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東京都板橋区二葉町氷川神社・ 狛犬・阿吽像嘉永五年(壬子)・1852年

27年11月15日、古い友人達と王子駅前の”北トピア”の展望レストランで会食をすることになりました。その前に赤羽駅まで足を延ばして日光御成り街道沿いの寺社を訪ねてみました。東京の北端、上野の山から続く丘陵地帯に沿った場所にあたります。 2015.11.15 二葉町氷川神社 東京都板橋区双葉町43-1

日光御成り街道

今回の狛犬を訪ねる道が、偶然にも日光御成り街道であることを途中の看板で知りました。上野の山から連なる丘陵の裾に沿って道は続いています。この麓には今でも東京に残る昔の町がぽつんと残っていたりして驚かされることがあります。

沢山の鉄道の線路が岡の裾を走り、開けた東側に比べると西側は傾斜地でどうしても土地が狭くなってしまうようです。そのような場所にそれは残されているのです。谷中は今では多くの賑わいを見せていますが、少し外れれば今でも昔の東京の雰囲気と暮らす人々の人情に出会えるようです。分かりやすいように看板の写真に説明を記入しました。尚、地図の右方向が北、左は上野方面になります。

香取神社から緩やかな坂を登ると東京の大動脈、環状7号線にぶつかりました。この道は人通りも車の通りも少なくのんびりと歩けます。

環状7号線との交差点の角に目指す八雲神社があります。

北区・八雲神社

八雲神社住所:東京都北区中十条3−33−12 。赤羽駅方面から環状7号線を渡ると右角に小さな社がありました。環状7号線の歩道から境内のすべてが見通せます。2015.11.15

八雲神社の狛犬

新しい昭和の猛々しい姿の狛犬が一対、阿吽像の位置が逆になっているようです。一見すると古そうな溶岩状の石の上に鎮座しています。もしかすると古い狛犬が破損して作り変えたのかもしれません’(確かではありませんが)。

環状7号線側の右に鎮座する吽像から左の阿像を見ています。境内は家に囲まれています。

社を守ってきた氏子の人々の掲げた神社の由来を読んでみました。2015.11.15

狛犬が鎮護する社でお参りをして次の富士神社に向かいます。。2015.11.15
富士神社

 

十条富士神社住所: 北区中十条2−14−18 、日光御成り街道を南、東十条駅方面に歩くと左に荒川小学校、右に富士神社の鳥居が見えました。御成り街道に沿っているのですぐに見つけられます。2015.11.15

神社の由来が書かれた看板です。富士講に由来する神社のようです。小高い小山の参道の両側には寄進された石板が多数見られます。石段を登ると左右に一対の狛犬が鎮座していました。2015.11.15

富士神社狛犬

牙状の歯が見えて中々不気味な顔の狛犬です。石段の右に鎮座して口を開いているので阿像と思われます。石段の手すりの柵があるので裏を見ることが出来ません。年号や石工の名前は確認できませんでした。2015.11.15

石段の左に鎮座して口を閉じている様子から吽像と推測されます。薄暗い場所にあるのではっきり見えませんでした。阿像と同じく中々迫力のある狛犬です。2015.11.15

富士神社の面する日光御成り街道の向かいの荒川小学校の横の道に寺院・真光寺が見えました。狛犬が居るかもしれないと訪ねてみました。狛犬が居そうに見えませんでした。

手前の公園に御成り街道の説明看板がありました。今日の狛犬巡りはこれで終わりです。左に坂を下りJR京浜東北線の東十条駅に向かいます。2015.11.15

東十条駅・草月で黒松を買う
京浜東北線・東十条駅に来ました。時間があるので草月に寄ってみることにします。
昔はどうという事もない和菓子屋さんでしたが、今はどら焼きの”黒松”が評判を呼んで朝から長蛇の列です。時間が外れたのですんなりと20個買うことが出来ました。確か1個¥100です。個人的な好みですが、この草月、湯島の”うさぎや”、山形市の”栄玉堂”はどら焼きが名物ですが、どれも美味しく値段も手頃で肩肘張らないお土産に最適でした。

東十条から一駅、王子駅北口の”北トピア”の展望レストランで友人達との昼食の時間に十分間に合いました。

久しぶりの会食に話が弾みました。レストランからはスカイツリーが見えました。狛犬巡りのおまけ付きの楽しい会食でした。2015.11.15

双葉町氷川神社

二葉町氷川神社 東京都板橋区双葉町43-1。2015年11月16日、仕事の途中の30分程の間に、昨日に引き続き板橋の双葉町氷川神社を訪ねました。江戸の狛犬はどうも東京の中心部より、少し外れた旧街道近くに多く残っているようです。取引先の駐車場に車を止めて大急ぎで神社に向かいます。都営地下鉄・板橋本町駅が近いと思います。2015.11.16

長い参道の奥の美しい社でお参りをしました。環状7号線がすぐ近くにあるのですが全くその気配も感じられません。静寂な神域が広がっています。2015.11.16

双葉町氷川神社・阿像・嘉永五年(壬子)1852年

嘉永5年は壬子(みずのえね)の年で台座の彫り込みと合致しているようです。

綺麗な状態を保っている江戸の狛犬です。彫りもかなり繊細に見えます。年号は見つけましたが石工の名前が見当たりませんでした。2015.11.15

阿像を後ろから見ています。毛の線も繊細な仕上げに見えます。彫り込まれた嘉永5年は”壬子”なので合っていると思います。
双葉町氷川神社・吽像・嘉永五年(壬子)1852年

木の枝に覆われた狛犬は口を閉じているようなので吽像と思われます。優し気な顔の表情も吽像を思わせます。個人的な好みとしては余り猛々しい狛犬より、少し人懐こい様子の狛犬を好ましく思います。好みにぴったりの江戸の狛犬です。2015.11.15

台座に大きく”女世話人”と彫られています。何かと読んでみると屋号と、主人の名前の下に”妻”が彫られていました。江戸時代の町人の生活は思った程には堅苦しいものではなかったようです。妻に花を持たせた7人のご主人が偉いものだと感心しました、そして江戸はそのような人々の暮らす町だったのでしょう。2015.11.16

阿像から吽像を見ています。社は右手になります。冬の夕暮れがあっという間に境内を覆っています。帰らなくてはなりません。2015.11.16
社横の稲荷神社

稲荷神社の狛犬の表情が中々豊かです。左の狐は玉を足下に収めているようです。顔付にも体の線にも躍動感が感じられます。

もう一対の狛犬

山門の前に新しい狛犬が一対鎮座して、神社を護持しています。白い石の新しい狛犬です。台座に昭和62年と彫られています。新しい狛犬らしく、牙をむいた猛々しい表情です。30分程の時間で大急ぎで狛犬を見ました、江戸の狛犬が一対見れたのは幸運でした。2015.11.16

02/09/2017
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