秋の英国③ラードロー①ストー・オン・ザ・ウオルド ②ボートン・オン・ザ・ウオーター④ウエッジ・ウッド・ファクトリー・アウトレットとテート・ブリテン&ナショナル・ギャラリー

写真は9日ラドローの城下町に戻ってきました。9日と10日は大好きなフェザー・ホテルに滞在します。2012.11.09

 
8日、コッツウオルズから辿りついたラドロー郊外のクライブ・ホテル。レストランが有名でホテルを兼業しています。9日の朝、散歩をしてみました。ホテルの前はひっきりなしに車が行き交います。2012.11.09
概念図

旅程の概念図です。個人的な印象では、今回寄る事が出来ませんでしたが、コッツウオルズから更に西北、ウースター、シュールズベリー等ロンドンから行きにくい町に興味を魅かれました。車窓から見える限りの感想ですが、イギリスらしさが色濃く残っているように感じました。簡単に行けるところはどこも、”観光”と言う同じ色に染まってしまうと言う当然の帰結なのでしょう。近くにあるスローターと云う村が静かだと聞いていたので出かける事にして歩きだします。
11月6日 ロンドン・パデントン着
11月7日 午前中イースト・クロイドン、午後からサウサンプトン
11月8日 パデントン⇒コッツウオルズ⇒ラドロー
11月9日 ラドロー・フェザー・ホテル滞在
11月10日
11月11日 ラドロー⇒ストーク・オン・トレント⇒パデントン
11月12日 テート・ブリテン⇒ナショナル・ギャラリー⇒PM7:30ヒースロー空港より出国

①ラドロー郊外クライブ・ホテル

8日、なんとかラドロー郊外のクライブ・ホテルに到着。チェックインしてその豪華な設備に驚いてしまいました。ロンドンの貧相なホテルに比べると月とスッポン。ベットはダブル、テーブルに椅子、おまけにバスまで付いているのです(勿論ロンドンでも高いホテルはそうでしょうが)。アメリカ並みの部屋に大喜びしました。久しぶりに風呂に入ろうとお湯を出すと途中で水になってしまいます。何度やってもお湯が水に変わるのでフロントにクレームを付けるともう一つの部屋の風呂を使用してくれと鍵を二つ渡してくれました。贅沢の極みです。パソコンやカメラを変圧器で充電します。コッツウオルズからラドローまでの旅で手放せなかった#19の時刻表を見ています。

ワイファイが使用できると言うのですが繋がりません。イギリスのホテルはアメリカとは大違いで設備の点では謳い文句を鵜呑みにできないようです。宿泊代はオフ・シーズンでしたのでダブルで一泊£65でした。ロンドンに比べると如何にも納得できる価格です。2012.11.08

9日の朝です。今日から2日は仕事です。旅の目的を貫徹すべく気合を入れています。シーズン・オフでホテルも込んでいないようです。別棟のレストランで朝食です。久しぶりにちゃんとした食事をとる事が出来そうです。2012.11.09

これがクライブ・ホテルの朝食です。ご存じのように一般的に英国ではかなりの高級ホテルでも朝食が宿泊代に含まれています。ロンドンのアシュレー・ホテルの貧相な朝食に比べると如何にも豪華な食事です。

味の方も上々です。これに大好きなカリカリに焼いたパンが付きます。勿論この国の食事の時はお茶を頂きます。果物と乾燥フルーツが沢山テーブルに出ていました。美味しくてボリュームのある朝食で一気に幸福感が高まります。体の内部から”仕事をやり遂げるぞ”と気力が湧いてきました。貧しい出張旅行ばかりですので、普通の人には当たり前のこんな食事やホテルでも、恥ずかしい程大喜びです。クライブ・ホテルの食事は旨かったな。2012.11.09

