会津・桜の道を辿る①会津若松市・石部桜 ②会津美里町へ

会津若松石部桜
21日の夜、県境の村の庭には雪がかなり残っています。クリスマス・ローズの畑は雪の下、1本の赤いクリスマス・ローズだけが茎を夜空に立てていました。はたしてこの寒さでも会津の桜は咲いているかと心配です。 22日の朝、村を出ます。途中郡山市の道路わきの小さな社の桜が満開でした。これなら会津若松の桜も見頃かもしれません。

秩父那須白河長沼と桜を辿って北へと向かいながら、季節になったら更に北に向かい会津の桜を見に行こうと思っていました。会津五桜と言われる代表的な古木の一つ、樹齢600年と言われる石部桜も訪ねると決めていました。この桜がNHKの”八重の桜”の場面に出てくるなど、TVドラマを見ない私は全く知りませんでした。これは朝早く行かないと団体で大混雑すると県境の村を7時に出ます。石部桜住所:福島県会津若松市一箕町八幡石部  桜見物用臨時駐車場住所:福島県会津若松市一箕町大字八幡字八幡2番地の1撮影日2013.04.22

会津若松石部桜無料駐車場に車を入れて無料シャトル・バスに乗ります。歩くと15分程掛かるとの事でした。あちらこちらに係員の人々が立っているので安心です。

バスを降りて5分程、雪の残る田圃の先にこんもりとした桜色の塊が望まれます。はたしてこの寒さに桜が咲いているかという、昨夜からの心配は無用でした。桜色に染まるその場所を目指して人々が歩いていきます。

会津若松石部桜朝早く来て正解だったようです。団体客もまだ2組くらいのようでゆっくりと見ることが出来ました。満開の花の下で空と桜をうっとりと見上げています。

会津若松石部桜空は晴れているのですが吹く風は春の暖かさなど微塵も感じられません。風が強く冷たく感じます。
会津若松石部桜

会津若松石部桜40分は程見たでしょうか。時間を合わせたように、団体客が旗を立てたガイドを先頭に次々と押しかけてくるようです。

石部桜の先に桜の塊が見えたのでそちらに周り、団体客をやり過ごしてから戻る事にします。田圃にはまだ雪が残っています。

会津若松石部桜
会津若松石部桜団体は続々とやってきます。これ以上いても桜を見る雰囲気ではないのでシャトルバスに向かいます。多分今年最後の桜見物となるでしょう、その思い出としては大変良かったと思います。会津若松市の太っ腹と言うか奥ゆかしさと言うか、これだけのサービスを無料で行ってくれることに驚き、かつ感謝しました。
石部桜から200メートル程離れた場所にある滝沢浄水場の桜でした。桜の塊に惹かれて石部桜から歩いてくる人もいます。撮影日2013.04.22
②飯盛山・太夫桜
白虎隊士の墓の前で映画で見るような着物を着たボランテイア・ガイドが参拝の人々に説明をしています。お線香を買って頭を垂れました。
飯盛山入り口の前はT字路の交差点になっています。飯盛山から見ると右側に砂利の市営魅了駐車場があります。観光案内書とトイレがあります。もう一つ無料の市営駐車場があるようです。住所:会津若松市一箕町八幡弁天下
太夫桜は飯盛山に向かって、右が階段、左にスロープ状の下り道があります。桜はその途中にありました。飯盛山の斜面に立っているので見上げるようになり前景がしっかりとは判別できません。山のように盛り上がった根の部分からもその樹齢が想像されます。
無料の市営駐車場から飯盛山を見ました。太夫桜は斜面左側の中腹あたりにあるのですが判別できません。地元の経済には喜ばしい事ですが、混雑は相当なものです。これから仕事の用事で市内の銀行に寄ります。そして大変楽しみにしている神指(こうざし)城跡を訪ねるつもりです。
少し離れた場所から桜の木のの全貌が見えてきますが、花は少し寂しげな咲き方に見えます。離れてみると普通の桜の木に見えてしまします。
③会津若松城
仕事の用があって若松市内まで戻り銀行に立ち寄りました。鶴ヶ城は混雑が酷いので立ち寄らないことにしていましたが銀行からすぐ近くに城が見えます。折角だからと三の丸駐車場に向かいますが満車の標識。諦めて城の周りを回って神指(こうざし)城跡に向かいます。途中に南口駐車場の看板、車が止められそうです。駐車場代金¥300
 
