土手のジョギング・サクラソウと桜そして野の花 @ Aへ
2023年3月28日・土手のジョギング@・ 立ち入り禁止の場所に咲く山桜とサクラソウ

 

一週間前の3月20日、毎年春恒例の中山道から海までのジョギングを無事楽しむ事が出来た3月27日、何時もの土手で足腰の様子を調べるために出かけてみました。

ジョギングを始めて足腰に問題は見られない事が分かり一安心。海までのジョギングに気をとられすっかり忘れていた間に春の気配が馴染みの土手の風景にも色濃く表れていました。

ジョギングを始めて思いもよらなかったサクラソウが密やかに花を咲かせて迎えてくれました。格別それを見るために訪れる人の姿は見られません。

加えて優雅なナヨクサフジが紫の花を始めとした野の花も一斉に花を咲かせてくれていました。
2022.03.27

土手のジョギングとサクラソウ自生地 アルバム・ページ

2022.04.03

サクラソウと野の花 ”土手のジョギング・サクラソウと野の花@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。

2022.04.03

土手の野の花一覧をご参照ください。文中の植物の名前が違っている場合もあります。

10:37・ジョギングをスタートして緩やかな坂を土手へと登りだします。何気なく右手に目をやるとサクラソウの自生地が少し華やいで見えます。

すっかり忘れていましたが、サクラソウの季節が訪れていたのです。往路はジョギングに集中する為にと自制したのですがシャッターを押すことが止めがたく道からカメラに収めました。

2022.03.27

この地のサクラソウは国の特別天然記念物として自然の状態を保ってその姿を見せてくれます。サクラソウだらけという事は無く広大な河川敷の中に広がる穏やかな自然の風情の中に咲く花です。

帰路にゆっくり見ることにして土手に登りました。

2022.03.27

11:21・土手に登ってからはかなりの野の花が雑草の中で春を迎えている姿を楽しみながらジョギングを停めないように心がけて進みます。

5.5km程の折り返し点が近くなりました。土手の黄色の菜の花が目の端まで続きます、そしてその先は先週海までのジョギングで私を励ましてくれたスカイツリーが遠くにかすんで見えました(写真でははっきり写りませんでした)。

2022.03.27

11:22・自然の状態を保つために立ち入り禁止となっている土手下の林の中に山桜と思える花が咲いていました。帰路ゆっくり見る事にしてジョギングをしながら一瞥、シャッターを押して折り返し点に向かいました。

 

2022.03.27

11:23・爆音が聞こえたので大きく広がる空を見上げると訓練のヘリコプターが飛んでいました。

2022.03.27

11:25・人の立ち入りの禁止の湿地のへりにも山桜と思われる花が見られます。保護されたこの地に人の手で植物が植えられることは考えられないので増水時に上流部から小さな根や種などが流れて来て根付いたのかとも思いました。野鳥などの手助けも考えられますが、自然の中で咲く格別の美しさを感じさせてくれる咲き方が良いと思いました。

ところどころに同じ花が見られます。

2022.03.27

11:37・約5.5kmの折り返し点からの戻り道のジョギングをしながら往路目に入れていた野の花をゆっくり見ながら戻ります。

道端に咲く西洋タンポポの黄色の花が目に入りました。

2022.03.27

11:38・折り返点近くの細く続く土手道の両側にナヨクサフジの大群落が広がります。

野の花とは思えない高貴な紫色のナヨクサフジの群生地が土手一面に広がっている場所にやってきました。咲き始めの美しい紫色の花房が辺り一面に広がっていました。

 

2022.03.27

未だ蛇の季節には早いと思うのでナヨクサフジの群生の中に入り込んでシャッターを押しました。

2022.03.27

11:39・ヤセウツボの奇妙な茎が立ち上がっています。地中海沿岸原産の帰来植物で、他の植物に寄生して生きると図鑑等に書かれています。土手は正に現在の世界の動きの一端を見せてくれる場所でもあるようです。

2022.03.27

11:47・ナヨクサフジの群落の中、時折薫風の吹く土手の上にネズミムギの穂があちらこちらに目につきます。風に穂を揺らしていました。

 

2022.03.27

11:43・咲きだしたばかりのヒメオドリコソウが花を咲かせていました。咲きだしたばかりの花と葉の色との組み合わせが目を惹きます。

2022.03.27

11:44・小さな白いハコベの花が咲いていました。目を近づけてカメラのピントを合わせました。

 

