寒ワラビ(冬の花わらび)
 

街に帰る朝、庭の片隅で久しぶりに冬の花ワラビ(寒ワラビとも言うようです)を見ることが出来ました。

何時このような状態の寒ワラビを見たのかをすっかり忘れていました。名前の通り、雪の積もる冬にこのような状態になるものとばかり思っていました。

これは胞子葉と言う部分で、あたかも花のように見えることから”冬の花ワラビ”とも呼ばれるそうです。この胞子葉は20cm程の高さになっていました。

個人的には大変気に入っている野草ですが、下の写真の寒ワラビがもう10年ほど育っているのですが、胞子葉を久しく見ていません。それで園芸店で新たに一本購入して、日当たりの良い場所に植えたところ、見事に”冬の花ワラビ”が咲きました。2015.10.28

2008.1.3・データ
 

緑の乏しくなる初冬になると小さな寒ワラビが目を引きます。冬のハナワラビとも呼ばれていますが春になると胞子が花のように出てきます。落ち葉だらけの庭では鮮やかな瑞々しい緑がひときわ目立つのです。花の盛りの春なら、これほど人の目をひき付けることはないでしょう。長さ10センチにも満たない小さな羊歯ですが葉の美しさ、姿の気高さ、柔らかな緑の鮮やかさは肌を刺す村の空気の産物です。街の日の差さない路地に何時もはえている羊歯類とは全く違います。

雪が近い初冬、今年も木漏れ日の下にひそかに芽を出してくれています。冬枯れの間、この緑を見ると長い春の到来を待って見ようと思うのです。焦る気持ちを静めてくれる大切な緑です。村の春はまだまだ先です。長靴で踏んでいましたが(手前の倒れたものも踏んでしまいました)結構貴重な野草だということが分かりました。これからは踏まないように囲いをして置きましょう。本心は何処か安全な場所に移動したいのですが、人間の手を嫌い、かまい過ぎるとあっという間に死を選び野草の類ですので思い切りがつきません。この葉っぱだけの画像はカンワラビではないかもしれません

   

 

←雪の無かった2007年12月10日の寒ワラビ、緑の葉っぱの色が薄い。風に吹かれた落ち葉を分けて葉を伸ばしています。2007.12.10

2/1/2008

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