皇居の桜見物の混雑と同じ情景を予想して立ち寄る気が失せたのですが、そのような事はありませんでした。半分以上は地元の方々に見えます、ゆったりと見物する事が出来ました。
かなりの古木が林立しています。水面とのコントラストが美しさを更に高めているようです。地元の人々がのんびりと桜を見上げています。
城の入り口に赤い木橋”廊下橋”が掛かっています。今とおってきた南口駐車場への道を見ています。お堀に桜の花が影を作っています。水面に浮かぶ桜色の塊は花筏かもしれません。

鶴ヶ城に近くづくとさすがに人が多くなります。修学旅行の生徒たちが居ます。言葉から判断すると他府県の人もかなり多いようです。

雪の鶴ヶ城も見惚れるほどの景色ですが、桜色と白い城とのコントラストも悪くはありません。

最初は立ち寄る気が無かった鶴ヶ城ですが、想像以上の美しさでした。地元の人々が普段の生活の一部として、のんびりと見ている様子が私にも桜を楽しむ余裕を与えてくれたようです。駐車場の車の中でおにぎりを食べて、本来の目的地である神指(こうざし)城跡に向かいます。撮影日2013.04.22
神指(こうざし)城跡

今回の会津の桜の道を辿る旅で最も訪れてみたかった神指城跡は、はるか田圃の先にこんもりと桜が見えるあたりに違いありません。私の好きな藤沢周平の”密謀”の主人公・直江兼続が会津の太守である主君上杉景勝の命で1600年、築城に取り掛かった城の跡です。上杉が天下人になりえた力をもった時代の遺構の地に立つことは大変胸が騒ぐ喜びです。更にここは桜の名所でもあります。

団体はまず訪れる場所ではないので、ゆっくりと直江兼続が立ったであろう同じ地面に立つ喜びをかみしめています。住所:会津若松市神指町大字高瀬字五百地1637撮影日2013.04.22

城の遺構を思わせるものはほとんどありません。小山があるばかりです。駐車場も、2~3台止められるスペースがあるだけです。

小山の上にはソメイヨシノが20本程植えられています。かなり大きな桜の木です。今が満開、それでも強風が吹きつけて枝を揺らしています。寒さと強風に長居は出来ません。
国の天然記念物の高瀬のけやき。巨木と言われる木は何本が見たことがありますが、この欅はスケールが違うほどの太さです。説明によれば1600年兼続が築城に式をとった時、既にこの欅は大木であったことが知られていたとの事です。歴史の生き証人です。直江兼続が見上げ、この欅は兼続を見下ろした事でしょう。もし言葉を語る事が出来るなら、兼続の事をぜひ聞きたいものです。

神指城跡まできてやっと静寂の中で桜を見、辺りの景色を見ることが出来るようになりました。時折訪れる人が居るだけです。この欅の巨木の事はインターネットで知っていましたが、兼続、そして多分上杉景勝も見上げたであろうと思われる歴史の生き証人に出会ったことは大変な僥倖と言えます。会津の桜を辿る旅の喜びは更に深く大きく広がっていきます。

会津若松から会津美里町に向かいます。調べた限りでは、このような場所に訪れずにはいられない魅力的な桜と、かなりの歴史的な建築物があるらしいのです。楽しみはまだまだ続きます。撮影日2013.04.22

10/31/2013
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会津・桜の道を辿る①会津若松
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物語の始まり
①会津若松は観光地として団体の人が多い場所です。②会津美里町は静かに桜と古い神社仏閣を見る事が出来ます。
会津若松市
①石部桜
②太夫桜
③鶴ヶ城
④神指城跡の桜
会津美里町
⑤米沢の千歳桜
⑥中田観音
⑦虎の尾桜
⑧古御田の桜
⑨宮川の千本桜
⑩伊佐須美神社
⑪馬の墓の種蒔桜
⑫左下り観音堂
⑬阿武隈川の八重桜