帰ってきたヒットラートップ・ページに戻る

 

有楽町・TOHOシネマの看板

月曜日の熱さが嘘のような7月5日・火曜日、これなら出かけられると有楽町に出かけて映画を見る事にしました。”銀座でランチ”という私が頼りにしているサイトで探したイタリアンで昼食を食べてから見ようと少し早めに家を出ました。行列してまでは食べたくないのと、忙しくて食べた気がしないのと、探すのに時間が掛かるからなのです。

どうも有楽町駅に早く着いてしまったので映画の切符を買っておいてからゆっくりイタリアンと思っていたのですが、5分で開演と言う11時10分に窓口で切符を買ったので面倒だからとそのまま昼食抜きで映画を見る事にしました。TOHOシネマの前のコンビニで慌ててパンを買って映画を見る事にしました。 2016.07.05

有楽町駅からシャンテシネ
日比谷側の出口を出ると、都心の一等地に小さな有楽稲荷があります。良く残したものだと何時も感心しながらその横を通っていました。余りにも不信心なので初めてお参りをしました。 11時ですがガード下の飲食街にすでに二つの行列が出来ています。後30分待つのでしょう。まだ、有楽町から新橋に掛けて人々の暮らしが感じられる街が残っているのは嬉しい事です。
 

有楽町の晴海通りに掛かるガードを横に見ながら新橋方面に向かいます。何時までこのような風情が残されるか分かりませんが、居心地の良い街が残されると良いなと思っています。

ガードをくぐって進むと銀座4丁目、右に進むと皇居・桜田門方面に行くメイン・ストリートです。ウサギ小屋の住人の私が言っても何ですが、有楽町や新橋が有ってこその銀座だと思うのです。 2016.07.05

帰ってきたヒトラー
大好きな日比谷のシャンテシネで評判の映画”帰ってきたヒトラー”を見に来ました。少し早く着いたので、昼食を後に回してチケットを買って映画館に入りました。人気の高い映画のせいか平日の昼間にしては客席がかなり埋まっていました。2016.07.05  

世界中の人に忌み嫌われているヒトラーが、総督時代の地下室跡地で現代に蘇った設定で物語は始まります。始まりはコメデイーに思えて映画館に笑いの波が広がります。

やがて話が核心部分に近づくと笑いはほとんど無くなってきました。

テレビ局が取り上げた事で一躍ヒトラーの物まね芸人と思われ人気を博する生き返った本物のヒットラー。政治的決断の結果が惨いものでも、大衆を引き付ける魅力とそれを支持した大衆も一種の共犯者であった事が暴かれていきます。

極めて浅学な私の感じなのですが、英国のEC離脱やヨーロッバをはじめとした世界での人種間の確執、トランプの言動など劇中のヒトラーの言葉が示唆する出来事がリアルに起こっているような気がします。近頃の何処か危ない雰囲気を薄々感じているせいか、私も途中から笑いを引っ込めて映画を見ました。勿論映画一つは極めて小さな情報ですが、口当たりの良い心地良い言葉や憎めない人柄の政治家にも注意が必要な事を、映像でリアルに見せてくれたと思いました(私にも思い当たる事があるものですから)。

私は大変良い映画だったと思いますが、死んだ人が主人公と言うような架空の設定が受け入れがたい家人は余り楽しまなかったようです。個人的には楽しめる映画で、少なくても先日見た”マネー・モンスター”よりは上だと思いました。そしてヒトラーを演じだ俳優の演技が迫力とリアリテイーと愛嬌があって、この映画の質を上げるのに随分力が有った様に感じました。TOHOシネマズシャンテ住所:東京都千代田区有楽町1-2-2 シャンテ・シネ 2016.07.05

すし三昧で昼食
有楽町のガードをくぐると線路沿いに細い路地。こんな都心の一等地に不思議な空間が広がっていました。2016.07.05

銀座8丁目のイタリアンを探したのですが見つける事が出来ませんでした。線路沿いには沢山の食べ物屋が並んでいるのですがどこが良いのか分からないので映画館の近くにあったすし三昧に戻ってランチを食べる事にしました。2016.07.05

随分昔、何度か築地の場外のすし三昧で食べた事があったので味と値段は釣り合っていると思っていました。

ランチの握りで、たしか家人が¥900、私が¥1,100のものを頼みました。この値段で付け出しと、銀杏の入った茶わん蒸しと赤だしが付いていました。腹を満たすには十分です、味は昔食べた築地場外のものより落ちるような気がしましたが昼のランチだとこの程度かも知れません。近所のサラリーマンたちが途切れず訪れています。2016.07.05

すし三昧から有楽町駅に向かう小さな通りに数本の百日紅の並木が続きます。赤い百日紅が咲いていました。

コーヒーが飲みたくなって映画館の前のコンビニに立ち寄り、Lサイズのコーヒーを手に広場のベンチに座りました。2016.07.05

シャンテシネ横の広場

 

シャンテシネの横に小さな広場があって、今はスターバック・コヒーがあります。残ったスペースにゴジラの像が立っています。ゴジラの後には、4月に”スポット・ライト”を見に来た時にはこれほど高くなかった巨大な建物が広がっています。映画とは違って、当然ゴジラは後のビルより巨大ではありません。ゴジラのネーム・プレートには”このゴジラが最後の一匹だとは見えない”と刻まれていました。ゴジラの逆襲が有るのかもしれません。2016.07.05

ハリウッドのチャイニーズ・シアター前の通りのように俳優の手形が埋め込まれていました。何時も人が居るので遠慮していたのですが、今日は誰も居ないので一部を撮影してみました。

手の大きさが一見小さく見えたので、実際に手を当ててみたら実部のサイズのようでした。2016.07.05

     

人柄が表れているような手形です、最も映画の中から感じたものですが。高倉健は依頼にこたえようとして小指をいっぱいに開いているように見えます。三船敏郎は相撲取りの手のように力強さが感じられます。2016.07.05

東京駅丸の内口

有楽町駅前のビッグ・カメラを覗いてから丸の内を散歩しながら東京駅までやってきました。家に帰る電車のホームの前には赤レンガの駅の壁が見えました。

まだラッシュ・アワーには間があるのでゆっくり座って電車に乗ることが出来たのはラッキーでした。2016.07.05

07/06/2016
Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved.
本日カウント数-
昨日カウント数-