朝食を済ませてフロントでチェック・アウト、帰りに立ち寄るので荷物を預かってもらうことにします。出来る限り地元の生活を経験することが私の旅の楽しみです。帰りはバスでラドローに戻る事にしてホテルの前のバス停で時間を調べます。2012.11.09
バス停の下は羊の牧場です。地元の人々の生活に接すると嬉しくなってしまいます。
仕事先までは直ぐ近くなので散歩がてら歩いて行く事にします。早速美しい家に出会います。夫婦と子供二人が入口で話しています。ご主人の出勤を見送りに出てきたような感じです。私はがらんどうの見世物の遺跡には全く興味がなくて、人の生活が続けられているこのような建物に惹かれます。
仕事先はクライブ・ホテルから20分程の丁度良い散歩道でした。目的地は直ぐ近くです。両側は紅葉する木々、人通りは絶えてありません。

緊張感を切らすことなく今日の仕事を終える事が出来ました。クライブ・ホテルの朝食、朝の散歩が大きな力になりました。近くに鉄道の線路、使用されなくなった踏み切り小屋がありました。左はラドロー駅方面、右にマンチェスター方向。11日の朝、ここを通る事になります。昼食をはさんで午後3時までみっちりと仕事をやりました。昼食はフェザー・ホテルの朝食の残りのパン、そしてコーヒー、私の場合緊張をとぎらせない為には、大きな昼食は厳禁です。

クライブ・ホテルに戻ります。レストランは超満員、旨いと言う評判は本物のようです。バスの時間まで間があったので隣のスーパーに立ち寄って見ました。出張に出かけるとこれが大きな楽しみなのです。普通の人々の生活が見えてきます。紅茶、クッキー、飴等を買い込みました。

 

やって来たバスに飛び乗って、フェザー・ホテルに近いバス停で下してくれるように頼みます。運転手さんにそのバス停は無いので駅で降りるようにと言われてしまいました。20分ほどでラドロー駅、私も降りようとすると乗っているようにと云うのです。私一人を乗せて駅を通り越し街の中をぐるぐると回ります。心配になってきたころ、坂道を登ってフェザー・ホテルの前に出ました。運転手さんが合図をしてくれて、たった一人の乗客の私を下してくれました。駅までがこの路線の終点で、駅からは帰りのバス路線が始まるのだと思いました。親切な運転さんが外国人だからと乗せたまま運んでくれたのだと思いました。旅で出会う親切ほど私にとって嬉しいお土産はありません。

フェザー・ホテルにチェックイン、昨晩のお礼を言いました。フロントの人に勧められてついつい夕食の予約をしてしまいました(果たして幾らか、そしてチップはと胸算用してしまいました)。大好きなフェザー・ホテルは一見すると全く変わっていませんでした。やはり大きなベットと風呂付のバスに大満足。2012.11.09

②ラドローの中心部フェザー・ホテル

仕事が早く終わったので日暮れにはまだ間があるようです。フェザー・ホテルは町の中心部にあるので、すぐ前からこのような家並みがラドロー城まで続いています。とりあえず城まで散歩してみることにしました2012.11.09

教会を右に見てフェザー・ホテルからのんびり7~8分でラドロー城に付きます。今日は4時で閉館との事、戸の隙間から中をのぞいてみました。以前見ましたが、今は人の住まない何の変哲もない古城です。観光バスが来て海外からの人が下りてきたのには驚いてしましました。。2012.11.09

柵の間から覗いたラドロー城です。

ここが正面のゲートです。入場券売り場があります。入って確か左の方に高い塔があってそこを登ったような記憶があります。

外から見た城の外壁です。写真を数枚撮ってから町の中を散歩しながら戻ります。

英国北部では秋の日暮れはよそ見しているうちにも暗さが増してきます。旅するものには故郷を思う時間です。路地を曲がって大好きなパリッシュ教会に向かいます。

パリッシュ教会の尖塔は遠くから見た方が美しいようです。そばに近づくほど全貌が見えなくなります。お気に入りの場所は静寂です。広場からはラドローの町が一望できます。

パリッシュ教会の入り口の大きな木戸にオープンの看板。吸い込まれるように木戸を押すといきなりきしみ音を立てて扉が開かれます。恐る恐る中に入ると圧倒的な空間が広がります。

