キンモクセイ   雪のキンモクセイ

 

芳しい香りが夜の村の庭一杯に漂っています。その甘たるい心地よい香りですぐその花の名前がわかりました。今年はちょうど盛りの時にあたったようです。

1本、街の植木屋さんで買って植え付けた後に、知り合いがどうかと言ってくれたのがこの大きなキンモクセイです。数年でむくむくと大きくなってしまい今や大きな脚立でも届きません。どうしたものかと思案投げ首の内にも更に樹形は膨張を続けています。

高い梯子があるのでそれを掛けて刈り込む以外ないかもしれません。ところが友人が植え木の剪定中に脚立から落ちて足を骨折したとか、高齢の方が落ちて打ち所が悪く亡くなったとか聞いてから悩んでいます。それで大げさながら安全の為にヘルメットを購入して準備を整えている次第です。2009.09.29

   
写真を拡大してみて初めてキンモクセイの花の形がわかりました。思ったより複雑な咲き方をしていて意外です。心地よい香りにばかり心を奪われて、咲いている花は小さすぎてその形まで意識することがありませんでした。
   
 

これは街の植木屋さんで買いこんで山側に植えたキンモクセイ。今ではちょっと持て余しているのです。それでも時になればこのような花を咲かせ、冬枯れの季節には緑の葉を茂らせて慰めてくれるのです。

キンモクセイの言い分はきっと咲くのも勝手なら見るのも勝手だと云うでしょう。確かにそうだからこそ切り倒す事はできません。人の手にすがらないその姿が潔いのです。花が終わったら思い切り刈り込んでみようと思っています。2009.09.29

07/28/2019

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