Dell デイスク・トップ・PC Dimension 4300Sの内蔵ハード・デイスク交換
¥9,520でHDDの交換が出来ました

他のデイスクトップ、ノート・パソコンもほぼ同じ方法で出来るでしょう
終わった後の感想は”案ずるより生むが易し”でした

①入替用HDDの接続と認識

最初に入替用HDD(ハード・デイスク)にUSBケーブルセットを接続します。アルミ・ケースに入れるタイプもありますが、私は簡便なルーメンという会社のケーブルだけのもの¥1,480を買いました。要はPCにHDDを接続してデータを移送出来ればよいのでどちらでも大丈夫でした。HDDにはこの2箇所の接続部分しかありませんので位置は簡単に分かります。電源の差込は位置を決めるためにメスの角が落とされているのでその位置で差し込みました。USBのデーター・ケーブルは、HDDコネクターの中心部に2個ピンの無い向きがあります。その位置をケーブル・コネクターの向きと合わせて差し込みました。

差込が終わったらPCのUSBに接続、電源を入れます。マイ・コンピュータから差し込む入替HDDが認識されればソフト使ってデーターの移行に取り掛かります。もし認識されない場合はフォーマットが必要です。私の場合は認識しなかったのでフォーマットしなくてはなりませんでした。超初心者の記述ですので名称等に違いがあるかもしれません。お許しください。

パソコンの中を一度も開けたことが無い初心者の内蔵ハード・デイスクの交換まで

メモリーの交換なら簡単だと聞いていて、チャレンジしようかとは思っていながら、万が一の事を考えて躊躇していました。つまり一度もパソコンの中を覗いたことが無い全くの初心者です。今回、永年愛用してきたウインドーズXPパソコンの内蔵80ギガ・ハード・デイスクが一杯になり作業に支障をきたしてきたために、HDDの交換を決断をしました。

ウインドーズ・ビスタPCも使用しているのですが、世間で言われているようにどうも馴染めません。使い慣れた多くのソフト(それもHDDが一杯になって少しずつ削除していた状態です)がXPのパソコンにも入っているのでウンドーズ7に乗り換えるのには勇気がいります。そうなると選択は中古のXPに乗り換えるか、内蔵HDDを入れ替えるかのどちらかになります。XPのパソコンは一台残しておけば十分ですので、内蔵HDDの交換を決断しました。本を読み、インター・ネットで知識を得て、それでも大丈夫かと悩みながら踏み切りました。インター・ネットの情報は大変有益で、交換用のHDDの選択に大変役立ちましたが、初心者の為と明記された情報でも私には難しすぎて理解が出来ませんでした。ただその要諦は正しい交換用HDDを選択することだという事が分かりました。

パソコンを壊すのではないかと言う大きな不安を抱きながらスタートした作業は大きな問題も無く大変スムースに終了することが出来ました。慣れた方にはなんだと思われる点が、私には不安で難しかったのです。超々初心者の私でも出来た作業です、内蔵HDDが一杯で作業が遅い等でお悩みの方の一助になればと思っています。又最悪組み込みが失敗でも使用していた内蔵HDDを元に戻せば作業環境は従来と同じになります。最適なHDDの選択さえ間違えなければどのパソコンでも基本的には同じだと思われますが、失敗についての責任を負うものでないことをご承知下さい。

作業は3ステップで終わります
①新たに入れ替えるHDDの接続②データーの移行③新たなHDDの取り付け

HDDのフォーマット

*認識された場合はこのフォーマット作業は不要で、次のデータの移動に取り掛かります。
私の買った中古HDDは認識されなかったのでフォーマットをします。スタート⇒マイコンピューター⇒右ボタン⇒管理⇒コンピューターの管理と進みます。

コンピューターの管理画面でデイスクの管理をクリックするとこの画面になります。入替するHDDが認識されていない場合はそれを(多分Eと表示・私の場合は元のPCでパーテイションを分けていないのでDと表示されました)フォーマットします。現在動作中のデスク(多分CとD)をフォーマットしないよう注意しました。