信者の方が二人入り口に居たので、仏教徒ですが入ってもよいですかと尋ねてみました。快く中に招じ入れてくれたので、祭壇に向かいます。空まで届くかと思う程の空間が広がっていました。私には手を合わせて祈るしかすべがありません。神社やお寺と同じように素直な一時に巡り合いました。お礼をいって外に出ました。

教会から見下ろしたラドローの街並み。誰もいない異国の霊的な空間に身を置く不思議を思っています。

パリッシュ教会を取り囲む路地には古い建物や建物の一部がくり抜かれたような道が入り組んでいます。曲がる度に、口を開けた路地に足を踏み込む度に、目の前に新しい風景が広がります。そしてそこは人々が生活する生きた景色なのです。教会の周りを回って路地から路地、通りに戻ります。

道端にまで張り出して野菜を売っている店がありました。そろそろ日暮れです。ホテルに帰って夕食を食べなくてはなりません。

フェザー・ホテルのデイナーです。本当かどうか分かりませんが、ラドローは三ツ星レストランが非常に多い街だそうです。レストランの入り口にもどこが与えたかは知りませんが三ツ星が付いています。前回は特に記憶にありませんが、今回は確かに美味しく食べる事が出来ました。何か格式と云うか風格と云うか、そんなものを感じました。明日がいよいよ仕事の最後の日になります。2012.11.09

11月10日、午後4時に仕事がすべて終わりました。満足感と虚脱した心を抱えながらフェザー・ホテルに帰ってきました。昨晩は少し贅沢が過ぎたかと反省し、最後の夜はラドローの町のコンビニ・”スパ”で買い食いをする事にしました。これはこれで楽しい事なのです。

サンドイッチ2個、イチゴ、飴を買ってホテルに戻ります。2012.11.10

通りの時計が夕方の5時半を指しています。英国の秋はもう夜が更けたような印象、人通りもまばらです。
ホテルに帰ってお茶を飲みサンドイッチとイチゴで夕食です。2012.11.10
机の上には旅の友の大きな音の出るメザマシ(フロントも備え付けの時計も信じてはいけない事を何度か経験しています)、藤沢周平の用心棒シリーズとカメラの三脚。
 
③ラドロー出発の朝
ラドロー出発の朝です。フェザー・ホテルの美味しい朝食をゆっくりと味わいました。仕事中は朝が早いのでタクシーに急かされて大急ぎで食べて出かけていました。今朝は朝10時の電車でロンドンに向かいます。途中ウエッジウッドのアウトレットに立ち寄るつもりです。
カリカリのパンと厚切りの生ハムがとても好きなのです。思い切り食べました。2012.11.11
朝食後荷物をまとめました。仕事関係の荷物が増えたのでずっしりと重たくなりました。ダッフル・バックは2個を入れ子にして使用していました。今朝は小さいバックを中に入れていよいよ大きな方を表に出して使います。9時にチェックアウト、今回はシーズン・オフでシングル・一泊£75で宿泊出来ました。フェザー・ホテルは人気が高く予約を取る事も難しいのに幸運でした。
フェザー・ホテルの表通りから見上げて見ました。又来られる事を祈って駅への坂を下りました。
ラドロー駅に付きました。少し早かったのですが何があるか分かりません。パリッシュ教会の尖塔が見えます。ラドローは本当に美しい町です。更に言えば観光地になり下がらない町でもあります。多分十分な経済力があるからだと思います。
列車がやってきました。マンチェスターに向かいます。途中クルー駅で乗り換えてストーク・オン・トレント駅に向かいます。そこがウエッジウッドの町です。2012.11.11
10/15/2013
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