ガマズミ
 

ガマズミはまさにこの辺りの山野では野生の雑木で誰も見向きもしない樹木なのです。最初の内は何でも珍しく、村の知り合いの人の山から何本かを移植しました。5〜6本程のガマズミが植えられています。

これは庭の築山の脇に植えこんだものです。1mにも満たなかったガマズミも今や2mを超えようとする高さに育っています。過ぎ去った年月の長さを実感してしまいます。

このガマズミは実が若干小さめです。どうしても裏庭に植えた大きな実のガマズミに目が行きがちです。勝手なもので、今回は裏庭の大実のガマズミの成りが悪い為この小粒の実に目が行きました。2018.10.17

あきれ返るほど大量の実を付けています。その赤い実は和らかな光を反射してピカピカに輝いていました。

県境の村の秋の気配はあっという間に過ぎて行きます。2018.10.17

 

   
2017.09.26データ
ルビーのような赤い実が輝いていました。9月4日に来た時にかなり切り取った為に実がそれ程多くは残っていませんでした。2017.09.26
   

全く個人的な感想ですが、厳しい自然の中で育つ樹木や花のもつ個性的な美しさは見飽きる事がありません。裏山の緑を背景に淡々と赤い実を枝からぶら下げた姿に見惚れています。2017.09.26

2017.09.04データ
未だ赤みが足らないようですがガマズミが輝きながら赤い実を付けていました。未だ赤みが足らないようですが次に村に何時来るかもわからないので、街に持ち帰る為にかなりバッサリと切り取ってしまいました。2017.09.04

この辺りではどこにでも見られる木なのですが、実の大きさ等に個体差があるようです。5本程植えれていますが気に入っているのは2本だけです。これはその内の1本です。秋の深まりと共に赤みが増してきます。2017.09.04

2015.09.08データ

高原の村は既に秋です。夜は布団無しでは寒くて安眠できません。

ガマズミが真っ赤に身を付けています。静かな花からは想像が出来ない艶やかな姿に変わっています。

今日は一日中雨が降り続くようです。赤い実はテラテラと輝き時折雨の滴をしたたらせています。静かな山の仲での囁かな自然の動きが続きます。2015.09.08

2013.09.24データ

県境の村に秋が素早くやってきました。木々の実が庭の彩です。紅葉の季節はもうすぐやってきます、そして村ではストーブを出して冬支度です。今年の猛暑の記憶は、澄み渡る高い秋の空と吹きわたる高原の風がすっかり運び去ってしまいました。

野生のガマズミを知り合いの山から2本、街の植木屋さんで買った物が1本、3本植っています。街育ちの園芸種と田圃側のガマズミは色合いが今一つ、この山側に植えられたガマズミの光り輝く光沢が一番のお気に入りです。赤い実の表情がそれぞれに違います。見ていて飽きる事がありません。2013.09.24

2枚の緑の葉がグライダーの翼のように見えました。まるで飛び立つような躍動する姿に見えてなりません。

赤くなり出した今はまだ私の目を楽しませてくれます。やがて小鳥たちがやってきて食べつくしてしまうのです。冬枯れ前の一時の艶やかな赤い実の晴れ姿です。2013.09.24

2007.10.03・田圃側のガマズミ
同じガマズミでも園芸種から山の自生種までと種類が多いようです。実の付き方や葉の形状にかなりの違いがあります。
近所の山には沢山自生しており、下の写真のものは知り合いの人の山から移植したものです。上の写真は園芸店で購入したもので、赤い実の付き方・赤色の透明感・葉のさわやかな付き方、全てにおいて山の自生種のものが非常に綺麗です。このあたりの人の全く興味の無い木で庭にあっても見向きもしません。ただ、街の住人の目は移植したガマズミの赤い実を飽きもせずに眺めています。2007.10.3
11/24/2007  
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