村の近くには今でも製粉工場があります。そこで買うとそば粉が大変安価です。時々失敗する素人には最適、かといって十分な香りと風味をもったそば粉です。
そのそば粉400グラムでそばを打ちました。村で春を迎えたお祝いです。
カボチャにアスパラガスの野菜の天麩羅とフキノトウの天麩羅でそばを食べました。400グラムの蕎麦はこの大きなざるに3回分あります。
自家製の梅酒で乾杯をして気合を入れてそばと天麩羅を楽しみました。
白玉粉と混ぜてヨモギの団子を作りました。前もって茹でておいた小豆の中にいれます。そばで満腹したのですが、これは別腹のようで美味しく食べられました。春の野草を思い切り味わった一日でした。このような時、村で暮らす幸せを強く感じるのです。2014.04.01
洒落れたレストランの美味しい料理も良いでしょうが、このような食べ物を口に入れた後では種々雑多の食材と調味料で味付けされたそれらがどこか薄ぺらな食べ物に思えてきてしまいます。もちろん高級な料理を食べた事がないのでこれはテレビなどからの印象を基にしている知識ですのとんでもない誤解かもしれませんが。殆どが3世代から4世代で暮らす家、高齢者でもやるべき仕事があり頼りにされている社会、それらを目にすると村の人々の暮らしの豊かさをとても羨ましく思うのです。2014.04.01