を見てみます。釣りをしている人がいます。テラスが見えます、其処を走ってみる事にします。2016.04.05

この小台橋を9:59分に右岸に渡ってからは、隅田川に沿った道が無いらしく、大きく町の中を迂回しながら進みます。ほとんどが恥ずかしいので歩き、テラスに出たら走るという事でくたびれます。このような状態は千住大橋(11:35到着)まで続きました。2016.04.05

10:04、小台橋で右岸に来ました。テラスを走ると大きな建物の先で行き止まりです。仕方なく小台橋まで戻り迂回します。 10:13、隅田川に出来るだけ離れないように狭い町の中の路地を歩きます。寶蔵院と言う立派なお寺、境内を拝見します。

10:15、小さなお稲荷さんを通り過ぎます。

10:19、華蔵院と言うこれも大きなお寺です。 10:23、舎人ライナーの橋を潜ります。 10:28、隅田川に出ました。ほっとします。

10:36、テラスを少し走ると案の定行き止まりです。地図を確認しがてら休憩します。

10:42、青い綺麗な橋が見えます。尾竹橋です。2016.04.05

10:59、尾竹橋は信号で超えます。少しジョギングを継続できる道になってきます。 10:59、橋を渡って右岸を見ると又行き止まりです。途中道を探して石垣に登り飛び降りた時に少し足を痛めました。
11:28、千住の橋が見えてきました。テラスが行き止まりになると面倒なので土手の上を走ります。桜が何気なく咲いています。 11:33、案の定テラスが行き止まりです。桜を見ながら路地を歩きます。
千住大橋11:36〜12:09昼食 荒川のジョギング千住大橋

11:36,路地を抜けて4号国道に飛び出すと左に懐かしい千住大橋が見えました。

行き止まりの道で難渋したので、馴染みの場所に出てほっとしたところです。隅田川右岸から千住大橋を渡り左岸の小さな公園で昼食にします。2016.04.05

小さな公園から堤防を越えると耐震工事が行われていました。工事の人に聞くとテラスに入っても良いとの事なのでテラスに降りました。綺麗なテラスが左岸の上流に延びていました。

晴れて来た空、馴染みの場所、そして200年以上昔芭蕉も奥の細道に旅立った縁の地、大いにリラックスして昼食を楽しみました。さっき痛めた足が心配になって伸ばしてみましたがそれ程痛くはないようです。2016.04.05

目の前をタグ・ボートが大きなごみの運搬船を押していきます。スカイツリーが後ろに見えます。

芭蕉の壁画が描かれた堤防は工事中です。

これから隅田川左岸のスカイツリーを目指して右岸を走ります。隅田川は随分右に迂回して居る事になります。
12:09:堤防に北斎の描く千住花街から見た富士山の絵が抱えていました。芭蕉の奥の細道矢立初めの地の石碑を後に右岸に移りジョギングの開始です。多分これから海までの道はほぼ隅田川に沿って走れると推測されます。行き止まりに突き当たるという心配は無用のようです。そのAは近日中に掲載予定
04/17/2021
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