エゾエンゴサク
エゾ・エンゴサク
ヤブ・イチゲ
キンモクセイノ木陰は山野草の領域です。ほどほどの日当たりと木陰とのバランス、風通し等が山野草には快適なのでしょう。エンゴサク(左側の大き目の丸い葉っぱ)は山に出掛けたときに河原で見つけたものです。薄い紫色のロート状の花を咲かせます。数年で随分と増えました。地元の人に聞いたら雑草を取って喜んでいるというような顔をされました。

花が開きだすとエンゴサクを採取した川での思い出が眼前に広がってきます。山の端に日が落ちて、闇が広がってくる河原、集落の家からは薪を燃やす煙。遠くの煙なのに、夕餉の匂いまで感じてしまいました。それは家族の食卓を思い出させます、私は突然家に帰りたくなりました。

今年も間違いなく数本の花を見ることが出来るでしょうが、ちょうどその時居合わせることが出来るかどうか。もし私がその幸運に当たったら、写真をとって早速皆様におすそ分けいたしたいと思います。右側の菊の葉のような植物は、白か紺色のヤブイチゲです。2008.4.7

4/12/2008

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