ニリンソウ

２１日から置賜桜回廊、２２日三春の滝桜と華やかな桜を見た後、村で静かに野草を見るのが心を落ちかせるようです。明日からの街での暮らしに戻る準備になります。

２０１4．０４．22

大きなキンモクセイの下で幾つかの野草がコロニーを作っています。一番にニリンソウの二つの群落が春を迎えたようです。

２０１4．０４．22

２０１３．０４．１６データ

始末に負えない程大きくなってしまったキンモクセイの下は草花のコロニーになっています。強い日差しの時は傘になり、大雨や大風から守ってくれるようです。

ニリンソウは大小二つの群落、この他にヒトリシズカ、ニラバナ、シュウメイギク・・・雑多な草花が群れています。うまい具合に季節をずらしながら私を楽しませてくれるのです。更にありがたい事に雑草の繁殖がこの辺りは草花のお蔭でそれ程ないのも嬉しい事です。２０１３．０４．１６

２０１１．０４．２５のデータ

ニリンソウが群落を作って今まさに咲きだそうとしています。咲き始めの花は寝ぼけ眼で置きだした子供のようでどこか表情がはっきりとしません。それはそれで植物の純粋性が感じられて一層好ましい印象を与えてくれます。沢山のつぼみが開花の準備をしている様子を見て全部咲いたらさぞかし綺麗だと思うのですが、果して１０日程先に村を訪れてそれを見る事が出来るでしょうか。

イチリンソウ、キクザキ・イチゲ、ヤブイチゲ、紫のヤブイチゲと類似の可憐な小型の花々が庭のあちらこちらに群生を作って、私の目を地面に向けさせてくれます。平面的な花の目線でなく、地べたから空を見上げる程の高さまで、垂直方向へとそれを広げてくれるのです。私の趣味としてはこのように静かに咲く花を好みます。２０１１．０４．２５

お見苦しいでしょうが枯れ草などは面倒なのでそのままにしています。有るがままの自然の風情を出来る限り損なわないようにしています。１０センチにも満たないこの花だって、雪に押しつぶされ、風に吹かれ、雑草に囲まれながら自らの力でテリトリーを広げることで、凛とした美しさが生み出されるのだと勝手に思っているのです。

07/28/2019

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