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エイザン・スミレ
 

キンモクセイの木の下の山野草のテリトリーの中でエイザン・スミレが大きな桃色の花弁を開かせていました。周りでは大好きな可憐な山野草がその開花の順番を待っています。春の深まりと共に一斉に花を開かせれば、背丈の低いエイザンスミレも陰に隠れてしまいます。既に画面左にはクマガイソウの芽が見えます。エゾ・エンゴサクの群落も見えています。密やかにそして鮮やかに咲く姿もほんの数日間の輝きです。2013.04.23

掲載済みデータ
このあたりのスミレの中では女王の風格があります。近くの家の広大な畑の片隅に群生していました。持ち主は綺麗だとは思って草刈の時にも、可憐な花を残して刈り取っていたとの事ですが名前までは知りませんでした。2株ばかりいただいて植えてみました。花が大きく薄いピンク、見た事もない花でした。
ノジスミレとは明らかに異なる花でしたので、図鑑で調べたところエイザンスミレだと判明しました。今では種が飛んで木陰の涼しげな場所で沢山増えています。ヤブ・イチゲも可憐で魅惑の花ではありますが、花を小さくつぼめて咲くエイザンスミレの静寂に軍配を上げます。

カメラがいい加減で三脚も無しに撮影したためにピントがぼけてしまいました。18リットルの塗料用空き缶が倒れかっているのも風情を減じているようです。来春は準備を整えて大好きなスミレを撮影したいと思います。

07/28/2019
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