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街歩く秩父札所・桜の花遍路・その①   その②
精雲寺
清雲寺の枝垂れ桜

4月1日、秩父の札所も桜が咲いたとの事、明日から天気が崩れそうなので出かける事にしました。札所を巡りながら桜の花びらを浴びるなど、観音様の御利益に違いありません。桜の頃に出かけた事がないのであれこれ想像を楽しんでいます。まさに花遍路です。たった一日の旅にしてはその感動は随分大きなものでした。撮影日2013.04.01

29番札所・長泉院(ちょうせんいん)

29番札所・長泉院秩父市の荒川地区には長泉院、清雲寺、昌福寺という3つの寺があり春の桜の季節は多くの人が訪れる場所です。特に清雲寺の樹齢600年の桜をはじめとした境内一杯に林立する枝垂れ桜は見事です。喧騒は清雲寺だけで他は静かに手をあわせ頭を垂れながら花々を見る事が出来ます。私の目的は札所を巡る花遍路ですので最初に29番長泉院を訪ねます。住所:秩父市荒川上田野557撮影日2013.04.01

29番札所・長泉院 29番札所・長泉院
29番札所・長泉院 29番札所・長泉院
参道入り口の大きな枝垂桜が満開です。幸先の良い出だし、今日の旅は吉と出たようです。朝が早かったので参拝客用の無料駐車場にもすんなり車を止める事が出来ました。今年初めてしみじみと桜を見たことになります。エドヒガンのかなり巨木です。桜の花弁の笠の下に入り空を見上げてみました。多少大げさな感動ですが、少しはこれからの人生に明かりが灯ったように思えてきます。 本堂に進みお参りをします。目を引く扁額はこの寺に伝承する”龍女”の絵です。龍女の灯りに導かれて10余人の巡礼僧が岩屋で聖観音像を見つけた。村人たちは僧の指示でここに堂を建てて聖観音安置したという物語です。

29番札所・長泉院本堂で手を合わせて祈りました。何という事でもないのでしょうが、この行為の後はどこか心がすっきりとなるのです。それは極めて居心地の良い感覚です。

その理由も類推は出来るのですが、そのようなことを詮索せずに無心に手を合わせようと決めているのです。納経をお願いして更に境内を散策します。

29番札所・長泉院29番札所・長泉院長泉院の庭は綺麗に整えられています。三つ葉つつじとハクレンが満開です。近くの清雲寺まで歩いてみることにします。
清雲寺の枝垂桜
清雲桜

寡聞にして私は知りませんでしたがかなり有名な桜の名所のようで、桜の季節には多くの人が訪れるようです。秩父札所の桜で検索して偶然見つけました。ここは札所に入っていなかったので分からなかったようです。清雲寺住所:秩父市荒川上田野690撮影日2013.04.01

 

秩父ナビと言うウエッブ・サイトの記事によれば清雲寺には約30本の桜が植えられているそうです。伝承では樹齢600年(1420 年)清雲寺創建の折に植えられた桜もあるようです。多分それだと思える桜はありますが、人込みで、無関係の人を画面に入れずに桜だけを撮る事が出来ません。出来る限り人が写り込まないように桜の上部だけを写しました。

確かに境内、空も取り巻く風景一面が桜色で染められているように感じました。むせ返るような春の色です。

清雲寺
清雲寺
清雲寺

帰りに本堂裏手にある遊歩道を登ってみました。行き止まりには休憩用のベンチがあります。何故か誰も訪れる人が居ませんでした。

持ってきたポットのお茶を飲んで桜を見下ろしながら休憩しました。重なり合う桜のカーテンに遮られて、30本の桜の全てを見通すことは出来ません。

清雲寺 荒川地区に3つある桜の名所の最後の一つ、昌福寺まで約1.5キロ、歩く事にします。清雲寺の周りにはたくさんの有料駐車場がありました(普通車¥500)。入り口から見ると綺麗だと言われて神社の鳥居がある参道から再度清雲寺に行ってみました。確かにこの途中から見る桜の様子が大変豪華です。それでも境内の桜は陰になって見えません。
昌福寺
昌福寺 昌福寺
桜で境内が膨れ上がったように見える清雲寺から昌福寺を目指して歩き出しました。どうも思ったより遠いようです。時間も無い事から車で行く事にして長泉院まで戻る事にしました。

