2023年一本桜を尋ねて・4月10日・日光の桜   温泉情報
日光市生岡神社参拝後見た女峰山を背景に咲く桜     2023.04.10 ()無断転載

4月10日、朝の所用があるのでそれを済ませてからの遅い出発ながら、何とか午前中に街を出て県境の村に出かけました。途中、街では既に散りだした桜の花も、日光市なら未だ落花前の名残の花に出会えるかもしれないと立ち寄ることにしました。尋ねる一本桜が落花していても、神社に参拝することが出来るので良しと思い踏ん切りをつけて日光に向かいます。 サイトで下調べをした一本桜を探す旅です。

2023.04.10

参考ページ

紅葉の竜頭の滝 日光裏見の滝

⇐スライド 日光の一本桜のスライドをご覧ください。

 

2023.04.10

所野薬師堂(日光市所野1562)の数本の若木の枝垂れ桜が艶やかな花を咲かせてくれていました。

小高い岡の上のお寺の横には山桜が咲いていました。

2023.04.10

日光市まで

11:20・東北道宇都宮ICから日光有料道路に乗ります。普段日光に向かう折には朝が早いので下道を走ります。嬉しい事に道路脇に姿を見せてくれる山桜は未だ満開の状態で迎えてくれました。

2023.04.10

11:24・カーナビの案内に従い日光道路を大沢ICで降ります。ICの角を曲がる折に満開の枝垂れ桜が目に入りました。車を停めてシャッターを押します。

今日の桜見物では満開の桜に出会える気がしてきました。

2023.04.10

11:57・前回の日光訪問で味を占めたJAかみつが 森友直売所スマイル館(日光市森友923−3)到着、少し時間が遅いのが気がかりです。今回の旅の大きな楽しみでしたが、店に入ると案じた通り殆どの品がすでに売り切れていました。目的のヤツガシラは多分既に季節が終わったかその気配もありませんでした。少量の野菜類と昼食用の赤飯を買います。次は開店間際に尋ねなくてはならないと頭に刻み付けました。2023.04.10

12:12・金谷ホテルベーカリー 本社工場直売店(日光市土沢992−1)・直ぐ近くにある日光金谷ホテルのパン工場に立ち寄ることにしました。前から気にはなっていたのですがせわしない旅なのでついつい立ち寄る事が出来ませんでした。通りに面した工場直売所は直ぐ分かりました。

車を駐車場に止めて中に入るとこじんまりした店には先客が一人だけです。

2023.04.10

昼飯用と村の知り合いにと籠に残っていた工場アウトレットのパッケージを3袋かいました。金谷ホテルのパンとしては4~5個入って¥370程度(確かではありませんが)と信じられない値段でした。

我慢が出来ずに車に乗ってから直ぐチョコパンを食べましたがやはり美味しい味でした。お陰で旅の思い出になる良い買い物ができました。

2023.04.10

 
日光市土沢の枝垂れ桜

金谷ホテルのパン工場から次の目的地に向かうべくカーナビを見ていると進行方向の150m程先に美しい枝垂れ桜が目に入ります。交差点の角にはセブンイレブンが見えます。

丁度パンを食べるのでコーヒーを買うことにしてセブンイレブンに車を停めました。パンを食べながら結構おいしいコーヒーを飲みます。

絢爛豪華な桜の前には整地された綺麗な広場があります。駐車場からの眺めを堪能後広場に降りてみることにします。

2023.04.10

枝垂桜の前の道には”土沢”バス停の標識が置かれています。尚、この枝垂れ桜の名称は私には分かりませんので桜の前のバス停の名前の土沢を着けて便宜上、土沢の桜と呼ばせて貰う事にしました。

優雅な一本桜と人々の日々の暮らしの印でもあるバス停が対峙して見られる良い風景に出会いました。

2023.04.10

通りに面した砂利の広場から見る一本桜は更にその花房を大きく膨らませているようです。

2023.04.10

垂れ下がった花房に目を近づけてカメラのシャッターを押しました。辺りは車の往来がかなり見られる場所ですが桜を見る人の姿は在りません。

2023.04.10

再度駐車場に戻り日光連山が桜の横から顔を覗かせる風景を楽しみました。今年の山の雪はかなり少なく早い春の到来が実感できました。

2023.04.10

枝垂れ桜の花の傘を見上げてみました。青空を塞ぐほどに桜色の景色が広がっていました。

2023.04.10

 

次の桜に向かう事にして再度桜の花房の左に日光連山を配置してその風景を目に焼き付けました。

2023.04.10

13:52・日光市七里の生岡神社を参拝の後杉並木の道迄の戻り道を走っていると、一本桜が狭い道路の脇に咲いていました。

山桜の花の上に広がる青空には日光連山の女峰山と思われる尖った山が聳えています。下り道の風景を大いに楽しみました。

2023.04.10

十三堂エドヒガン

14:09・観光客で賑わう東武日光駅近くの志渡淵川右岸のお堂の前に咲くエドヒガンの一本桜。細い路地をカーナビに導かれて進んでいくと小さな志渡淵川に掛かる橋に突き当たりました。

