月夜のイワナ釣り (Ⅰ)・2016.05.16

今年初めてのイワナ釣りです。今回こそ畑に種を蒔き、苗を植え付けないと収穫の時期を失してしまいます。たいして収穫があるわけでもないのですが、僅かでも実る姿を見るのが楽しみです。

午前中は野菜の買い出しと那須八幡温泉のツツジを見に出かけました。帰ってから大急ぎで小型耕運機で畑を耕しました。2016.05.16

 

 

 

那須連山の裏側のイワナの渓流ではフジの花が満開でした。2015.05.26

峠を超えて渓流へを向かいます。新緑で溢れかえる峠道ではヤマツツジが満開です。峠を越えて途中の集落で2016年の年間の入漁券を買いました。

 

沢に下りる途中の湧き水の流れの中で今晩のおかずにセリを取りました。2015.05.26

   
この山の斜面の左側を流れる沢に下ります。 薄暗い沢への降り口にはフジの花が咲いていました。

ただでさえ薄暗い谷間を流れる渓流が夕方の気配です。

慎重に流れを辿って上流へと登っていきます。白い毛鉤に大きな手ごたえ、釣竿が曲り魚が見えません。流れを下りながら浅瀬に引き寄せると30cm近くの大きなイワナでした。今年最初の獲物です。

左の写真が30cm近い大きなイワナです。道路に出られる地点までにはまだまだ先があります。暗闇の中を進んでいるとまたまた魚が掛かりました。慌てて魚をネットに入れようとして滑って川に落ちてしまいました。びしょ濡れになって魚を逃がしてしまいました。更に沢を登ってイワナを一匹釣りました。懐中電灯を取り出します。2016.05.16
   

車まで戻り、びしょ濡れの着物を脱いで、運良く積んでいた乾いた着物と着替えました。これからトンネルをくぐります、峠を越えるにはまだまだ暗い山道を走ることになります。

真っ暗な渓谷から空を見上げると月が出ています。ヘッド・ライトでも岩のゴロゴロした渓流を歩くのは苦労します。やっと道路への登り口に到着、道路へ飛び出しました。2016.05.16
月夜のイワナ釣り(Ⅱ)・2016.05.17
夕方まで畑仕事と草刈りをやってから、5月16日に続き峠を越えてイワナ釣りに来ました。峠の山道の森はヤマツツジが満開です。走る車から撮りました。つなぎっ放しの釣竿が写っています。
昨晩のセリを天婦羅のカキアゲで食べたらめっぽううまかったので、今日は鎌を持ってきました。街の知り合いにもあげようと大量にとりました。2016.05.17
今日は山の稜線に雲がか掛かっています。夕暮れが一層早く訪れる印象です。これから沢に降り立つことにします。2016.05.17
イワナの渓流

川底の写真です。イワナはこのような岩陰に潜んで流れてくる水棲昆虫や羽化するカゲロウを捕食します。写真上部の光っている面が水面です。2016.05.17

美しい渓流に降り立つと、流れの先の林の高い木にフジの花が満開でした。寄生する木を追い越す勢いで上へと花房を伸ばしていました。

本来フジの花は上に枝を伸ばす事が良く分かります、藤棚というのは不自然な姿なのかもしれません。2016.05.17

対岸が岩盤になった見るからに大きな淵にやってきました。大きなイワナが潜んでいる気配がします。何度か毛鉤を流しましたがイワナが飛び掛かる事はありませんでした。2016.05.17
少しずつ渓谷に夕方の気配が強くなってきました。絶好の時間を迎えました。かといって、余りながいをしていると暗くなって渓流を歩くのが大変です。程の良い間隔で上流へと登っていきました。2016.05.17
強い流れの下流で30cm近いイワナを釣りました。暴れるイワナをネットに入れて一安心です。今日もこれまでに3匹のイワナを取り逃がしています。2016.05.17
既に足元が暗くなってきています。この流れを更にすぎないとなりません。今日は魚が慎重になっているようで絶好の夕暮れにも毛鉤に飛びつく気配が感じられませんでした。2016.05.17
釣竿の先に月が見えています。何か月が見えると家路を帰りたい気分なってしまいます。今日はイワナの動きが今一つ活発ではないようです。釣りを止めて沢を歩くことに専念しました。2016.05.17
沢の斜面を登って道路を歩いて車を止めた場所までやってきました。暫く月を目指して峠を越える事になります。夕飯が待つ家を目指します。2016.05.17
 
07/03/2016
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