フウリン・オダマキ |
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2011.5.24のデータ |
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大好きなフウリンオダマキがあちらこちらに花を咲かせていました。ブナの木の木陰でつぼみの状態のフウリンオダマキを見ることができました。濃い紫の気高い色の花弁の中に忍ばせた純白の花弁を僅かに覗く事ができます。 | ||||
つぼみが開いてもその気高さは失われていません。下向きに花弁を開かせている姿に魅了されてしまいます。この国の風土で育った花の多くが、どうして抑えた美しさを持っているのか不思議です。目立とうとしない美しい姿が逆に私を引きつけてしまうのです。ひっそりと咲くからこそ探してしまうのです。そして年齢のせいか、多くの西洋育ちの目立とうとする花々を見ていると疲れてきてしまうのです(全くの個人的趣味の話ですのでお許しください)。2011.5.24 | ||||
2008.08.04掲載分 |
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村での春から初夏の花ですが、日陰に名残りの花が私の訪問を待っていたように咲いていました。このような幸運を目にする時には、訪れた時間が夜であったら懐中電灯を灯して愛でてしまいます。朝の目覚めの待ち遠しいこと。
オタマキの中では山の自然のミヤマ・オダマキ(今までの処写真を撮る機会を失しています)とこのフウリン・オダマキが私の心を魅了します。背丈は同じく20センチほどと小型で花の大きさも小型です。まさにフウリンのように下向き花を咲かせています。密やかな咲き方が私の心をひき付けます。 西洋オダマキには多くの色が出回っていますが、買うには二の足を踏んでしまいます。私の感じではどうも色が日本の自然の中でこなれて居ない気がするのです。自然界の悠久の時間を掛けてここまでたどり着いた色合いの落着きには一歩かなわない気がしています。2008.08.04 |
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