サクラソウと野の花　”土手のジョギング・サクラソウと野の花�@”掲載の画像は左記アルバムよりご覧ください。尚、土手のジョギングとサクラソウ自生地と併せて掲載申し上げました。

２０２２．０４．０３

一週間前の３月２０日、毎年春恒例の中山道から海までのジョギングを無事楽しむ事が出来た３月２７日、何時もの土手で足腰の様子を調べるために出かけてみました。

ジョギングを始めて足腰に問題は見られない事が分かり一安心。海までのジョギングに気をとられすっかり忘れていた春の気配が馴染みの土手の風景にも色濃く表れていました。

ジョギングを始めて思いもよらない事にサクラソウが密やかに花を咲かせて迎えてくれました。格別それを見るために訪れる人の姿は見られません。

加えて優雅なナヨクサフジ紫の花を始めとした野の花も一斉に花を咲かせてくれていました。

�@の土手のジョギングでの桜草等の野の花を見てから�Aでは隣接する国の特別天然記念物のサクラソウを見ながら桜の木の下での昼食を存分に楽しみました。
２０２２．０３．２７

土手のジョギングを終了して隣接する国の特別記念物のサクラソウを見るために訪れて見ました。公園に植えられた桜並木は満開の時が過ぎてかなりの桜が花弁を散らせていました。

２０２２．０３．２７

平日の事もあり案じたほどの混雑は見られません。桜の木の下にマットを広げて昼食です。

２０２２．０３．２７

マットの下は雑草のクッションが生み出す心地良い草原が広がっています。持参のポットのお茶を飲みながらおにぎりをほおばり辺りの桜を見ながら口を動かします。すんなり食べ物が胃袋に落ちていく心地良い一時をじっくり感じながらの至福の一時でした。

２０２２．０３．２７

１３：４１・昼食を終えて荷物を車に戻しサクラソウを見に出かける事にしました。

この場所は”国指定特別天然記念物・田島ケ原サクラソウ自生地”と呼ばれる河川敷で周囲は公園になっていて桜の並木が見られます。

地面をサクラソウで覆う場所ではなく、自然の状態を保つよう作業員の人達やボランティアの人等が維持管理を行っている自生地です。２０２２．０３．２７

昼食を楽しんだ場所から最も近い場所から見てみる事にしました。

自生地を一見して日当たりや温度等の関係か、先程ジョギングの折に見たサクラソウより生育が若干遅いようで未だ花の数がかなり少ないようです。

２０２２．０３．２７

仕切りのロープの近くで何とか一群の桜草を見る事が出来ました。花の数の少ない事は咲き始めの最も可憐な花の姿を見られる事でもあります。

先程かなり咲いているサクラソウを見ているので二つの花の姿を見る事が出来て幸運です。

２０２２．０３．２７

１３：４３・一つ目の桜草自生地を見終わって桜並木の中を散策しながら次の自生地に向かいます。

２０２２．０３．２７

１３：４３・足元の草叢にはオオイヌノフグリが一面に群生していました。

２０２２．０３．２７

１３：４５・次の自生地は極めて広大で６〜７ケ所程にロープで区切られその間の通路を通りながら自生したサクラソウなどの野の花を見る事が出来ます。この季節は一面が黄色いノウルシの花で覆われていました。

２０２２．０３．２７

１３：４８・ノウルシの勢いに押されて咲き出したばかりのサクラソウの姿を見つけるのはかなり至難の業です。

２０２２．０３．２７

１１：４９・時折ノウルシの勢いが及ばない草叢の間にサクラソウが群落を作って姿を見せてくれます。

２０２２．０３．２７

１３：４９・黄色いノウルシの花と艶やかな桜草の花が互いにバランスをとりながら咲いています。

２０２２．０３．２７

１３：５０・黄色のノウルシの花が咲く広大な草地の中にエアー・ポケットのように開けた場所にサクラソウが群落を作ってテリトリーを保持しているようです。

２０２２．０３．２７

１３：５１・自生地の真ん中あたりに案内板が立っていました。これによれば荒川流域にはかってこの地以外にも多くの自生地があった事が書かれています。多くが消滅してしまったようです。

確か江戸の物語でこの辺りや隅田川流域から江戸の町に季節になると桜草売りが現れる話を読んだ記憶がありますが、説明を読んでさもありなんと納得しました。

２０２２．０３．２７

１３：５２・この辺りの自生地ではノウルシより雑草の緑が旺盛にテリトリーを広げていました。そのためかサクラソウも息苦しさが無いように見えます。かなり勢い良く多くの花が咲いていました。残念ながら仕切りの柵からかなり離れた場所に咲いているので花の姿をはっきり見る事は叶いません。

２０２２．０３．２７

２０２２．０３．２７

１３：５８・ムラサキサギゴケが散策路の脇に大きな群落を作っていました。当然歩く人に踏みつけれる事になりますがそれを全く意に介さないように勢いよく優雅な唇状の紫色の花を咲かせていました。

２０２２．０３．２７

１４：０１・サクラソウの花の盛りの頃には最も多くの花が見られる場所を回りましたが未だ季節が早いらしく中々花を見られませんでした。

公園の桜の木の下を通り抜けながら少し公園の外れに位置する自生地を回りながら車に戻ることにしました。

２０２２．０３．２７

１４：０８・ノウルシの姿が余り見られない草地のせいかかなりのサクラソウが見えますが殆どが遠くの場所に咲いている花でした。

２０２２．０３．２７

１４：１０・サクラソウ自生地の周遊は終わりを迎えました。思ったほどの混雑も無くゆっくり自生地の野の花を観賞出来た事は幸運でした。

２０２２．０３．２７

１４：１３・車の近くまで戻ってきました。最後に食事を楽しんだ桜の写真をカメラに納めて今回の”土手のジョギング・サクラソウと桜そして野の花”の一日は終わりとすることにしました。

２０２２．０３．２７

一週間前の３月２０日に挙行した、中山道から海までのジョギングの折の体調の具合を見るために訪れた土手のジョギングはサクラソウと野の花の姿を見ることが出来た思いもしない幸運な時間となりました。久しぶりの野の咲く花々の健気な姿に勇気づけられた一時でもありました。２０２０．０３．２４