モクレンの花弁が巻き散らかされた下にコゴミが出ていました。

今年は丁度食べ頃に村を訪れたようで、一つまみ採って街に持ち帰る事にしました。早速帰ってから取り立ての柔らかいコゴミをテンプラにしました。春の香りとぬるっとした感触、野草が村の春を濃縮して体の中まで運んでくれたようです。2014.04.2３

庭のあちらこちらにコゴミが透明感のある緑の葉を延ばしています。食べ頃はほんの一週間ほどの短い期間です。たまに訪れる私には難しいようです。それに村の人から季節になると沢山いただけるので、すべて取っても一食分あるかないかの我が家のこごみは食材として考えにくいのです。芽出し頃の透明感のある緑の葉を観賞することで私には食欲を満たすよりも、もっと得難い満足感を得ているようです。2009.04.27