トップ・ページに戻る 桜の道を辿る②・那須町、白河市、須賀川長沼地区は神々しい程の一本桜が点在する古い街道です
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桜の道を辿る⑥須賀川市長沼地区・横田陣屋の御殿桜地図の表示
楽翁桜

桜の道を辿る②からは魅力的な一本桜が次々とみられる須賀川市長沼地区に入ります。ここまで来るとゆっくり桜を見ることができるようになります。

地元の人々は仕事にせいだし、昼間から桜など見る人もいません。この横田陣屋の御殿桜は撮影の人が三脚をたてていますが、入れ替わるので一人か二人の人が見られる程度です。撮影日2013.04.09

御殿桜

樹齢300年と推定されているこの御殿桜は花の色が大変鮮やか、今日の青空の下で艶やかに装っていました。エドヒガンの枝垂桜、花弁で埋め尽くされた枝をしなやかに垂れ下げています。それでも去年見た満開の桜にはまだ数日かかるのではないでしょうか。

個人の方の敷地にあるようで、幹を見るまでに近づく事は出来ません。御殿桜の住所:須賀川市横田北之後111

御殿桜

南湖公園山道の先に神社の鳥居が見えます。鳥居は地震で落ちてしまったいるようです。神社の参道の横にとてつもない巨木がそそり立っていました。私には名前が分かりません。

山に向かって御殿桜の左側の山陰に静かに咲いている枝垂れ桜が気になり見に来てみました。近づくと結構大きく美しい桜でした。幹の横で地元の人が、冬の間、山の斜面の穴に保管してあった種芋を掘り出していました。

御殿桜神社横の枝垂桜の隙間から御殿桜を見てみました。ごく普通の田畑が広がるこの地に一時艶やかな華やかな宴が繰り広げられているようです。枝の影から手を合わせて感謝しました。もしかするとこの桜は御殿桜の子供かもしれないと言う気がしてきました。遠くから2本の桜を見ると風景がそう感じさせてしまうのです。

御殿桜の先の山の斜面に護真寺があります。

この桜は車から通っても見る事が出来、足場が良いので見る人が絶えません。それでも殆どの人は10分もたたずにカメラに今年の桜をおさめて立ち去って行きます。数人の人が居るだけで、静かに流れるような桜の花を見ながら感慨にふけっているだけです。撮影日2013.04.09

桜道を辿る⑦須賀川市護真寺の桜

堂々たる一本桜、1351年創建と伝えられる護真寺の桜とたよやかに美しい横田陣屋の御殿桜は指呼の間にあります。多分300年を経ているであろう2本の一本桜は、人家の少なかった時代には互いを見る位置にあったと思われます。何とも素晴らしい春が幾度も訪れた事でしょう。

護真寺の枝垂れ桜は福島県内では滝桜に次ぐ巨木だと案内板に書かれていました。さすがに桜に季節、常に人が居ますがそれでは2~3人の人達で見上げています。心行くまで桜との心の会話を楽しんでいるのです。

 

 

 

 

 

 

これだけの巨大な古木になるとどこか弱った個所が出るらしく見る位置によって印象が大きく変わります。病気等で欠落したり、花のつかない箇所から見ると無残な姿に見えたりします。3カ所から撮ってみました。護真寺の桜はどっしりと立つ横綱の風格が感じられます。撮影日2013.04.09

昨年見た護真寺の桜は、あの大震災の影響で花付が悪いと地元の人が話してくれました。今年の花は随分と回復しているように見えました。護真寺住所:須賀川市横田字北ノ後158
桜道を辿る⑧岩崎山史跡公園の桜

古舘の桜に向かう途中岩崎山の桜標識が出てきました。この標識の意味するところは、明日10日より始まる桜スタンプ・ラリーの桜の一つのようです。個人的な趣味として、見る為に植えられた桜には惹かれますが(後世見せる桜にさせられるものもありますが)、公園のように見せる為に植えられた植物には無関心なのです。通り過ぎようと思ったのですが、丘の斜面に見える満開の桜は見せる為に植えられたようには見えません。斜面を登って見ました。

高さが6~7メートルほどでしょうか、幹が太くかなりの古木に見えました。頂上までは少しありますが、登っても差して面白くもなさそうなので大急ぎで斜面を下ります。

この史跡の場所は鎌倉時代から明治時代まで霊地として多数の慰霊等がたっている場所と説明に書かれています。スタンプラリーの標識のせいか、3人連れの人が居ました。古舘の桜に向かいます。

桜の道を辿る⑨須賀川市・長楽寺

古舘の桜に向かって長楽寺の桜の標識、一旦通り越したのですがせっかくだからと角を曲がってみます。突きあたりに何とも落ち着いた山門が見えます。山門に足を踏み入れると右手に桜の古木、広々とした境内に心が解放されます。本殿までは40~50メートルは有るでしょうか。本殿の前にも一本桜。。住所:福島県須賀川市桙衝(ほこつき)字宮本172撮影日2013.04.08

