奥の細道をたずねて那須の細道・遊行柳の由来
(上段)遊行柳につていの故事略歴を芭蕉句碑の横に立つ石碑説明板から抜粋しました。かなり詳細

に書かれていますので、多くの文人たちをひきつけた遊行柳の伝承がお分かりになると思います。

(下段)ただ、芭蕉が西行に憧れてこの歌枕の地を訪れていますが、私の選んだ参考書(下段の”奥の細

道をあるく”)の説明が納得のいく史実に近いものではないかと感じています。

田村神社十念寺相良等窮かげ沼乙字ケ滝

関の城下町追分の明神白河の関境の明神遊行柳殺生石二宿の地

”街歩く”に掲載の深川七福神は、芭蕉が生活した地域とほぼ重なります。俗を捨てて孤独な精神世界の中に沈み込んでいった場所、いわば奥の細道のゆりかごの地でもあります。それなら、深川を旅たって向かった奥の細道の風景は、一つながりとして見た方が(芭蕉の心象風景も含めて)分かりやすいのではと思いました。クリッカブル・マップを同じページにおきましたので、深川と奥の細道の風景を行き来していただければと思います。