秩父節分草・札所・福寿草・蕎麦(その1)その2 前回掲載済分 
満開の節分草
 

ここ数日の暖かい陽気で秩父の小鹿野の節分草が咲きだしたようです。3度目の正直と急遽秩父に出かける事にしました。秩父は首都圏に近い場所なのですが、山は深く進むほどに急斜面に点在する山里の景色がとても美しいのです。奥秩父連山の山合いの野の寺を巡る札所巡りを縦糸に、花を愛で蕎麦をたぐる事が出来るのです。勿論この興味の対象は年代にもよるでしょうから、私の中での感想になります。出発の朝、雪の富士山を見る事が出来ました。旅立ちは吉と出たようです。2013.03.11

旭製菓のカリントウ

秩父に詳しい友人に聞いたらJA花園の近くにカンリントウ工場があって直売をしている教えてくれました。朝8時半から営業しています。旭製菓花園工場直売店・ 深谷市小前田字本田509-2・ 048-584-7700

花園ICを降りて秩父方面に向かうと道の駅の近辺で、野菜のJA花園とカリントウが買える事が分かりました。工場に隣接した売店は駐車場も広く景色の良いところです。店内には沢山のカリントウが並んでいて目移りしてしまいます。2013.03.11

袋に”隠れ河原のかりん糖”と書いてあったのはこの荒川の河原の事かもしれません。冬のせいか流れ下って隅田川になるとは思えない程流れが細くなっています。工場の裏に出たら秩父の山が青空に広がっていました。とにかくカリントウ種類が多くどれにしたら良いか迷ってしまいます。

多分訪れた人も迷うのでしょう、試食のコーナーも山もり一杯です。偶然こわれたカリントウが¥115で販売されていました。これを6袋と他に3種類ほどを買い込みました。見ていると地元の人が買いに来ていたのでこれなら大丈夫だと思いました。社員の人の対応も極めて親切です。秩父に来た折には立ち寄りたいと思いました。特別高価ななカリントウの味は知りませんが、これも値段に見合った味の旅の思い出と言えるでしょう。
JA花園で野菜を購入
新鮮で安価なのでかなり買い込んでしまいました。
ここは地元の人も沢山買いにきている観光客用の場所ではありません。楽しい旅の思い出になります。営業は朝9時からです。JA花園農産物直売所・ 埼玉県深谷市小前田554-3・ TEL:048-584-1364
フォレストでパンを買う

道の駅の隣にこのピンクの建物があるのは知っていましたが、多分観光客用の施設だと思って今まで寄った事がありませんでした。友人に聞くとパンが全て¥105で結構美味しいとの事です。買ったパンは中で食べる事も出来ると聞いて、それなら朝食はパンを買って食べようと立ち寄って見ました。レストラン等が入った施設のようです。開店10時なので、野菜を買ってから立ち寄りました。数人の地元の人が大きな食パンを沢山持って出てきます。あれ、パンは地元の人にも買われているんだと少し安心しました。

全てこれが¥105です。食パンは大変大きなサイズもありましたが安価なようです。内部に食べられる部屋があります。そこで食べて見ましたが、パンは¥105には見えませんでした。パンを食べて早々に秩父に向かう事にしました。住所:埼玉県深谷市小前田417。

花園ICから秩父に向かって5分も走った道の駅の周辺に3カ所の買い物の場所がありましたが、地元の人々の多い順を言えば圧倒的に①JA花園で次に②旭製菓のカリントウそして③フォレストのように感じました(短い滞在なので正確ではありませんがJA花園の一番は間違いないと思います)。2013.03.11

梅の里・吉野
梅を栽培している場所のようです
芝桜が可愛らしい花を付けだしたようです
カーナビの指示に従って走っているといつの間にか国道140号線を外れて山の中の道に入って行きます。長閑な山村の風景が広がります。梅の里の看板、辺りは梅林です。梅を栽培している場所のようです。山道に向かっているような気がして国道に戻る事にしました。秩父の山里はやっと梅が咲きだしたようです。3月4日に小田原の曽我梅林を訪れた時には既に梅は終わっていた事を思うと秩父の自然の厳しさが分かります

静かな道路脇に車を止めて梅林を見ながらしばし思案します。美しい秩父の山里を縫って峠を越えて小鹿野へと続くように見えるのですが、余りにも狭い道だと却って時間が掛ると思い国道140号線に戻る事にします。ちょっとした寄り道でしたが美しい梅林を見る事が出来て思いもしない旅の思い出が増える事になりました。それにしても寄り道ばかりしていては目的地に何時着く事やら。