石瓦の珍しい屋根が趣のある山門と二十三夜の供養塔が歴史を感じさせます。この門は寛保2年(1742)の建築物のようです。塀越しに姿が整った桜の古木が迎えてくれます。始めて何の気なしに訪れた私達には思いがけない旅の思い出が加わりました。
門をくぐると本殿が見えます。そこにも一本桜、春こそがこの寺を訪れる最適の時のようです。がらんとした境内には空間があるだけです。
本殿の前には池があって形ばかりの石橋が掛っています。
古舘の桜に向かうべく山門に戻ります。三人連れの桜見物の人にあいました。この方達とは古舘で再会することになります。
本殿の小さな石橋から山門の芳香を見ます。この桜は今満開の時期を迎えたようです。
桜の道を辿る⑩須賀川市長沼地区・古舘の桜

様子を大変心配していた古舘の桜との一年ぶりの再会です。去年見た時は大震災の影響なのか花付が悪く、春の勢いが感じられなかったのです。

駐車場がすっかり整地され様子が一変、何処に止めて良いかまごまごしていると桜の下で農作業をしている人がしきりに大きな声で何かを言っています。どうも今の場所に止めて良いと叫んでいるようです。ロープで入れなくなっている敷地の中の通り道も教えてくれました、そばによって親切にお礼を言いました。古舘の桜の脇の畑で春の農作業をしていたので、お幸せですねと思わず声を掛けてしまいました。青空に大きく枝を張った桜の木は華やかに春の色どりでお迎えてくれました。心配することはなかったのです、数百年生きて来たのですから。撮影日2013.04.09

館の跡と言われる古舘の周りには建物などはありません。広場にただ一本雄々しくたっています。

去年見た時より辺りの景色はずっと華やかです。去年と同じように誰も見る人に居ない桜の木の下に新聞紙を広げてゆったりと昼食をとりました。しみじみと桜との再会を喜んでいます。この一年の出来ごとのあれこれを思います。大方の苦しみは既に飲みこんでしまいその痛みもなんとか収まったようです。孤高の一本桜との再会はこれからの一年のやるきを奮い立たせてくれました。

白河あたりでもそうですが、須賀川でも南北朝時代の遺跡が多く見られます。今でも冬の寒さはかなりのものですが、当時の人々の生活はさぞかし大変だったであろうといつも思うのです。薪を燃やした程度では真から冷えるこの辺りの寒さを防ぐことはできないでしょう。

数百年の間風雨にさらされて命を支えてきた太い桜の幹です。お不動様を祀りたくなる程の感動を与え続けてきているのです。

枝いっぱいに桜の花びらを開かせています。孤高の桜の古木の一年で最も誇らしい季節です。長楽寺で会った3人連れの人がやってきました。御殿桜を聞かれたので場所を教えてあげました。撮影日2013.04.09
桜の道を辿る⑪須賀川市長沼地区・永楽寺の枝垂れ桜

寺後のエドヒガンザクラ明るい内に村まで戻ろうと最後に去年立ち寄って大変気に入った長沼の松屋菓子店に寄る事にしました。小ぶりで工夫された和菓子は大変美味しく気にいっています。吟味された和菓子なのに価格が殆ど¥100以下、サイズが小さいとは言え極めて良心的です。このような地元の味に出合える事は極めて楽しい思い出になります。13個ほど買って、たしか¥1.050と記憶しています。外観も、そして口に入れれば更にそれぞれの菓子に心がこもっている事は見てとれます。撮影日2013.04.09

色が濃い目のエドヒガンは日当たりの良い面だけが僅かに咲いているだけでした。最後は松屋さんの和菓子を買ったことが最も印象的な出来事になってしまいました。

本堂でお参りをします。左側の墓地では地震の為かまだ墓石が数個転倒したままになっていました。
境内に明10日から始まるスタンプ・ラリーのセットが無造作に置かれていました。松屋さんで聞いたら今年の景品は須賀川ボタン園の入場券だそうです。個人的には去年のタオルが良かったと思っているのです。

一本桜を見ていたら止まらなくなってしまって那須町、白河市、須賀川市と県境の町をまたいで桜の道を辿る事になりました。庭の植木の剪定や畑を耕すために村に来ましたが、全て中途半端になってしまいました。又たくさんの桜と再会できた方が余程心に残る思い出です。村に帰り着いて日暮れまで大急ぎで庭木の剪定をやりました。2013年の桜の道を辿る①②を終わります。撮影日2013.04.09

03/15/2014
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①白河市
楽翁桜 24年分
乙姫桜 24年分
清源桜 24年
①那須町
岩観音の桜
寺子の桜 24年
②須賀川市長沼

⑥横田陣屋御殿桜    24年度分

⑦護真寺 24年度

⑧岩崎山史跡公園
⑨長楽寺
⑩古舘の桜 24年分
⑪永楽寺 24年度分

 

 

 

 

 

 

 

 

概念図