植木屋さんの町① ②へ

3月17日仕事の手が空いたので又植木の町を訪れました。花の季節は丘陵地帯にあるこの植木屋さんの町全体に色彩と花の香が溢れています。ホーム・センターで売られているポピュラーな樹木もありますが、それに飽き足りなくて珍しい種類の花木がお目当ての人が多いようです。植木屋さんの数がどれほどあるか知りませんがちょっと広めの敷地の家は植木屋さんです。大量の種類を扱っている植木屋さんからちょっととっつきにくい造園の専門家相手の店まで種類もきりがないほどです。一見取っ付きにくい地下足袋姿の専門的な植木屋さんでも尋ねると植える時期・手入れ等を専門的に懇切丁寧に教えてくれます。2009.03.17

カンザクラはあちらこちらで満開です。そろそろソメイヨシノに切り替わる季節を迎えます。

このようなカンザクラが無造作に会社の庭や普通の家の庭・植木屋さんの敷地に植えられています。ちょっと歩けばどこに行っても見られるのです。

そして心地良いのはそれを大声で観光資源として宣伝していないことです。植木を売る事がこの街の産業なのです。この町を知っている人々が静かに散策しながら眺めています。

丘の小道を切れ込んではいって行ったら雑木林の中に満開のカンザクラが数本。大勢の人々の混雑の中で見る公園の桜より、ひっそりと緑の中に佇んでいる薄紅色の花を好みます。散る花びらの風情が心にしみこんできます。一つの季節を迎えそしてそれが去っていきます。


一度村の植木好きの人をこの町に連れて行った事があります。沢山の植木屋さんに興奮して落着きがなくなりました。

敷地の広い田舎の庭に植えてみたい珍しい花木があまりにも多く、目をきょろきょろしていました。村の植木屋さんでは目にした事もない珍しい種類が多かったようです。

広い敷地の家には沢山の花木が無造作に植えられています。 このような植木屋さんが多分50軒(80~100軒かもしれません)以上あるのではないでしょうか。
植木屋さんによって取扱いの木の傾向があるようです。ここでは常緑樹が目立ちます。 ここはバスが通る道ですが、これからの季節は両側が花木の洪水になります。

満開のムラサキゲンカイ・ツツジを見てしまいました。村には3代目が植えられていますが、いつ何時ネッキリ虫にやられるかしれません。

春の陽気につられてもう一本植えても良いかと思ってしまいました。前回もムラサキゲンカイを買った植木屋さんの組合の店に散策の途中行ってみました。案の定樹高50センチほどのものが5本、1メートルのものが3本残っていました。あわてて車に引き返して再度植木屋さんに戻りました。樹高の高い方で¥2,500、低い方で¥2,000、前に買った時より安くなったような気がしました。2009.03.17

 

下の写真のムラサキゲンカイ・ツツジは既に盛りを過ぎています。その後ろにあるつぼみのものを買いました。買った時は焦っていたので色を良く見ませんでした。もしかして希望より紫が薄いような気もして心配です。数年前、2代目のムラサキゲンカイが倒されたときに1本買ったゲンカイツツジの紫色が薄いのです。大変元気に育っていますがどうもサクラゲンカイ・ツツジと云う種類のようでした。それで更に3代目を植えたのです。これは4代目という事になります。2009.03.17

 

猫の額の街の空き地に仮植えしていたムサカキ・ゲンカイ(3月17日購入)が暖かい陽気に満開となってしまいました。

冬枯れの村の景色の中で咲かせてあげたいと思ったのですが残念な事をしました。春を待ち望んでいる村の人と一緒に街の春を実感できたのに。来春まで一年待ちましょう。

2009.03.21

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