山蕗

カツオ出汁で二日ほどじっくり煮込んでから食べます。私の最も好む箸休め一つです。冷蔵庫で保管しながら大切に食べます。初夏、山で少し硬くなった山蕗を取ろうと思っています。茎に虫が入る直前の硬い山蕗がキャラブキには最適だと思っています。

 

山から採ってきたフキを処理している時に花が落ちたものから芽を出した『山蕗』が、庭のあちらこちらで繁殖しています。村の人々は山の蕗と呼んで、売られている『作り蕗』と区別しています。

貰った木の下には作り蕗が所々はえています。それらを時折折り取って食べています。それはそれで大変美味です。

太い作り蕗と細い山蕗は茎の固さと味わいに違いがあります。細い山蕗は食感と言い味の深みと言い明らかに作り蕗を凌駕します。村の人々が山蕗を選んで食べるわけです。

草刈り機で刈る前に鎌で山蕗をだけを取りました。キャラブキには山蕗が特に合っています。作り蕗では煮込んでいるうちに柔らかくなってしまいます。ちょっと一回りしただけで一つまみほどの山蕗が取れました。横の沢で蕗の表面をタワシで強くこすって筋を落とします。

2009.06.09

07/28/2019
   
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