2022.03.27

11:47・何故か土手に時折スズランスイセンの花が見られます。やはり上流から増水時に流されてきたか土手の工事の折に紛れ込んだか、それにしても可憐な花からは想像も出来ない植物の生命力には驚かされます。

2022.03.27

11:51・土手の途中に建つ土手の野草の案内板、立てた時より野草の種類がかなり増えているのか目にする花の多くが説明版には見られません。

2022.03.27

11:54・往路土手下に見えた山桜を見るために土手の石段を下りてみました。立ち入り禁止のロープの前から一本の山桜を見上げてみました。近くで見る桜を囲む自然は互いがせめぎ合うかなり厳しい環境に見えました。

2022.03.27

 

11:55・足元にオオイヌノフグリの小さな群落がみえました。嬉しい事にアカマダラが私の存在に気付かないのか懸命に蜜を吸っている様子です。出来る限りコンパクト・カメラのピントを合わせて写真を撮りました。

私が立ち去っても未だ動く気配もありませんでした。

2020.03.24

アカマダラからカメラを本来の目的である山桜に合わせます。やはり野に咲く桜は良いなとつぶやきながら暫く見上げていました。

土手を降りたこの地には勿論辺りにも人の気配もありません。心行くまで野の桜を鑑賞出来ました。

2020.03.24

11:57・アカマダラがまだ蜜を吸っている近くのオオイヌノフグリの写真を撮りました。

2020.03.24

 

11:57・オオイヌノフグリと隣り合ってハコベの白い花が一緒に咲いていたので再度カメラを向けました。よくよく目を近づけて見ないと花弁の様子が見えないほど小さな花です。

2020.03.24

11:59・土手の上に戻りジョギングを再開しました、土手下の水際に山桜が数本纏まって咲いていました。

水面を背景に咲く山桜の風情ある姿に思わず足が止まります。

2020.03.24

12:01・往路の土手には菜の花が咲き出し斜面を黄色に染めていました。これから戻る出発点までは残り約4km程、少し川風が冷たいせいなのかこの辺りから先の土手には未だ野の花が殆ど咲き出していません。

2020.03.24

12:03・先程通った折り返し点方向を振り返りスカイツリーを写しました。目では橋の左部分あたりにはっきりとその姿が見えるのですが小さなカメラでは上手く写せませんでした。

2020.03.24

上の写真のスカイツリー部分を拡大してみました。鉄塔の右にはっきりと其の姿を見せてくれます。帰り道でも暫くの間スカイツリーはその姿を振り返る度に表してくれます。

2020.03.24

12:18・ニラバナが咲いていました。園芸種をわざわざ植える事は考えられないので上流から流れてきた可能性が高いと思われます。工事の折の土に混ざっていた可能性も考えられます。

2020.03.24

12:36・野の花が少なくなったので途中からジョギングに集中して進んでいると土手下に雉の姿が見えました。往路土手の中程で姿を見かけて写そうとズームでピントを合わせている間に姿が見えなくなったキジに違いありません。

今回は土手の下でかなり離れていますが何とかピントを合わせて写す事ができました。草叢に首を入れて懸命に餌をさがしているようです。

2020.03.24

反対側の土手下に又山桜が見えてきました。個人的には桜並木よりこのような桜の姿が好みなのですっかり花見を楽しむ事が出来ました。

2020.03.24

出発時に目にした桜草の自生地に戻ってきました。相変わらず人影は見られません。隣接してあるかなり広大な国の特別天然記念物の桜草自生地の予備だと聞いた覚えがありますが確かではありません。

この桜草自生地を見ているうちに昼食は隣の広い桜草自生地で楽しむ事を思いつきました。

2020.03.24

隣の自生地は周囲に桜並木が見られてかなり人混みが推測されるので此処の桜草をゆっくり楽しむ事にしました。昨夜来の雨が作った水溜りが何とも良い風景を生み出してくれていました。

2020.03.24

仕切りのロープ近くに咲く桜草を写しました。ほぼ野生の状態で雑草の中に群落をあちらこちらに作る咲き方に見惚れてしまいました。

2020.03.24

3月20日の中山道から海までの35km程のジョギングでの体調を見るために一週間後に出かけた馴染みの土手では桜草と野の花の季節に移っていました。予想もしていなかった驚きとそして野の花との久し振りの再会を大いに堪能する事が出来ました。ジョギングの終了後、隣接するかなり広い国の特別記念物の桜草自生地に向かい昼食を摂る事にしました。Aに続く

2020.03.24

04/25/2023
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サクラソウと桜そして野の花@
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