昌福寺昌福寺は清雲寺より標高が若干高く、山の斜面を登った辺りにあるせいか桜はまだ早いと通りがかりの地元の方に教えられました。目的地に着いたのですが、案内地図に書かれた駐車場が分かりません。近くでかたづけをしている地元の方に聞いたら建物を差して教えてくれました。それでもうろうろしているとわざわざ車まで歩いてきて丁寧に教えてくれました。その親切は桜が未だ満開に間があると思う残念さを補って余りあるものでした。心地良さが残ります、札所巡りの御利益のようです。住所:秩父市荒川上田野1926

昌福寺昌福寺普段は無住職の寺のようです。小高い境内からの眺めは爽快です。桜が咲いていたらさぞかし雰囲気のある景色だと想像されます。帰ろうとすると秩父鉄道が走らせている蒸気機関車が汽笛を鳴らして行きます。あわてて線路まで走りましたが煙だけを残して汽車は遠ざかって行ってしまいました。途中線路際にカメラを持って待っていた人たちが居たのはこれだと納得しました。撮影日2013.04.01
30番札所・法雲寺

法雲寺秩父鉄道白久駅から細く急な道を登ります。駐車場に車を止めて、そこで遊んでいた地元の女の子達に寺の在りかを聞くと元気にあっちと指差して教えてくれました。

 

法雲寺 法雲寺
整然と整った庭を前景に観音堂が望まれます。階段を上ると池まで備わった完成度の高い庭でした。元和元年・1615年の建立と言われる古い建築物のようです。 観音堂前にイトヒバ(ヒヨクヒバ)の巨木、寺が元和元年改築された時に植えられ樹齢350年と推定されているそうです。樹高20m、目通り2.5m。
法雲寺観音堂で手を合わせて頭を法雲寺垂れて祈りました。享禄4年(1531年)、天文・てんぶん5年(1532年)、天文6年、8年、24年の戦国時代の古い納札が残されていると説明文に書かれていました。知識が乏しいので分かりませんが、江戸時代以前に既にこの地の遍路の風習があったのでしょうか、そうだとしたら驚きです。
法雲寺本堂で納経をお願いして庭を拝見しました。現在はモクレンとレンギョウが見頃です。説明によると法雲寺は花の寺として知られているようで、4月から6月にかけてつつじ、藤、サツキ、アジサイの花が次々と咲きだして大変美しい風景になるようです。桜の季節は静かな参拝が出来るようです。既に昼食の時間はとっくに過ぎています。今日は蕎麦を昼と夜の2階食べるつもりなので一旦秩父市内に戻り、秩父神社近くの入船に向かいます。
秩父市・入船で蕎麦を食べる
入船蕎麦 入船蕎麦 入船蕎麦

入船蕎麦秩父の人のウエッブ・サイトでクルミのたれが2番目に美味しいと書かれていたので尋ねてみました。路地の店を探し当てて到着したのが閉店の30分前、2時でした。寡聞にしてクルミ蕎麦と言うものを食べたことが無かったのでどうかと思ったのです。家人はそれを、私は普通のたれのざる蕎麦の大盛りを頼みました。

多分甘皮を残した蕎麦だと推測されますが(蕎麦粉についての知識が乏しいので間違っているかもしれません)のど越しは悪くありません。大盛りはかなり食べでがありました。蕎麦は私の好みとしては少し硬いような気がしました。試に家人の残したクルミのたれで食べてみました。蕎麦に絡みつくような濃厚な味ですが私の好みとは違うようです。

閉店間際だったせいかもしれませんが、私の好みからいえば味は可もなく不可もなく(当然独特の土地の味でしょうから地元では美味しいと言われるでしょうが)と言うところでした。住所:埼玉県秩父市番場町11-5・電話0494-24-5691・水曜定休

秩父神社
秩父神社

冬の祭りとして有名な”秩父夜祭”の秩父神社に寄ってみました。夜祭の時は人の波で膨れ上がるのでしょうが今は閑散としています。入り口の門はどこか日光の東照宮を小型にしたような印象です。社殿でお参りをしてから桜の花遍路の旅に戻る事にします。夕闇はあっという間にやってくるので急がなくてはなりません。お楽しみの計画はまだまだ残っているのです。撮影日2013.04.01

09/24/2016
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地図
秩父桜の花遍路訪問先
花見桜等の花が見られる

その①掲載分

花見 29番・長泉院
花見 清雲寺
花見 昌福寺
花見 30番・法雲寺
  秩父神社
その②掲載分
花見 13番・慈眼寺
花見 12番・野坂寺
花見 27番・大淵寺
  28番・橋立堂
花見 25番・久昌寺
花見 24番・法泉寺
花見 長瀞町・法善寺
花見 長瀞町並木