物語は悲惨な幼少期を過ごし無実の罪で刑務所に入ったピアノの天才少女と老ピアノ教師の話です。ピアノ教師もナチ時代に大きな心の傷を負っています。二人の人生には絶望的な閉塞感があります。刑務所での理不尽な虐待に怒り狂う少女とその才能の開花に掛けるピアノ教師。淡々と接する教師の姿はヘレン・ケラーとアン・サリバンの”奇跡の人”を思い出してしまいます。映画が終わっても、その先は考えて想像して悩まなくてはなりません。数日は結末の先を想像する楽しみが残されます。
題名の”4分間・・・・”はこの最後の結末に関わりがあります。筋が少し分かりにくい事があり(これは私の理解能力に問題があるのかもしれませんが)、私の個人的な評価は100点満点で80点位でしょうか。ちなみに近頃見た映画で最も面白かった”麦の穂を揺らす風”が90点、”4分間のピアニスト”も心を強くつかんだ良い映画でした。ドイツ国内では大変評価の高い映画だそうです。映画の公式ホーム・ページhttp://4minutes.gyao.jp/top/
2007.11.26