街の狛犬江戸の狛犬・新宿・杉並 の狛犬@ A 村の狛犬を訪ねて 街の狛犬

 

新宿区・鎧神社の狛犬・吽像・天保7年(1836年・丙申)

午前中早めに有楽町で映画”女神の見えざる手(Miss Sloane)”を見てから江戸の狛犬を見るために新宿にやって来ました。新大久保駅から歩いて鎧神社を訪ねる事にして、どこかごった煮のような街の通りを大久保駅方面に進みました。2017.11.06

新宿・皆中稲荷神社

皆中稲荷神社(かいちゅう)住所:東京都新宿区百人町1-11-16。鎧神社を目指して山手線・新大久保駅から大久保通を中央線・大久保駅方面に進んでいきました。

少し歩くと神社の鳥居が目に飛び込んできました、まさかと思いながら中を覗くと細長い参道の先に狛犬が見えます。下調べではこの神社が有るのを予想もしていなかったので幸先の良い出だしです。

昔、新宿3丁目と新小久保に友人がいて、しばしば来たことがあるのですが足は歌舞伎町に向かい、山手線の西側には滅多に来た事が無かったので全くこの神社に気が付きませんでした。

皆中稲荷の皆中が”みなあたる”を意味すると言う由来が書かれていました。これから、飛躍して籤運等にご利益があると言われているようです。回向院の鼠小僧治郎吉の慰霊碑の似たような話を思い出しました。古い百人町の地名が未だ残っているのは大変嬉しい事です。2017.11.06

皆中稲荷神社・昭和42年の狛犬
一つ目の狛犬は新しいタイプの狛犬でした。偶然見つけたのでこれでも良いかと思って写真に収めているとその先にもう一対の古そうな狛犬が見えてきました。
皆中稲荷神社・昭和34年の狛犬・調布市橋本石材店

拝殿の前に良さそうな狛犬が奉納されていました。新大久保駅のすぐ近くのせいかひっきりなしに参拝の人が訪れます。私も人の途切れた間にお参りをさせてもらいました。

右に置かれた阿像のようです。

中々古そうな作りなので江戸の狛犬かと台座に年代を探すと昭和34年と刻まれていました。一つ目の狛犬が昭和42年、僅か数年でこのような見て楽しい石像を彫れる石工が絶えてしまったのかもしれません。2017.11.06

社務所でお守りなどを買う人が多いようです。皆中稲荷の皆中の”みなあたる”のご利益を求めてなのかもしれません。

 

左に置かれた吽像のようです、大きさは一般的なサイズですが台座などにも彫りが施されている事からも手の込んだ作りに見えます。

籠彫りの玉が見えます。 2017.11.06

新宿区・鎧神社

鎧神社:新宿区北新宿3丁目16−18。皆中稲荷から大久保通を進み大久保駅の先で緩やかな坂道を下ります。右に北新宿3郵便を過ぎ、左手にローソン・ストアー100がある信号を右折します。大久保駅から450m程です。私は間違えて更に先まで行って戻ってきたほどでかなり近い場所にあります。

大久保通から右に入って160m程進むと下り坂のY字路、右方向に進むと淀橋第4小学校があります。その先に鎧神社の通りが見えます。私は迷ってしまい、通りがかりの地元の方に聞いたら一緒に行ってやると言われて神社まで連れて行ってくれました。狛犬巡りではしばしばこのような思い出に残る神様のご利益にあづかっています。

神田明神と同じく将門の伝承が残っているようです。2017.11.06

 

大きな社の前を守るという感じの胸を反らした狛犬が奉納されていました。お参りをさせてもらいます。2017.11.06

鎧神社昭和11年の狛犬
立派な高い台座の上に奉納されて居る大型の狛犬です。迫力を感じます。80年近くたっているのですが状態がかなり綺麗です。2017.11.06
鎧神社・天保7年(1836年・丙申)の狛犬

大きな拝殿の左にも小さな鳥居を備えた入り口があります。その入り口を守る江戸の狛犬です。

若干小型ですが、やはり江戸の石工の狛犬は見る楽しさがあります。一つづつが異なる意匠で彫られています、多くは腕が確かな職人の手によるものなので違和感を感じずに楽しく見る事が出来ます。

これは右に置かれた阿像と思われます。2017.11.06

左に置かれた吽像に見えます。阿像は木陰に入っていてハッキリ細部が見えませんでしたが、こちらはシッカリと見る事が出来ます。

全体に細かな彫りが見られます、見えないところに腕の冴えを残す江戸の職人らしい心意気を感じてしまいました。

近頃年齢のせいか見るからに凄いと感じるものより、目を凝らして見つける些細な凄さを好ましく思えるようになっています。2017.11.06

ハッキリと天保7年と奉納された期日が彫られていました。大よそ200年を経た狛犬と言う事になります。それにしては状態がかなり良好なのはそれだけ氏子の人々に大切にされている神社だという事のようです。2017.11.06

鎧神社・享保6年(1721年・辛丑)の狛犬

鎧神社の正面入り口の鳥居の左側に小さな社があります。そこに説明板が立っていました。石段を上ると社の両側にかなり変わった形の小さな狛犬が置かれていました。スペースが狭く裏を見る事が出来ませんでした。2017.11.06

かなり特異な形の小型の狛犬です。江戸の狛犬としてもかなり古いほぼ300年前の狛犬と言う事になります。左に置かれた吽像の頭の上には角のようなものが見えます。

手を伸ばして台座の後ろを撮ってみました、確かに説明板の庚申供養の文字が刻まれていました。2017.11.06

 
鎧神社を出て中央線の線路方向へ進むとガードがありました。荻窪方面に向かう電車が頭上を通り過ぎて行きました。これから東中野駅を目指して線路に沿って進みます。2017.11.06

ガードを抜けてから500m程進むと神田川にぶつかりました。東京の中心部を流れるこの川も随分きれいな水になっています。川船が通れる程水深の深い御茶ノ水辺りの神田川と異なり、さらさらと水が流れています。東中野駅はもうすぐです、そこから中央線で荻窪駅に出る事にします。2017.11.06

 
11/26/2017
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