雪の下野菜
冬になると村に来ることが少なくなります。晩秋の頃・雪の降る前に、小さな畑を耕して野菜を植えてから街に帰ります。正月に訪れたときは小さな野菜が、凍りつく外気の中でいじけてたっていました。果たして大丈夫かと思うほど頼りない状態です。暫くすると雪が降り積もり、雪の下でゆっくりと成長して春にはこのような瑞々しい野菜が出来上がります。柔らかくてとても甘みの強い野菜を収穫している時は、村の暮らしの本当の豊かさを感じます。多分写真左から菜花、小松菜、アスパラ菜だと思いますが、生で食べたりさっとお湯を通して食べたりします。濃密な味や甘みや新鮮さをもつ雪の下野菜(勝手に名前をつけています)、街で購入する野菜はまるで別の食べ物のような気がしてしまいます。2008.04.11
4/12/2008