街の狛犬江戸の狛犬を訪ねて・駒込編 A  @  
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東京都豊島区白山神社・狛犬・弘化2年再建(乙巳・1845年)・石屋五郎兵衛

少し寒いのですが晴れた一日でした。都電と地下鉄に乗ってかなり沢山の神社を訪ねる事が出来ました。街の神社は、道を教えてくれる親切な人に行き当たる事・木立が目印になる事があって見つけるのが比較的容易です。村では神社の辺りに人通りが無く、辺りが木立だらけですから見つけるのが大変です。そのようなわけで、今回の街の狛犬巡りも計画したすべての神社を訪ねる事が出来ました。都電とJRが交差する王子駅で降りて、¥400の都電の一日乗車券を買いました。2017.02.28

 
駒込・日枝神社
大塚駅からJR山手線駒込にやって来ました。東口に降りて駅前の商店街を右に曲がって進むと小山に石段が見えます。ここを登ると日枝神社です。駒込から白山まで歩いて道々社を訪ねる事にします。

日枝神社住所:豊島区駒込1丁目30−12 。丘陵の上にある神社です、境内の一部は駐車場になっていました。拝殿の左は稲荷神社があります。2017.02.28

駒込日枝神社狛犬
 

白っぽい石から作られた新しい狛犬のように見えます。台座の周りを探しましたが年号等を見つける事が出来ませんでした。2017.02.28

 

拝殿の左隅の日吉稲荷神社、沢山の狐の石像が置かれていました。大塚駅前の国道17号の向こう側の大國神社に向かいます。2017.02.28
 
駒込駅前・大國神社
駒込駅まで戻ってきました。駅前の17語国道の向こう側に鳥居が見えます。道路を横断して山手線の高架を渡りました。

大國神社住所: 豊島区駒込3-2-11。 清潔な駅前の神社です。左はJRの線路、後ろは17号・中仙道を挟んでJR駒込駅になります。境内の中だけは静かです。お参りをしてから狛犬を観ました。

 
大國神社・昭和15年の狛犬

昭和15年・紀元2500年のしばしば目にする新しい狛犬でした。白山に向かって次の駒込富士神社に向かいます。2017.02.28

 
駒込富士神社
 

駒込富士神社住所:文京区本駒込5丁目7−20。17号国道を白山を目指していくと、江戸の物語にしばしば登場する柳沢吉保の下屋敷として知られた六義園を過ぎて不忍通りとの交差点、神富士前です。ここは交番があるので何時も信号に注意して運転している場所です。小山の上で桜が咲く良い社でしたが狛犬はいませんでした。次の天祖神社に向かいます。

 

 
駒込・天祖神社

駒込天祖神社住所:文京区本駒込3丁目40−1 。富士神社から進行方向の左に裏通りを進むと僅かで天祖神社の鳥居の前に出ました。

都内の町中の神社としてはかなり長い参道を持つ広い神社です。鳥居もかなり大きなものが立っていました。
 

長い参道を歩いてたどり着いた拝殿の前から入り口の鳥居方面を眺めています。帰路、白山に向かって歩き出したら鳥居の先は17号国道・本郷通りでした。17号との交差点には文京九中学の標識と道路には駒込総社・天祖神社入口の石柱が立っていました。2017.02.28

天祖神社・狛犬

拝殿の入り口の右に置かれた大型の狛犬です、口を開いた阿像と推測されます。唇の厚い力強い姿が印象に残ります。

東京の古い狛犬の特徴である美しい彫りとプロポーション、観る楽しさを倍加してくれます。

こちらは左に置かれた吽像と思われる狛犬、頭に角状の突起が見えます。阿像と同じく特徴のある顔付きです。腕の良い職人の石像は特異な顔つきがかえって魅力的に感じてしまいます。2017.02.28
台座に”工””幾次郎”文字が見えます。石工の人の名前ではないかと推測しました。浅学の為に正確に理解が出来ませんが、明治44年に石組を直したという事なのかと思いました。この写真がこの狛犬のものか、下記の小型の狛犬の方かが判然としなくなりました。2017.02.28
 
天祖神社・もう一つの狛犬

拝殿に向かって左に、正門とは別に横からの入り口があります。そこに置かれた小型の狛犬です。こちらは右に置かれた狛犬で頭に擬宝珠のような丸いものが載っています。小型ながら楽しめる狛犬です。2017.02.28

左に置かれた吽像と推測される狛犬です。見下げなくてはならないほど小型ながら迫力が感じられます。台座に昭和44年の掘り込みがありますが、修理をした年号ではないかと推測しています。2017.02.28

左の吽像から阿像を写しましたが丁度逆光になる時刻で上手く獅子山の感じが出ませんでした。

二つも古い狛犬を見る事が出来て得した気分です。夕暮れが近くなったようなので大急ぎで白山に向かう事にします。次の目的地は目赤不動です。2017.02.28

 
豊島区・吉祥寺
  二宮尊徳墓碑  

吉祥寺住所:文京区本駒込3−19−17。たしか八百屋お七に関係する寺だとうろ覚えの記憶が蘇ってきました。てっきり”吉祥寺”にあるとばかり思っていました、当時の江戸府外なのにおかしな話だと思ってはいました。

