アオキ

何の変哲もない植え木です。それでも枝を落とした木々の冬の庭では得難い緑の木です。これは斑入りの園芸種ですが、未だかって赤い実を付けた事がありません。

多分雌雄があると聞きましたので、どちらか実のならない方なのかもしれません。よくよく見てみると暗緑色の葉に黄色の斑が入った美しい色合いなのです。それでも花木が鮮やかかに花弁を開く頃になると、現金なもので目にする事が少なくなるのです。今朝は、春の雪をまぶされて葉の色のコントラストは更に増しています。柔らかな日差しの中で、庭の木々の主役が常緑樹から落葉樹に代ろうとしています。

2010.3.8

 

   

山から移植した矮性の野生アオキです。大きな赤い実を見つけて植え付けました。何故か年々その実が小さくなるのです。こんなはずではなかったのです。枝は上に伸びず日蔭の裏庭でも横に広げています。輝くような赤い実が大きくなる日を待ち望んでいるのです。

2010.3.8

07/28/2019
 
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