前の沢の流れで採ってきたフキを洗っている時に見つけました。目の端に白い花が見えます、庭の片隅の道路との境に住処を見つけてノコギリソウが生き残っていました。いつも面倒で草刈り機で雑草と一緒に刈り取ってしまっていたのでいつの間にか目にしなくなっていました。草刈り機の歯が届かない隙間に数本の花が残っていました。
沢山のフキは採る時は夢中になって鎌を振るうので、その量を自覚するのはの後始末の時です。亀の子だわしでフキの表面を冷たい沢の水で洗う作業は腰が草臥れます。腰を伸ばして暫く花弁に目を近づけて眺めてみます、しみじみと見ればどんな花でも人の心を和ませる力があるようです。折角生き残ったこの花は残してあげないといけないと思います。2016.06.28