②AOS『ハードデイスク入替12Pro』によるデータの挿入

このソフトは現在のPCに組込んでも組み込まずにCDやメモリー・デスクから操作することも出来ます。出来ればPCに組み込んで使用したほうが操作が早いようです。説明書に従えば簡単に組み込みも行えます。私の場合はHDDが一杯で組み込む余地が無いためにCDから行いました。説明書にもありますがCDやメモリー・ステイックから操作する場合、ウインドーズの最初のブートの指定でそれぞれの場所に変更する必要があります(私の場合はPCが立ち上がると同時にF12キーを押してCD立ち上げに設定しました)。

CDをPCに入れると指示がでますのでそのまますすめてみました。操作は極めて簡単で、組込元と組込み先を指示するだけで自動的に進みます。パーテイションの作成は現在使用中の元HDと同じように作成されます。領域の変更等も行えます。このソフトは多分ウインドーズのライセンスの関係かと思うのですが、組み込んだ一台のPCにしか使用できません。

操作が始まると上の進捗状況の詳細表示が出ますが、これを外したほうが操作が早いようです。動作中でも随時選択が出来ます。CDからの操作で90GBのデーターを組み込みましたが約32時間掛かってしまいました。スピードは48M/分でした。PCに組み込んで行えば5~6時間で終わるのではないかと推測しています。

システム転送終了の画面がでました。パソコンを再立ち上げしてUSB接続したHDDにデーターが入っているかを確認してください。データーが入っていたらPCを消した後HDDを取り外してください。安全の為にPCは電源のコンセントから抜き、手の静電気を逃がしておいたほうが良いようです。

③ハードデイスクの交換です

パソコンによってHDDの取り外し・取り付けは若干の差があるかもしれません。私の場合は非常に簡単でした。全くの初心者ですのではたしてハードデイスクが取り出せるかが最初の不安でした。取り外しが出来なければ交換は不可能です。パーツ類を買う前におっかなびっくりしながら取り外しのテストを行ってみました。それが以外と簡単だったことで交換に踏み切りました。開始前にPCの電源を切り、更にコンセントを抜き、手の静電気を逃がしてから作業を行いました。

①↑以下は私のパソコンの例ですが他のパソコンは説明書をご覧下さい。写真の向きに横倒しにします。PC後方・両側にノッチがありますので押すと手前に開きます。

②⇒後方から見るとHDDの場所が分かります。ツメを押すとカバー取れてHDDが表れます。

   
③白いツメを押します ④カバーが開いてHDDと電源・マザーボードへのケーブルが見えます。
⑥HDDに差し込まれたマザー・ボードへのケーブルを、上端部に着いたブルーのプラステイックのつまみを引いて抜きます。
⑤カバーを取り外します。
⑦マザー・ボードにつながるデーター用ケーブルをブルーのつまみを持って引き抜きました。続いて左に見える白い電源用ケーブルを白いつまみごと引き抜きます。かなりきつい場合があるので慎重に引き抜いてください。 ⑧私のPCには両サイドにプラステイックのつまみがありそれを持って引き抜きます。簡単に取れます。
私のPCのように古いウルトラATAというタイプのHDDではジャンパー・ピン(電源とデータ用ケーブル・ソケットの間にあります)を合わせる必要があるとの事。意味が分かりませんでしたが白いプラスチックのパーツを引き抜いて古いHDDを同じく2列目に移動しました。

後はデータを読み込んだ入替用HDDをこの逆に取り付けるだけです。私の場合はグリーンのプラステイックのつまみを現在のHDDから取り外して、入替用に取り付けました。PC差込時に曲がって入ってしまい再度取り出すことができなくなりましたが、他に熱が伝わる恐れもないのでこのままカバーをしました。

