街の猫の額のようなポットの中でヒメヒオウギが可憐な花を咲かせてくれました。街の劣悪な条件にも係らずよくぞ咲いてくれたと感謝、か細い姿に賞賛をおくりました。
ヒメヒオウギはその咲き方がいかにも可憐で、野草の趣があります。風に揺れる風情は山の景色にいかにも似合いそうです。澄んだ大気と自然の中ならどれほどの花を咲かせるかと、村への移植を何度も試みましたが育ちません。残念ながら寒さに弱いようです。村にはヒメヒオウギスイセンが代わりに植えられています。
赤と白、2色の可憐な花は街の知り合いからの貰い物です。水やりを心がけて、春の一年ぶりの再会を待ち望んでいるのです。2009.05.07