映画・運び屋(The Mule)② ①へ
日比谷ミッド・タウン4階・東宝シネマズで映画”運び屋(The Mule)”を見る

2019年3月26日、久し振りに有楽町で映画を見る事にしました。何時も参考にしているインターネットの新作映画評論からクリント・イーストウッドの”運び屋(The Mule)”を選びました。前回見たボヘミアン・ラプソデイー程の高い評価ではありませんでしたが現在上映されている映画では良さそうに見えました。

折角なので、家を早めに出て家人が今楽しんで読んでいる佐伯泰英の時代小説”吉原裏同心”の場所を案内しながら再度訪ねる事にしました。彼の地を訪ねる交通機関としては昭和の雰囲気の残る都電が私の好みにはぴったりです。2019.03.26

ミッドタウン日比谷・東宝シネマズで映画”運び屋”を観る

吉原の散策・合羽橋での買い物が終わって日比谷の劇場に付いたのが3時前。直ぐ近くの帝国ホテルのアーケードで以前買った時計の修理を依頼しがてらウインドー・ショッピング。それでも4時の開演までには時間があります。日比谷公園を散策して桜の花を見る事にしました。そして広場のゴジラの像と対面してから4階の劇場に行きました。

平日の変な時間なのでかなり空席が目立ちます。未だ、ボヘンミアン・ラプソデイーが上演されていたのには驚きました。私達が見たのは2018年の11月20日ですから約4ケ月程前の事になります。2019.03.26

 

 

 

 

 

 

映画の上映が始まってから、気になったのがクリント・イーストウッドの姿でした。創作への情熱と勇気には感動しますが颯爽とした姿が目に強く焼き付いているだけに痛ましさが見ている間中なかなか抜けませんでした。ただ、麻薬マフィアの邸宅でのパーテイで魅惑的な若い女性と踊る姿に救われました、十分に魅力的な男の姿を見せてくれたのです。そのシーンを見てからは私の中でスイッチが入ったようで映画に身を入れて楽しく見られるようになりました。

イーストウッドが演じる輝かしい軍歴を持ちそれを誇りとしている主人公の男・”アール・ストーン” 、映画の題名のミュール(ラバ)のごとく融通の利かない頑迷な生き方が周りとの軋轢を引き起こして行きます。生業としていたデイ・リリー(ヘメロカリス)の花作りが行き詰まり、とあるきっかけから薬物の運び屋を生業とした事から生命をかけたトラブルに巻き込まれることになります。

子供達やダイアン・ウィーストが演じる別れた妻メアリーとの葛藤や和解などのストリーの数々は私にはそれほどスムースに咀嚼出来るものではありませんでしたが、ブラッドリー・クーパーが演じる麻薬捜査官”コリン・ベイツ”との出会いはこの物語の中では個人的には最も面白いストリーだと大いに楽しませてもらいました。

実話を参考にして創作されたと最後の字幕に出ていたと記憶していますが、私の知るアメリカ人の一つの形、年齢を言い訳にせずに我が道を行く姿を思い出していました。映画の中のクリント・イーストウッドの姿に大いなる励ましと自戒を感じながらラッシュアワーの始まった帰路の電車の吊革に掴まりその事を心に強く刻み込みました。2019.03.26

映画が終わった時間は既に夕方の暗闇が辺りを覆っていました。外堀通りの夜景をしばし楽しませてもらいました。2019.03.26
皇居方面を眺めると車の帯が続いています。東京の夜景の美しさにしばし見惚れていました。2019.03.26
劇場の前の広場には大きな生花の美しいオブジェが輝いていました。高さは3m近かったと思われます。眩い輝きに目がくらんで細部の作りがハッキリわかりません。2019.03.26
生花が水の入ったプラステイック(ガラスかもしれませんが)のチューブに連結されているように見えます。円形のオブジェの内部に入れるようになっています。光り輝く花が垂れ下がった内部に足を踏み入れて見ました、そこにはまるで万華鏡の中にいるような美しい空間が広がっていました。2019.03.26

有楽町駅に向かうことにします。近未来的なシャープなミッドタウン日比谷の直ぐ横にはこのような人間の暮らしを感じさせる街が広がっています。この多様性が私を惹きつけます。

狭い道を帰路を急ぐ人々が群れとなって有楽町駅を目指します。私達も、吉原の散策から始まった短い時間ながら充実した旅の終わりを感じながら人込みに挟まれて有楽町駅に向かいました。

04/02/2019
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