ヘメロカリス・赤と黄色
 

 

 

石灯籠の脇にテリトリーを広げている赤いヘメロカリスが未だ咲いていました。かなりの花弁は既に散っていましたが久し振りに鮮やかな花を見る事が出来ました。

私の中でヘメロカリスはすっかり馴染みの花となっています。2019年3月26日に有楽町で見たクリント・イーストウッド主演の映画”運び屋(The Mule)”の中で、イーストウッドの生業がデイ・リリー(ヘメロカリス)の改良育成なので重要な場面にしばしば登場したからです。花を見ながら映画の場面の数々を思い出しています。

黄色のヘメロカリスは既に花が終わったようです。2019.08.05

 
2016.06.28データ

濃いオレンジのヘメロカリスが一輪だけ花びらを開かせていました。雨の滴が花びらを濡らしています。数日ですべての蕾が開くのでしょうが明日には街に戻らなくてはなりません。魔法でも呪文を唱えても願いを叶えてもらう事は不可能なようです、一年待ったのにまことに残念な事です。2016.06.28

2015.07.13データ

ヘメロカリスの黄色と赤が次々と花を開かせています。

朝起きると真っ先に目に入ってくる派手な花です。この季節は花の少ない事もあり増えるがままに放置しています。2015.07.13

赤いヘメロカリスの色は中々良いと思っています。深みを感じる赤の花弁の色が、派手な花の騒々しさを抑制している印象を与えているようです。

黄色と赤のヘメロカリスを10本程切り取って街に持ち帰る事にしました。2015.07.13

 
2010.08.27.データ

赤橙のヘメロカリスが黄色と一緒に咲いてくれました。中々時を同じにして咲かないので、二つそろってみる事が出来るのは稀な事です。カンゾウの園芸種の趣があります。野草の雰囲気を残しているので悪くはないと思っています。特にこの赤橙色のものは虫が付かないように消毒をして大切にしています。2010.07.27

 
 
2008.08.08データ
 

ヤマユリより2週間ほど早く咲き出すユリに良く似た洋種の花です。知り合いから貰って植えつけましたが、風土が合うのか今では元気に育ち沢山増えています。ただ、ここでは地味のせいか気持の悪い白色の虫が沢山付くので消毒が欠かせません。たまにしか訪れませんので、白い虫が一杯付いたヘメロカリスを見ると申し訳なさで一杯です。出来るだけ手を掛けないようにしては居るのですが、害虫だけは手入れをしてやりたいと思っています。

赤いヘメロカリスは黄色に比べると繁殖力が弱いようです。もしかしたら大きな山もみじの下にあるので、日照不足かもしれません。洋種としてはあまり騒がしい色彩でもなく、山の景色に溶け込んでいるのでもっと増やしても良いかと思っています。特に赤いヘメロカリスは、花が少なくなる夏に向かって貴重な花の一つです。ご存知のように、ショウブと同じで咲き終わった花を取ると次の花が咲いてくれる嬉しい花なのです。2008.08.08

08/08/2019

Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved.
本日カウント数-
昨日カウント数-