再度電源を入れて立ち上げると問題なく動きます。散々心配したことが嘘のように簡単な作業でした。

80ギガから120ギガHDD交換に必要なパーツ類
商品名
価格
購入店
①中古のSeagate120ギガ・ハードデスク・ST3120026A Barracuda 7200.7 Plus  
¥2,180 ソフマップ池袋
ルーメン・IDEハードデスクUSB接続キット ¥1,480
③AOS・ハード・デイスク入れ替え12 ¥5,480 ヤマダ電機池袋
④シリコン・ハードデスク・ケース ¥380 ソフマップ秋葉原駅前

数年前のパソコンのHDDにはウルトラATA(IDEとも呼ばれる)とシリアルATAがあります。更にデスクトップ用3.5インチとノート用の2.5インチがあります。2003年以前のPCではマザー・ボードの関係で137GBまでしか認識しない場合があるので、付属の説明書を見てそれにあわせる必要があるそうです。私のPCは2001年モデルのデル・Dimension4300Sですので、ウルトラATA(IDE)でした。メーカーに聞いても古いパソコンに丁寧な対応は難しいのでインターネットで調べると120ギガまでで表記のSeagate社製内蔵HDDが音が静かで良いとの書き込みがあったので、探しましたが新しいものは見つかりませんでした。

ソフマップで中古のものが安価で買えそうなので直ちに電話で予約して池袋に出かけました。結果として取り付けられていた80GBも外してみたらSeagateでしたのでネットでお勧めの120ギガも問題なく動きました。相性の良いハード・デイスクの選択が初心者の私には最も重要な事だったようです。ウルトラATA(IDE)の新しいものはほとんど残っていないのかもしれません、中古で異音が出だしておかしくなったら安価ですので、また中古のHDDに載せ替えれば良いと思っています。更に②の接続キットと④のケースを組み合わせれば、取り外したHDDがリムーバブル・ハード・デイスクとして自由にあちこちのパソコンの記憶装置として使用できたのは思いがけない事でした。

②の接続キットはケース状のものでも良いのですが、私は失敗してもよいように安いコード状の物を購入しました。USBケーブルと電源ケーブルが付いています。新たに組み込むHDDをPCにUSBで接続しAOSのソフトを使って現在のHDDのクローンを入れます。

③のAOSの移動ソフトは大変便利です。これがあれば古いパソコンのウインドーズ、アプリケーションは勿論データ、プリンター、スキャナー、デジカメの設定などがそっくり移動されてクローンのHDDが作れます。ウインドーズXPからウインドーズ7まで対応しています。

作業自体は超々初心者の私にも全く難しいことがなく終了することができました。インターネットで説明を書いてくれた人々に感謝している次第です。経費は①~④までの合計で¥9,520でした。

更にメモリーの増設
⑤中古メモリーDD333-512MB・メモリー・2枚セット ¥2,960 ソフマップ秋葉原駅前
PC2700(DDR333) DDR SDRAM 184Pin DIMM    

家人の使用しているDell Dimension2300がメモリー・不足(付いていたのがバッファローの256MB・DD333-256M)で前から増設しなければと気になっていました。ただ、慣れた方にはお笑いでしょうが、パソコンを壊すのではと不安が先立ち手をつけないでいました。HDDの交換が上手く出来たので気を良くして1GBに増やすことにしました。

バッファローのサイトから適したメモリーがDD333-512Mが良さそうでしたので、ソフマップで中古のものを2枚セットで購入してやってみました。ちゃんと動かなければ元に戻せば良いと思ったのです。作業は全く簡単で長年難しいと二の足を踏んだことが悔やまれます。家人は快適に動くようになったと大喜びです。

付いていた256MBはこの白い爪を左に倒すと簡単に外れました。2枚のスロットに買い込んだ中古の512MBを慎重に差し込むだけで終了です。メモリの切れ込みにPCの爪が掛かるよう確りと差し込みました。全くあっけないほど簡単でした。

2枚をセットして1GBに増やしたお陰でPCは快適なスピードで動き出しました。家人はメールやインター・ネット、ワード、エクセル等しか使用しないので十分なスピードだとの事でした。

これほど簡単で効果が出ることに驚きました。これからはメモリーの交換を積極的に試みてみようと思いました。

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06/13/2011
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