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菊咲イチゲ

野ボケが根をあちらこちらから出して始末に困っているこの場所は、山野草の適地でもあります。

大切な山シャクヤク、ヤブイチゲ、エゾエンゴサク等が自生しているのですが果たしてどうなる事やら。野ボケに罪はありません、この薄いオレンジの花は高原の村に似合います。菊咲イチゲが元気に育つことを祈るばかりです。

2017.04.26

2014.4.01データ
3月には股上まで雪に埋もれていた村の庭を思うと,可憐なキクザキイチゲが風に揺れて咲く姿は想像も出来ませんでした。朝起きて庭を一回り、喜びの発見が続きます。築山の斜面で一輪のキクザキイチゲを見つけた時は格別な喜びです。春が来たのです。2014.4.01
朝の柔らかい光の中ではまさにひっそりと花弁を閉じるように咲いています。どちらかと言うとこのような咲き方を私は好ましく思うのです。可憐な野草との一年ぶりの再会ほど心躍る事はありません。1メートルも降り積もっていた雪が溶けて咲きだしたのです。 2014.4.01

2013.4.16のデータ

大震災をくぐりぬけた菊咲きイチゲが今年も元気に大きな白い花弁を開かせています。写真では豪華に見えますが、草丈が10〜15センチ程の可憐な野草です。

2本のキクザキイチゲの内、左写真の1本は野草のコロニーである築山の上で、今日の大風に千切れそうに首を前後に振っています。折れもせずに持ちこたえる姿は私に何かを示してくれる姿です。 2013.4.16

他の菊咲きイチゲの1本は、クマガイソウのコロニーに花を開かせています。クマガイソウが芽を出す間に花を咲かせ種を残してしまわなくてはなりません。

村がさまざまな色彩で満たさせる春はもうすぐ、突然地表にか細い芽を出す野草に喜ばされる日々がいよいよ始まります。 2013.4.16

掲載済みデータ

菊咲イチゲ

一年前に植えたキクザキ・イチゲ、厳しい村の雪降る冬を乗り越えて、種が落ちて4本に増えていました。淡々と自然の摂理に従って春が来たから花を咲かせただけだと云うのに、失うことばかりが続く大震災に気分が滅入っている私には大きなプレゼントです。純白の可憐な小さな花に、落ち着いて平常心で生活したらと励まされました。
2010.04.27のデータ

菊咲イチゲイチゲとしては大きくて豪華な花弁の白花です。それでもイチゲ、やはり咲き方に野草の風情が感じられるのです。大きな花弁ながら草丈は通常のヤブ・イチゲとほぼ同じ、雑草の中に埋もれてしまいそうです。ヤブイチゲはキンモクセイの下、この菊咲イチゲはサルスベリの下と離れて植えられています。白花の野草は静かで目立ちませんが、私にはそれが更に清楚な姿に見えて好ましいのです。

2010.04.27

07/28/2019
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