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川口市・鶴ケ丸八幡神社狛犬阿像・昭和7年(1932年)

前回の2018・02・19の狛犬巡り・戸田市・美女木八幡さいたま市・辻熊野神社蕨市・和楽備神社 に味を占めて、6月12日土手のジョギングからの家への帰路戸田市の上戸田氷川神社新曽氷川神社を回りました。この二つの社の狛犬が大変素晴らしい江戸の狛犬だったので、グーグル・マップ探して6月14日、ジョギングの帰路埼玉県南の三つの社に立ち寄ってみました。2018.06.14

戸田市の狛犬
笹目神社 美女木八幡(江戸と昭和) 上戸田氷川神社(明治と江戸) 新曽氷川神社(大正)
早瀬浅間社 (極めて小型ですが大量生産タイプではないようです・数から除きました)

土手のジョギングや春の桜の頃に海までジョギングする折に通りがかるだけの戸田市ですが、荒川(隅田川上流部)を挟んだ板橋区と共にこの町には6つの江戸又は江戸の雰囲気を感じさせる見応えのある狛犬が残っている事に驚いています。私はジョギングの折に車で通るのでしかとは分かりませんがJR埼京線を使う事で下記記載の多くの狛犬に出会えるのではないかと思います。

 
蕨市・塚越稲荷神社

塚越稲荷神社住所: 埼玉県蕨市塚越3丁目2。

家の建て込む市街地の突然現れた小山の上に鎮座する大変美しい稲荷神社でした。グーグル・マップで広い境内の中の狛犬の有無が判断できずに念の為訪ねてみました。嬉しい事に市街地なのに参拝用の駐車スペースがありました。神社は大変綺麗で沢山の摂社やお寺まで祀った見どころ満載の神域でしたが狛犬は見られませんでした。木像の狛犬が3体拝殿の入り口に見られただけでした。2018.06.14

確か人口密度日本一だと聞いた記憶があるこの町の中に、このような小山がよく残っていたものだと感心してしまいます。石段を登りお参りをさせて貰う事にしました。大変綺麗な社が見えました。石段の両側には狐の石像が置かれています。

石段を登った拝殿から参道を見下ろしています。やはり高い場所に鎮座する神社は私には居心地が良く心が晴れます。2018.06.14

拝殿の庇の下に大きな木像の狛犬状の木像が三体見られます。黄金色に輝いています。2018.06.14
庇が雨や日差しから保護しているせいか保存状態が大変綺麗です。木製である事が塗装の薄くなったか所から分かります。2018.06.14
 

境内には多く摂社又は末社等が見られます。まず飽きる事が無い仕組みになっているせいか、人口が多いせいか参拝の人が途切れません。

それらが全て綺麗に手入れがされいるのも居心地の良さの一つかもしれません。2018.06.14

  名前が不明ですが拝殿の右手に祀られた社です。

左には天満宮が祀られています。

塚越不動尊 摂社と思われる機神社 お寺まであります
 
川口市・御嶽神社

 

御嶽神社住所:川口市芝樋ノ爪2丁目14−6。塚越神社からほぼ北にある近くの御嵩神社に向かいます。カーナビでは目的地のすぐ横に着くのですが神社が見当たりません。ぐるぐると四度ほど回ってもしやと道路に車を止めて広場の中の建物の前に回ると鳥居がありました。私は神社の北側の道を通っていて見つけられなかったようです。鳥居の前はかなり狭い道なのでこの北側の広い場所に車を止めて大急ぎで参詣を済ませました。2018.06.14

 

子供の小さな遊園地の中にある社です。普段は誰も居ない様子ですが、節季ごとの祭りなどには地元の人々が集い絆を確かめあう場所に見えます。微笑ましい神社の様子がうかがえます。2018.06.14

御嶽神社の狛犬

素人の推測なので違っているかもしれませんが、形や名前の御嶽神社から山犬か狼の狛犬ではないかと思われます。右に置かれた口を開いた方が阿像だと思われます。2018.06.14

文字が正確には読めませんが昭和7年のように見えます。ただし確かではありません。数字の部分の文字がハッキリ判読出来ません。2018.06.14

 

 
鶴ケ丸八幡神社

鶴ケ丸八幡神社:川口市大字芝6843。中々入り口が分かりにくい場所にありました。通りがかりの地元の方に聞いて私は人家の中の坂を登って拝殿の横に出ました。2018.06.14

緑に覆われた小山の上に鎮座する神社の佇まいが素晴らしいなと嬉しくなりました。美しい拝殿は氏子の人々の手入れが行き届いている事が見て取れます。

神域に漂う穏やかな気配を胸に入れようと大きく息を吸ってから参詣をさせて貰いました。2018.06.14

 
鶴ケ丸八幡神社狛犬・昭和7年(1932年)

緑が覆う拝殿の前に静かに狛犬が奉納されていました。見るからに江戸の狛犬の血筋の雰囲気が感じられます。尚、四面に素晴らしい彫りが見られる台座には奉納された年号が彫られていますが年数部分が正確には読めません。7年は推測です。

右に置かれた吽像と思われる狛犬です。見る者の心の中にするっとその印象が入り込んでくる素直な造形に見えます。

狛犬はやや小型ですが彫りが非常に素直で馴染みやすく感じます。2018.06.14

 

 

素人なので間違っているかもしれませんが、狛犬と台座の石の種類が番うのではないかと思いました。台座の石は若干柔らかく細工がしやすいように見えます。それでも精緻な堀に見惚れてしまいました。2018.06.14

阿像から吽像を写しています。台座の素晴らしい彫りが目に入ります。

石工の名前は見つけられませんでしたが昭和7年と推測される年号がありました(確かではありませんが)。2018.06.14

左に置かれた吽像、こちらも神域の静寂を壊すことなく静かに佇んでいます。腕の冴えを見せる狛犬もそれはそれで良いのですが、確り作られた静かな狛犬も悪くありません。2018.06.14

左の吽像の台座にも美しい彫が施されています、石工の技の高さをさり気なく残したようです。見応えのある石像を目にすることが出来ました。

私は人家の並ぶ坂道を登って拝殿の横に出てしまいました。二」の鳥居から下を見ると長い石段の先に神社の入り口が見えます。石段を下ってみる事にします。2018.06.14
長い石畳の参道を下っていくと一の鳥居の前に出ました。そしてそこは産業道路・35号と東京外環道の交差する場所でした。角にパチンコ屋さんがありました。2018.06.14

今回は狛犬は一つしか見られませんでしたが、帰り道の途次としては十分満足できる寄り道でした。

中仙道と隅田川につながる板橋区からこの辺りには、未だ私の知らない江戸の職人が作った狛犬が残っているのかもしれません。今日は大変嬉しい誤算でした、又、ジョギングの帰りにグーグル・マップで探して新しい神社を訪ねてみる事にします。2018.06.14

06/20/2018
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