再び吉田町の椋神社
宮司さんが絵葉書が余っているからと差しだしてくれました。恐縮してお守りを一つ購入しました。良い思い出が出来ました。

最初に小鹿野を訪れる事にしてカーナビをセットします。この道が偶然吉田町の椋神社の前を通る道でした。それなら家人に見せる為に秩父事件と”龍勢”の椋神社に寄って行くことにしました。2月に続いて再度の訪問になります。神社に参拝していると、辺りを掃き清めていた宮司さんがいらっしゃったので、秩父事件の中心人物の一人・井上伝蔵の生家跡を聞いたところ、お墓と勘違いしたらしいですが親切に教えていただきました。今日は先を急ぐので割愛して次回尋ねる事にして辺りの記念碑等を観る事にしました。

上のブロンズ像は秩父事件100年を記念するものです。下の大きな説明看板に、この地の人々の明治政府に対しての存念の一端を類推できるように感じました。少し前に訪れた会津若松と言い、この秩父と言い、言われているように歴史は反対側からも十分に見ることを忘れないようにしたいと肝に銘じました。2013.03.11

小鹿野町の節分草自生地    10年2月13日の節分草

3度目にしてやっと満開の節分草を見る事が叶いました( ・ 回目)。自生地とうたっていますが、管理せずには盗掘にあって消えてしまうのですから致し方のないことでしょう。歴然と植えて無理に増やしたと言う様子が見られないので良しとしなくてはなりません。節分草が岩混じりの広い斜面に花を開かせています。住所:埼玉県秩父郡小鹿野町両神小森堂上、駐車場があります。入園料¥300.例年2月下旬から3月中旬頃まですが見頃ですが今年は今が盛り一気に満開の時を迎えたようでした。

白い花弁の中心部が青紫色、この色の組み合わせが可憐な野草の目立った特徴です。ヤブ・イチゲイチリンソウなどとは違った印象です。この自生地は小鹿野町で管理・運営されているようです。今日は風は強いのですが晴天、平日ながら入れ代わり立ち代わり人が訪れます。駐車場はありますが沢沿いの空き地です、それ程広いようには見えません。

バスが着いて団体の一団が下りて来たので私たちは次の訪問地、32番札所・法性寺に向かう事にしました。左の写真は節分草園の入場券です。2013.03.11

秩父32番札所・法性寺       2010年2月23日の法性寺

私の多くはない秩父札所巡りの中で最も心を魅かれる小鹿野の法性寺に向かいます。1710年建立と言われる美しい山門、奥の院の岩山の頂の仏像にお参りすることが出来ることは大きな喜びです。山門は華美に堕することなく、広がる山里の景色溶け込んで静かに私達を迎えてくれます。門をくぐれば厳しい俗の世界から、仏様に身をゆだねる安らかな極楽への一時の旅の出発です。

手入れの行き届いた石段を上り納経をお願いします。今回は家人が靴が合わないので奥の院までは行かないで待っているとの事ですので一人で出かけることにしました。撮影をしながらですと登り約30分程、下り20分程の道のりになります。前回も今回も奥の院までの道で、人に会う事はありませんでした。静かに自省の道を歩むことが出来ました。住所:埼玉県小鹿野町般若2661、電話0494-77-0410

般若の掛かった本堂で手を合わせます。和尚さんが納経帖に説明文を挟んでくれました。奈良時代の開創と伝えられているそうです。説明文に1488年の札所番付にその名が見られると書かれていました。長い間、庶民の願いを受け止め続けている仏様という事になります。
手入れの行き届いた石段から山門を振り返ります。
奥の院に進むと1707年建立の観音堂が崖の上に望まれます。内部には色彩の美しい大きな扁額が見られます。
   
藪で囲まれた急坂を暫く登ると岩盤地帯になります。頂の奥の院は長さ200メートルにも及ぶ船型の岩山だそうです。階段が巨大な岩に刻まれています。洞窟には人々が祈りと共に奉納した石仏が並びます。
岩山の頂近くに出ると景色が開けます。眼下に寺の一角が望まれます。足下はすっぱりと切れた爽快な場所です。
奥の院の岩の頂上に仏様の安置された洞窟があります。鎖が付いています。
何年ぶりか、また手を合わせることが出来ました。素直な感謝の気持ちを伝えます。将来の願いも込めて、全てを仏様にすがる事にしました。天空にまします仏に手を合わせて心が晴れたようです。なんと清々しい気分なのでしょうか。
奥の院からの見晴らしは360度、恐れ多くも仏様と同じ景色を見ようとしました。

いつかまた手を合わせる日が来ることをお願いして下る事にしました。岩のお堂を振り返れば静かに仏様は坐して慈愛のまなざしで我々を見守ってくれています。続いて福寿草を見に向かいます。2013.03.11

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