果たしてこの橋を渡って墓のある場所に車を止めていいのかが不明でこの辺りをうろうろ走ってしまいました。川沿いのみゆき街区公園の前のスペースに車を止めさせて貰い念の為に家人が乗って待つことにして大急ぎでエドヒガンを見る事にしました。

既に満開の時は過ぎて花弁は白く変わっていましたが樹形や花の付き方が私には大変好ましく見えました。

2023.04.10

大急ぎで一本桜の周りを廻りました。この位置からは少し花房の隙間が多く見られるようです。

2023.04.10

山際の緑の中に山桜と思われる一本桜がポツンと桜色の塊となって花房を大きく膨らませていました。

 

2023.04.10

再度一本桜を振り返りながら大急ぎで車に戻る事にしました。小橋を渡り車を止めた”みゆき街区公園”前に向かいます。

2023.04.10

14:09・みゆき街区公園(日光市石屋町9−9)の車の中に残った家人は公園に咲く桜を見ていました。

2023.04.10

虚空蔵尊

虚空蔵尊住所:日光市稲荷町1丁目672。

混雑する東照宮の神橋の手前で右に曲がり裏通りに出ます。大谷川に沿った裏道を進んで行くと虚空蔵尊の裏に出ました。工事中だったので境内には入れないので断って車を道路の広いスペースに止めさせて貰い大急ぎで参拝をさせて貰いました。

二つの狛犬が奉納されていました、このデータは別項で掲載申し上げます。2023.04.10

 

日光駅近くの幾つかの一本桜を見ようと思ったのですが余りの混雑にすっかりその気がなくなりました。最後に芭蕉の奥の細道を辿る折に尋ねた大谷川沿いの虚空蔵尊に立ち寄る事にしました。この辺りの裏通りまでは観光客が訪れないのでゆっくり見られる事と思いもしなかった狛犬が奉納されている事を知った事もあります。

樹齢350年と伝えられる枝垂れ桜が境内の鳥居の横に既に葉桜の姿で風に枝を揺らしていました。もし機会があれば満開の季節に訪ねたいと思える風格ある一本桜でした。

 

2023.04.10

境内には工事の車が止まっていました。未だ桜色の花弁が残る桜の木が数本見られます。

2023.04.10

虚空蔵尊の由来が書かれた案内板に磐裂神(いわさくしん)を分祀しと書かれて居るのを見て、日光市内にこの神様を祀る磐裂神社の多い事が理解出来ました。

2023.04.10

所野薬師堂 

14:50・所野薬師堂住所:日光市所野1562。竜龍門寺跡の枝垂桜を探して訪ねてみましたが、桜の木が遠望できるのですが果たして目的の桜かも分かりません。近づく道もお分からず引き返すことにしました。

戻り路の角から小さな岡の上の桜を見つけててっきり龍門寺跡の桜と勘違いしてしまいました。

よくよく考えるとこの桜は龍門寺跡の桜の近くにある所野薬師堂の山桜だと思いました。

境内には2本の山桜が咲いていました。岡の一部には赤い枝垂れ桜も数本植えられていて今が満開の時を迎えていました。

2023.04.10

2本の山桜は既に盛りを過ぎていますが誰も居ない境内の中で桜の花を見上げて日光の桜への旅の最後を胸に刻みこみました。

2023.04.10

本堂の反対側には若い枝垂れ桜が数本植えられ今が満開のようです。

2023.04.10

華やかに咲き誇る枝垂れ桜の下を散策して日光の桜の旅の終わりを心に納得させました。

2023.04.10

離れた岡の斜面にはヤマツツジが蕾を膨らませて花弁を開かせる準備を終わらせていました。春の光を浴びて今にも蕾が弾けそうです。

2023.04.10

再度岡の上の枝垂れ桜を見上げてみました。澄み渡る青空を背景に桜色の花びらが一層艶やかな姿に見えました。

 

2023.04.10

今日の日光の桜を旅はいよいよ終わりの時が来たようです。県境の村には明るい内にたどり着きたいのでこれからは出来る限り寄り道をしないで車を走らせるつもりです。そうであることを念じていますが、果たしてそうなるかは自信がありません。

2023.04.10

16:04・芭蕉も奥の細道の旅で辿った日光北街道を矢板市向かって進んでいきました。4号線が近づくとカーナビに塩竈神社の文字が表れます。2020年の正月に参拝に訪れた事があります。

旅の最後のお礼を申し上げようと立ち寄る事にしました。参拝を済ませて入口の鳥居の脇の桜を見上げました。

今年は何処の桜も開花が早まった事からこの日光でもその傾向は避けがたいようで殆どの桜が満開の時を過ぎていたようです。混雑する市内の桜見物はやはり避けた方が良い事がと分かりました。来年、もし一本桜を見る機会があれば運転が大変でも北に向かうことにしなくては心に言い聞かせました。

2023.04.10

04/15/2023
     

日光の桜・2023年4月10日温泉情報

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Copyright (C) Oct. 10,2007 Oozora.All Right Reserved. 04/15/2023 更新   ()転載