馴染みの道で寺があることは分かっていましたがこれが吉祥寺だとは全く知りませんでした。駒込を通って都心に向かうとここの辺りで少し車の流れが良くなり左を見る余裕が出てきます。少しで左から田畑方面からの道が合流して白山の交差点で右折の車がつまる場所です。広い境内に驚きました。

かなり大きな青銅製の釈迦如来坐像、見上げるように高い座像でした。2017.02.28

 
本堂と思われる大きな建物が奥に見えました。2017.02.28

茗荷稲荷の小さな社、何時もこのような話を知ると、物語の種は尽きないものだと感心してしまいます。

急がないと夕方になりそうです。急いで道路反対側の赤目不動に向かいます。2017.02.28

 
目赤不動尊

目赤不動尊住所:文京区本駒込1-20-20。JR駒込駅から神社を巡りながら本郷通りを歩いてきました。白山の緩やかな坂が始まるあたり少し人だかりがありました。本郷通りは車で頻繁に通る道でしたがここが赤目不動とは全く気が付きませんでした。南谷寺境内にあるお不動様のようです。何があるかは知りませんが行列が出来ていました。

東京メトロ・南北線本駒込駅のほぼ前です。都営三田線白山からも数分です。共に白山神社と一緒に回る事が出来ます。2017.02.28

 
 
目赤不動尊の狛犬・大正6年(1917年)

これが目赤不動尊のようです。本郷通りから南谷寺に入るとすぐ目の前にありました。お堂の中や前に参拝の人が沢山います。

人が途切れるのを待ってなんとか写真を撮りました。それでも落ち着いて見たり写真を撮る事は不可能でした。大急ぎで見学しました。

右に置かれた阿像、やはり江戸の職人の彫った狛犬は良いなと思いました。台座には大正大正6年と彫られていましたが、かなり古い狛犬のように見えます。それでも大よそ100年前の狛犬になるようです。

2017.02.28

 

こちらは左に置かれた吽像と思われます。個人的の趣味としては、子供などを彫らない狛犬は好ましと感じてしまいます。媚びない昔の職人らしくスッキリとした仕上がりに見えます。

 

左の吽像の後ろから阿像を写してみました。逆光と参拝の人が沢山に居るので、それを避けて写すとするとアングルが限定されてしまいます。2017.02.28

境内には多くの石像が奉納されていますが、私にはどれが何だかが分かりませんでした。人々が受けたご利益の感謝の印なのでしょう。

 
白山神社

白山神社住所:文京区白山5-31-26 。目赤不動尊から本郷通りを20m程東大方面に向かうと右手に交番があります。そこを右折して狭い路地を進むと白山上の交差点、更に白山通り方面に進んで見ました。この坂の途中に後輩の家があるので探したのですが建替えたらしく分かりません。電話をしたら今王子に居るとの事、道を聞いて納得しました。坂道を下りすぎたらしく、白山上の交差点から30m程下って都営地下鉄・白山駅手前を右折との事、確かにすぐわかりました。2017.02.28

鳥居を潜り湯屋かな坂を登ると流石と思える拝殿が見えました。その前には見るからに江戸の好ま犬らしい良い石像が見えます。2017.02.28
白山神社・狛犬・弘化2年再建(乙巳・1845年)・石屋五郎兵衛

右側の置かれた阿像、丸々としたふよ代かな江戸の狛犬です。どっしりとした安定感を感じます。1845年に再建されたようですが、状態が大変綺麗です。目などに彩色を施されているようです。

頭には擬宝珠と思われるものが彫られているようです。これが最後なので一周しながらゆっくりと見ました。2017.02.28

 

 

こちらは左に置かれた吽像、口を結んでいます。頭には角と思われる2本の突起が彫られています。

華美にならず、バランスが取れた狛犬だと思いました。最後に大変見応えのある狛犬に出会うことが出来て、まさに終わりよければ全て良しの心境です。2017.02.28

阿像の後ろから吽像を見ています。後姿もスッキリとして見えます。2017.02.28

台座に彫られた文言から安永9年(庚子・1780年)に石屋五郎兵衛が作り、氏子の人によって奉納されたこの狛犬の初代があったようです。

何らかの事情で最初の狛犬が破損したのか、およそ80年後の弘化2年(乙巳・1845年)に6代目の石屋五郎兵衛によって製作された2代目がこの狛犬のようです。何とも良いものを見せてもらいました。2017.02.28

 

拝殿でお参りをして帰路に付こうとして上を見ると美しい木彫の狛犬が飾られていました。日本の職人はすごいものだと感心してしまいました。2017.02.28

 

境内の梅が丁度見頃です。後は多分東洋大学だと思います。

風も無く良い神社巡りの一日でした。感謝を込めてお参りをしました。2017.02.28

鳥居を潜って帰路に着こうとすると入り口の脇に稲荷神社がありました。結構古そうな狐の石像が数個奉納されていました。

白山上の交差点に出て本郷通りで東京メトロ・南北線に乗る事にします。家に帰る前に、退院の近い友人を見舞っていくことにします。未だ、ラッシュの始まる前だったのか電車は空いていました。2017.02.28

都電に乗って狛犬巡り @鬼子母神へ A駒込から白山
03/25/2017
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