本堂で手を合わせて祈りました。何という事でもないのでしょうが、この行為の後はどこか心がすっきりとなるのです。それは極めて居心地の良い感覚です。
その理由も類推は出来るのですが、そのようなことを詮索せずに無心に手を合わせようと決めているのです。納経をお願いして更に境内を散策します。 |
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長泉院の庭は綺麗に整えられています。三つ葉つつじとハクレンが満開です。近くの清雲寺まで歩いてみることにします。 |
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寡聞にして私は知りませんでしたがかなり有名な桜の名所のようで、桜の季節には多くの人が訪れるようです。秩父札所の桜で検索して偶然見つけました。ここは札所に入っていなかったので分からなかったようです。清雲寺住所:秩父市荒川上田野6902013.04.01
秩父ナビと言うウエッブ・サイトの記事によれば清雲寺には約30本の桜が植えられているそうです。伝承では樹齢600年(1420 年)清雲寺創建の折に植えられた桜もあるようです。多分それだと思える桜はありますが、人込みで、無関係の人を画面に入れずに桜だけを撮る事が出来ません。出来る限り人が写り込まないように桜の上部だけを写しました。
確かに境内、空も取り巻く風景一面が桜色で染められているように感じました。むせ返るような春の色です。 |
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帰りに本堂裏手にある遊歩道を登ってみました。行き止まりには休憩用のベンチがあります。何故か誰も訪れる人が居ませんでした。
持ってきたポットのお茶を飲んで桜を見下ろしながら休憩しました。重なり合う桜のカーテンに遮られて、30本の桜の全てを見通すことは出来ません。 |
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荒川地区に3つある桜の名所の最後の一つ、昌福寺まで約1.5キロ、歩く事にします。清雲寺の周りにはたくさんの有料駐車場がありました(普通車¥500)。入り口から見ると綺麗だと言われて神社の鳥居がある参道から再度清雲寺に行ってみました。確かにこの途中から見る桜の様子が大変豪華です。それでも境内の桜は陰になって見えません。 |
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秩父の人のウエッブ・サイトでクルミのたれが2番目に美味しいと書かれていたので尋ねてみました。路地の店を探し当てて到着したのが閉店の30分前、2時でした。寡聞にしてクルミ蕎麦と言うものを食べたことが無かったのでどうかと思ったのです。家人はそれを、私は普通のたれのざる蕎麦の大盛りを頼みました。
多分甘皮を残した蕎麦だと推測されますが(蕎麦粉についての知識が乏しいので間違っているかもしれません)のど越しは悪くありません。大盛りはかなり食べでがありました。蕎麦は私の好みとしては少し硬いような気がしました。試に家人の残したクルミのたれで食べてみました。蕎麦に絡みつくような濃厚な味ですが私の好みとは違うようです。
閉店間際だったせいかもしれませんが、私の好みからいえば味は可もなく不可もなく(当然独特の土地の味でしょうから地元では美味しいと言われるでしょうが)と言うところでした。住所:埼玉県秩父市番場町11-5・電話0494-24-5691・水曜定休 |
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冬の祭りとして有名な”秩父夜祭”の秩父神社に寄ってみました。夜祭の時は人の波で膨れ上がるのでしょうが今は閑散としています。入り口の門はどこか日光の東照宮を小型にしたような印象です。社殿でお参りをしてから桜の花遍路の旅に戻る事にします。夕闇はあっという間にやってくるので急がなくてはなりません。お楽しみの計画はまだまだ残っているのです。2013.04.01
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