紅葉の日光白根山2,578メートル地図

瑞牆山(みずがきやま)の下山中転んで手を痛めた家人でしたが、紅葉する日光のニュースに白根山から霧降高原への旅に強く食指を動かされたようです。気が変わらないうちにと、天気予報と仕事の都合を考えて10月15日の早朝街を出て関越自動車道に乗ります。2012.10.15

概念図
圏央道を分けると新潟方面に向かう関越道も車が少なくなって快適。筑波山が見えてきます。空は晴れて旅の楽しさを予感させてくれます。 沼田ICに近くなると左手に赤城山が見えてきます。のんびりと景色を眺めながら走ります。沼田ICを降りて日光方面へ向かいます。
自宅発・関越道
5:00
丸沼ロープウエイ駅発
9:00
大日如来
9:35
白根山頂上着
11:20
白根山頂上発
11:30
ケーブル駅着
1:05
ロープウエイに乗る

沼田ICから丸沼までは思ったより遠く、ロープウエイ乗り場に到着したのは8時10分になってしまいました。ロープウエイは8時半から動き出すようです。身支度をして立派な乗り場駅で往復乗車券を購入します。一人往復で¥1,800、この料金は観光地のロープウエイとしてはかなり良心的な値段です。乗車時間が長く眼下の紅葉を楽しむ事が出来ます。スキー用のロープウエイらしく4人程をセットにして客をさばいていきます。たまたま乗り合わせた親子ずれの人も料金に比べて乗る時間が長くこれはお得だと話していました。どこにっても人の気配が強すぎるのが難点ですが、眼下には紅葉の景色が広がります。2012.10.15

見晴らしの良いケーブルの頂上駅に着きました。紅葉の盛りのためか人混みにちょっと興趣をそがれてしまいました。紅葉を見る事に徹して頂上への散策に出かけます。

二荒山神社から日光白根山頂上へ
二荒山神社の前の山際にシャジンが群生しています。その様子から植えたものだと推測されます。それでも青い花は高貴な感じがして見惚れてしまいました。
二荒山神社前の登山口には鹿除けと思われる金の扉が付いています。それを開けて山道に足を入れるとまばらに紅葉の林が点在していました。針葉樹と紅葉の組み合わせが心を落ち着けてくれます。

このような快適な道がかなり長く続きます。急な登りはほぼ一部ですので紅葉を楽しみながらゆっくりと散策をしています。

個人的には激しい色の凌ぎ合いよりこのような黄色みを帯びた葉の色を好ましく思えます。秋が来た事を実感させてくれる色合いです。

大ゆっくり歩いているのは私達だけのようで人混みが途切れてきました。静寂が戻ると木々の精が辺りを支配します。
針葉樹の林の際に鮮やかな紅葉、これなら自然らしい色のバランスが落ち着くというものです。
日光白根山頂上

森林限界を過ぎると白っぽい瓦礫の先に白根山の頂上と思える山が見えてきます。豆粒のように登山者の列が斜面を登っていく不思議な景色が遠望されます。

家人は寝不足の為体調が優れず、いつもの粘りが感じられません。頂上にもう少しと言うところでギプ・アップ、荷物を置いて一人で登ります。カメラの設定を間違ってしまい幾つかの写真が綺麗に写らなったのが家に帰ってから判明、この頂上近辺の写真もやっと見える程度のものを画像処理してので実際とはかなり異なっています。

大急ぎで頂上に登ります。広がった頂上近辺にたくさんの人が昼休みをしています。一人で登ってきた人と写真を撮り合って辺りの景色を眺めます。眼下にエメラルドの五色沼、その左下に丸沼、更に右に首を回すと湯ノ湖か中禅寺湖か、男体山がどっしりと聳えています。一人残した家人が心配ですぐに下ります。大急ぎで待っているであろう森林限界の場所まで戻ると家人が見当たりません。大慌てで名前を呼びながら急いで下ると暫くして一人で下っている者が居ると登ってきた人が教えてくれました。更に足を速めると急な下りの坂道家人を見つけます。聞けが待っていると寒くなったとの事、あわててしまいました。

二荒山神社に戻ってきました。ロープウエイがかなり込んでいるので、広場のベンチで昼食をすることにしました。眼前には大きな白根山が見えます。残念ながらあっという間に雲の中に消えてしまいました。二荒山神社社殿の前の湧水を飲んで見ましたが、温い水でがっかりしてしまいました。昼食後暗くならないうちに霧降高原に行かなくてはなりません。

ロープウエイからの紅葉見物

ロープウエイに乗り下りながら存分に紅葉を楽しむ事が出来ました。下りはやっと空きだしたようでゴンドラに二人で乗ることが出来ました。景色を求めて右に行ったり左に行ったり。*カメラの露出の設定が間違ったままでしたので画像を後から修正しました。一部の色合いが不自然なのはその為です。

ロープウエイの影が左下に写っています。

かなり長い紅葉見物が終わります。すっかりロープウエイからの景色に魅せられてしましました。これから急いで霧降高原へ向かいます。2012.10.15

06/03/2019
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