那須茶臼岳(那須岳)から朝日岳へ@茶臼岳から峰の茶屋へ茶臼岳から朝日岳へそのAへ
10月27日、朝早く草刈りをしてから天気も回復してきたようなので那須山に出かけてみました。紅葉が見ごろかもしれないと思ったのです。朝日岳の岩場の斜面の紅葉はコントラストが大変美しく好みの場所なのです。草刈の後、農協の野菜直売所に出かけましたので思ったより出発までに時間が掛かってしまいました。

出発が遅かったので今回はケーブルカーを使って登らなくてはいけないとは思っていましたが、案の定、東野鉄道のケープル駐車場についた時には12時を少し過ぎていました。これでは秋の日暮には間に合わないとケーブルを使って那須山まで行ってみることにしました。紅葉は大丸温泉あたりが最盛期でしょうか、残念ながら途中から見える朝日岳の山腹は既に紅葉の時期は終わっていました。2008.10.27

登山コース(オレンジ色の点線)@ケーブル駅→A茶臼岳→B峰の茶屋→C朝日岳→D峰の茶屋→Eケーブル下の駅
峰の茶屋は茶臼岳と朝日岳の鞍部にあたり、会津に抜ける峠道です。那須側からこの峠を越えると(地図の右から左)三斗小屋温泉があります。往時茶屋があったのかもしれませんが、数十年前に痕跡だけを残すだけになってしまっていました。現在は立派な休憩所が建てられています。
道の途中からの那須連山
下の写真をトレースしたものです。真ん中左が茶臼岳(那須岳)その右が朝日岳です。

@山に向かう道の途中から見ました。茶臼岳へのケーブルはかなり上部まで行っているので、30〜40分で茶臼岳(那須岳)頂上まで登ることができます。茶臼岳からいったん峰の茶屋の峠までおりて朝日岳を往復しました。 帰路は朝日岳から峰の茶屋まで戻り、緩やかな下り道を歩きながら車を駐車したケーブルの山麓駅まで下ります。大きな雲の塊が那須連山を覆っています。山脈の右は、三本槍岳・旭岳・甲子山と福島県まで連なっていますが、私には正確な山の名前を判別することができません。
A道路が混雑しているようなので殺生石の先から右に八幡温泉方面に入って大丸に出る。途中から左に茶臼岳・右に朝日岳がはっきりと見えてくる。両側の林は紅葉の真っ盛りのようだ。
B那須岳ケーブルカーの山麓駅です。この駐車場に車を留めて山に登ります。下りは歩いて帰るので片道¥650の切符を購入する。那須岳中腹のケーブル頂上駅には12時20分に到着、強い風が吹いています。前線が通過しているのか山の一部には雲がかかっています。ケーブルはスムースに乗る事が出来た。山頂駅の一部と那須岳の一部が見えます。
ケーブル駅から茶臼岳へ
仕事の都合で街を出たのが前日の夜中、村には3時半に着きました。草刈り・農協での買い物までこなしたので寝不足、体調が悪く登りだしてすぐに息が切れてしまいました。強風も疲れを増します。茶臼岳は子供でも登ることが出来るのですが、強風が吹くことが多くその時にはケーブルが止まります。那須山の頂上には12時50分に到着しました。岩陰で握り飯を食べましたが立ち止っていると手が冷たくなってきます。早めに昼食を終わらせて大急ぎで峰の茶屋へと下ります。体に時々霧雨とみぞれが吹きつけてきます。レインウエアーを着用して、手が寒さでちぢこまってきたのでポケットに手を入れながらガレ場を下りました。
C途中で下りと上りのケーブルカーがすれ違う。茶臼岳の山腹に二つのケーブルの影が映っている。
Dケーブルの駅から茶臼へと登りだす。途中までは観光客が多い。5分も上るとそれから頂上へと目指して上に向かう人は稀、道は小石混じりで大変滑りやすい。
E少し登ってから下のケーブル山頂駅を望みます。那須高原の緩やかな斜面が見渡せます。
F非常に冷たくて強い風が吹きかける。時折小雨とみぞれが降りかけてくる。写真より実際の傾斜は少し強いと思います。茶臼岳頂上からおりてくる人と出会う。 G右手になかなか堂々とした岩肌の朝日岳の山頂が見えてきます。今日は茶臼岳に登って、更に朝日岳まで足を延ばすつもりです。
H小砂利の歩きにくい道が終わって岩場の道になります。頂上まで600メートルほどでしょうか、わずかな時間です。
Iここは頂上へ向かう道と右に峰の茶屋への道との分岐点です。
J頂上の鳥居が見えてきました。風は収まる気配がありません。
K小さな社のある茶臼岳(那須岳)の頂上です。頂上到着は12時50分、約30分ほどの登り道でした。この時には頂上に数人の人が写真を撮っていました。
L頂上に到着した時には数人のグループがいましたが、寒さのせいかあっという間にいなくなりました。後方には雲の掛った会津の山々でしょうか、今にも雨が落ちてきそうな気配です。寒さにレイン・ウエアーを出して着こみました。途中セブン・イレブンで買った握り飯を2個、口に突っ込むようにして食べました。止まっていると寒いので早々に峰の茶屋へと下ります。
M会津の山は雲の中です。小粒の雨が強風と共に吹きつけてきます。時にミゾレが混じっています。口に入れた握り飯を噛みながら立ち上がって歩き出しました。右が那須岳のお釜です、それを巻くようにして左から右へと峰の茶屋への道が続きます。この崖の下は噴煙を上げています。写真左下にはグリーンのウエアーを着た同じ道を先行する人の姿が見えます。
N茶臼岳から峰の茶屋までの下り道の途中、眼下に火山の噴煙が見渡せます。大きな煙は2か所、あちらこちらで小さな噴煙も見られます。噴煙の下を通る登山道もあります。
O茶臼岳から岩のごろごろした道を下ると10〜20分で峰の茶屋(非難小屋)が見えてきました。後ろの尖った山がこれから向かう朝日岳です。急がないと・・・辺りには秋の日暮れが迫ってきています。
P朝日岳へ登る途中から茶臼岳をふりかえりました。右側の斜面から噴煙を上げる堂々たる姿です。朝日岳へは岩の稜線を少し登ります。峰の茶からは40分程でしょうか。日暮れに追いかけられるように朝日岳へと道を急ぎます。那須岳の麓に左に下るケーブル山麓駅への山道が見えます。私も帰路はこの道を下ります。
11/5/2008

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