ミツマタ

寒さにも暑さにも耐久力のあるアカバナミツマタは今年の気候変動も動じず平然とポンポンのような変わった花を咲かせていました。

野生のミツマタの性質を受け継いでいるであろうこのアカバナミツマタ、切っても切っても枝が出てくる性質は紙の材料には適しているのかもしれません。街に帰る朝、幾つかのアカバナミツマタの花を切り取りました。2018.04.11

2018年4月11日データ

旺盛な樹勢に放置すると枝が野放図に伸びてきます。正月に思い切って枝を切り詰めました。

幾ら寒さに強い花でも未だ少し早いようで、花が開いたばかりのようです。かなり珍奇な花です。2018.04.11

 

2017.04.24データ

寒さに強いアカバナミツマタは少し満開が過ぎたように見えます。芳香が漂い春の華やぎを一層高めてくれます。ただ、如何にも丈夫過ぎるのがちょっと気になります。頼りげない花のように優雅さは感じられません。それでも今ではすっかり馴染んでしまったのでなくてはならない花の一つになりました。2017.04.24

2013.04.08データ
寒さに強いアカバナ・ミツマタが満開です。確か和紙の材料になる程ですから枝を切ってもすぐに他からそれを取り返すほどの勢いで新しい枝を伸ばしてきます。2013.04.08

庭に芳香を漂わせて村の明るい月光の下でもはっきりと見定める事が出来ます。2013.04.08

2014.04.14データ
4月13日の夜11時に高原の村に到着。月光が輝き、冬の名残りの星空が一杯に広がっています。高原の静寂の中で月光の下の花達が鮮やかな姿で迎えてくれました。月も星も黒々と立ちはだかる山も、花々の為の舞台の一つです。2014.04.13

アカバナ・ミツマタが芳香を漂わせて春を告げています。2014.04.14

 

2013.04.08データ

庭の一隅が季節外れのオレンジ色に染まっています。そばに近づくと芳しい香りが辺りに充満しています。未だ冬の気配を引きずっている標高400メートルの村には似つかわしくないほどの鮮やかな色彩の塊です。

しかししっかりと春の到来が近い事を確信させてくれるアカバナ・ミツマタの花の咲き方です。かなり長い間楽しむ事が出来ます。2013.04.08

アカバナ・ミツマタの開花
アカバナミツマタ鮮やかな赤花ミツマタが庭に彩りを添えると、辺りに一段と春らしさが漂います。何とも不思議な花です。少し木に勢いがありすぎるのが難点ですが、春早い季節に赤い花が咲くと元気が湧いてくるようです。思い切り切り落としても倍する勢いで枝を伸ばしてくるのです。2010.4.13
春雪のアカバナ・ミツマタ
アカバナ・ミツマタのポンポンのような丸いつぼみが和菓子のように雪で丸められています。まるで果実のように手を伸ばして取ってみたくなります。あと僅かで赤く染まります。遠くから見るとそれは不思議な様子に見えるようです。2010.3.8
アカバナ・ミツマタとキバナ・ミツマタ
ミツマタの園芸種。黄色と赤があります。赤のミツマタがほしくて街の園芸店で購入し、狭い隙間に植えました。街では成長がいま一つ、花もカタログの写真に比べると貧弱なものでした。日当たりと風通しの問題があったような気がします。村に移植するときには根が砂利に絡んで綺麗に掘り出すことが出来ず案じていました。冬の寒さもあり枯れるかと半ばあきらめていました。ところが村での最初の春、このような花を数個咲かせてくれたのです。それからは年々元気になって、今では毎年枝を切り詰めないと限りなく大きく育ってしまいます。葉より先に良い香りのする大きな花をつけます。遠目から見るとまるで何かの実が成ったように見えます。2008.4.7
ミツマタはかなり強く選定しても、環境に合っているのかいやになるほど元気に成長します。強い生命力を持っていることに驚かされます。切っても切っても枝を伸ばす姿を見ていると、和紙の素材として使われた理由が納得できます。
キバナミツマタ
赤ミツマタより花が少し大き目のキバナミツマタも植えてあります。アカバナミツマタと同じく花が咲きだすと芳香があたりに漂います。
04/18/2019
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