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富岡八幡宮・享保12年・1727年狛犬・阿像享保十二年(丁未)

6月27日、銀座で映画・”ジーサンズ・はじめての強盗”を見てから、稀勢の里が土俵入りを奉納した深川の富岡八幡に行ってみる事にしました。横綱力士碑に稀勢の里の名前が刻まれているのを見ながら狛犬を訪ねたいと思いました。深川は江戸の物語にしばしば登場する街で、私には馴染みの普通の家並が密集する東京、ほっとします。2017.06.27

 
木場・繁栄稲荷神社

繁栄稲荷神社住所:東京都江東区木場2丁目18。富岡八幡の前に東西線木場駅の傍にある繁栄稲荷に立ち寄る事にしました。

地下鉄銀座線の京橋駅から日本橋に向かい東西線に乗り換えます。日本橋から富岡八幡の駅、門前仲町を通り越して次の木場駅で降りて5番出口にでます。底は永代通りで、右に20m程進み右折すると路地の先に神社の屋根が見えました。木場駅から2〜3分程です。社の上には高速道路が走っています。美しいカーブの屋根を持つ社殿でお参りをしました。 2017.06.27

繁盛稲荷神社の狛犬

社殿の前に一般的な大きさの狛犬が置かれています。彫りに緩みや不具合の見られない腕の良い石工の人が彫ったと思われる狛犬です。派手ではありませんが、ゆっくりと見ていても見飽きる事がありません。年代や石工の名前を見つける事は出来ませんでした。

こちらは右に置かれた阿像と思われる狛犬です。

こちらは左に置かれた吽像と思われる狛犬です。足下には安蔵と同じく子供が彫られています。

2017.06.27

右の阿像から左の吽像を写そうとしましたが配置の関係で不可能でした。阿像の後姿だけを写しました。2017.06.27
繁盛稲荷神社・石工和泉屋の石灯籠
美しい姿の大きな石灯籠が奉納されていました。年代は見つけられませんでしたが石工”和泉屋x六”が彫られていました。

泉州石工の和泉屋の系統の石工が彫ったように見えます。決して無駄に派手な彫りをしないが、成程と感心する洒落た細部などじっくりと見る楽しさを感じました。奉納した人達の名前や泉州石工の可能性が高い事から江戸時代の石工が彫ったように感じました。2017.06.27

江戸時代は南側は直ぐ海があった景勝の地だったようですが、今では埋め立てが進んで海ははるか彼方になってしまいました。個人的には子供の頃、巨大な材木が浮かぶ貯木場で何度がハゼ釣りをしたことがありますが、それがどのあたりか今では見当もつきません。地下鉄の木場駅に戻り、門前仲町駅に向かいます。2017.06.27

深川・富岡八幡

富岡八幡住所:東京都江東区富岡 1-20-3。東京メトロ東西線門前仲町駅より数分(大江戸線門前仲町駅からだと7〜8分)。深川は多くの江戸の庶民の物語に登場する舞台でもあり、芭蕉の暮らした街でもあります。今でも独特の雰囲気が漂っているように感じます、勿論私には大変好ましい町としての印象です。

深川七福神、藤沢周平の物語、芭蕉の奥の細道などで富岡八幡も幾度が訪れているのですが、当時は狛犬に興味が無かったのでその記憶がありません。今回は狛犬を探して訪れて見ました。

現在改修中で、拝殿は大きなメッシュの布で覆われています(それが遠方から見ると実物が透けているように錯覚しますが、実物通りにプリントされていたのには驚きました)。2017.06.27

間宮林蔵銅像と大関力士碑

境内の入り口の左に伊能忠敬の銅像が置かれています。地図作成の大事業時には江戸・門前仲町に住んでいて富岡八幡にしばしば参拝に訪れていたと案内板に書かれています。因みに伊能忠敬に測量技術を学んだ間宮林蔵も深川で没した事から近くに銅像が建てられています。

右には大関力士碑が建っています。2017.06.27

富岡八幡横綱力士碑
拝殿の右奥に江戸時代勧進相撲発祥地を記念して建てられた巨大な横綱力士碑があります。 江戸時代から最も新しい稀勢の里までの全ての横綱の名前が列記されています。上の写真には私にも馴染みの横綱が沢山書かれていました。2017.06.27
左端上部に雷電為衛門の名前が見られます。この石には江戸時代の横綱達の名前が列記されています。2017.06.27

新しい67代以降の横綱の名前です。全て外国人の横綱の名前が続きます。

最後に72代目の稀勢の里の名前が彫られていました。

富岡八幡宮・享保12年・1727年狛犬・阿像享保十二年(丁未)

広い境内の社殿の手前の石段の脇に大きな狛犬が見えます。現在大掛かりな改修工事の最中で狛犬の後には白いシートが下げられていました。

かなり大きな古い江戸の狛犬です。それにしては大変綺麗な状態が保たれています。右側に置かれた阿像と思われます。2017.06.27

江戸の物語にしばしば登場する海辺大工町の住人が奉納した狛犬でした。大好きな小名木川岸の町の江戸の人々が力を合わせて奉納した狛犬に出会えて少し興奮してしまいました。海辺大工町・小名木川そしてそこに掛かる萬年橋、多くの江戸の物語のその場所には芭蕉が暮らし赤穂浪士が通り過ぎて行きました。2017.06.27

勿論この富岡八幡近辺も当時の歓楽街が広がる賑やかな町の中にあり海はすぐ近くです。

こちらは左に置かれた吽像と思われる狛犬です。この狛犬は工事中の為に余り近くで見る事が出来ませんでした。

永昌五社稲荷神社・二対の狛犬

広い富岡八幡の境内には17の末社があるそうですが、その一つ永昌五社稲荷神社に来ました。横綱力士碑の右奥に鎮座いしています。奉納された稲荷神社独特の赤い鳥居が沢山並んでいます。

その間に2対の古い狛犬が奉納されていました。2017.06.27

永昌五社稲荷神社・一番目の狛犬

若干小ぶりですが中々リアルな獅子山です。こちらは右に置かれた安蔵と思われる狛犬です。年号や石工の名前を探しましたが見つける事が出来ませんでした。

何処か同じ隅田川沿いの牛島神社の狛犬を思い出させる姿です。2017.06.27

こちらは左に置かれた吽像と思われる狛犬です。素人考えですが、どこか雰囲気が阿像と少し違うようにも見えます(確かではありませんが)。2017.06.27

永昌五社稲荷神社・2番目の狛犬・宝暦十三年(癸未)1763年

宝暦13年(1763年)の古い狛犬です。形も見慣れた江戸の狛犬とはかなり異なって猛々しい姿に見えます。若干経年による破損が見られますが特異な形の狛犬を見る事が出来ました。2017.06.27

花本(はなのもと)社の狛犬

永昌五社稲荷神社の右隣の社には7つの末社が合祀されているそうです。その中の一つは芭蕉が祭られている花本社。拝殿の前に小さい新しい狛犬が奉納されていました。

 

かなり良くみられる新しい狛犬です。その中では若干表情が変わっているように見えます。
七渡弁天と弁天池

花本社の右隣りに七渡弁天が鎮座しています。説明によれば富岡八幡が創祀される以前から祀られる古い地主神だそうです。前には沢山の錦鯉が泳いでいる弁天池があります。

大きな神馬の銅像もみられます。富岡八幡は見るところが多く飽きません。帰りに上野アメ横で乾物を買うので、隣の深川不動を通って大江戸線の門前仲町駅に出る事にしました。2017.06.27

深川不動尊

富岡八幡の拝殿の左の鳥居をくぐると深川不動が見えます。少し不思議な広い通りを歩いていきました。成田さんにゆかりの御不動さんのせいか地元の人のお参りがかなり多いように見えました。2017.06.27

永代通りからお不動さんまでの参道にはいろいろな商店が並んでいました。自転車で地元の人が買い物にやってきています。

地元の人が買うならと全国の産地直売所があったので入ってみました。かなり安価だったのでジャガイモ、サツマイモ等を買いました。金賞(申請すれば必ず貰える金賞ではないようです)に惹かれて北海道のソフト・クリームを買いました。かなり歩いて喉が渇いていたのか大変濃厚で美味しいクリームでした。

深川不動参道の左に永代寺がありました、お参りをしたかったのですが、上野に立ち寄る用があったので通り過ぎる事にします。2017.06.27

大江戸線の上野御徒町駅で降りて御徒町の通りに出ると、向かう方向が人によってばらばらの人の波です。アメ横商店街に入るとそこはやはり混濁するインターナショナルな街です。

目的の星野と言う乾物屋さんに来てほっとしました。本職の人が多い見せて日本戦の大袋の乾物が買えます。日本製で無着色の小エビ、ヒジキ、鰹節等、数か月分買い込んで今日の散策は終わりとなりました。2017.06.27

07/05/2017
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