映画”Mrs. Harris goes to Paris”と丸の内仲通りのイルミネーション   

ミセス・ハリス、パリへ行く (TOHOシネマズ・シャンテ) 2022.11.21 ()無断転載
街の暮し  江戸の狛犬・街の狛犬街の狛犬・江戸の狛犬 参考データ

先週の”ザリガニの鳴くところ”を鑑賞して、頭を押さえていたコロナの圧力から解放されたようです。もう一つ見たかった”ミセス・ハリス・パリへ行く”を見るために、午前中に用事をかたずけて日比谷の東宝シネマズ・シャンテに出かかることにしました。

映画が終わった後、日比谷の映画街からライテイングされた丸の内仲通りを東京駅までの散歩を楽しみました。

集客の為か、盛り沢山の光の束で照らす街とは一味違う程よく抑えたライトの光の帯が長々と東京駅まで楽しめます。交差する四つ角で左を見ればその度毎に皇居へ続く道の紅葉が望まれ、丸の内中通りの両横に並ぶ店を見ながら綺麗な道を楽しく歩きました。

2022.11.21

有楽町駅から東宝シネマズ・シャンテ

電車が東京駅丸の内口出口のレンガの駅舎を通り過ぎます。左手に見える白いビルは中央郵便局。あっという間に次の有楽町駅に到着します。2022.11.21

有楽町駅からガードに沿って日比谷方面に歩きます。個人的には有楽町駅から新橋駅間の界隈とかなり気取った映画館のあるこのあたりの街との組み合わせが大好きです。

西には皇居・丸の内、東に向かえば銀座、更に進めば隅田川から海へと出られます。この見事な複層的な街の組み合わせは見飽きることがありません。

2022.11.21

信号待ちをする目の前の晴海通りのガード下を潜り抜けたクレーン車が皇居方向に通りすぎて行きます。左に向かえば銀座4丁目、右に向かって進めば皇居のお堀に沿って桜田門に出ることになります。正にかっての江戸の真ん中です。

2022.11.21

ガード下のお店は未だ多くが開店前のようです。道を歩く人はこの辺りで働く人が多く感じます。目指す方向に真っすぐ進んでいきます。

2022.11.21

広場に大きなゴジラ像が置かれていました。先週”ザリガニの鳴くところ”を鑑賞した折に見た映画館内に置かれたゴジラよりかなり大形です。時折イルミネーションで飾られることがあるようです。

 

2022.11.21

ミセス・ハリス、パリへ行く・”Mrs. Harris goes to Paris”

日比谷シャンテ住所:千代田区有楽町1丁目2−2 。JR有楽町駅から5~5分。JRのガード下に隣接するこのあたりは映画館が複数点在している魅力的な場所で少し新橋方向に進めば東京宝塚劇場や帝国ホテルがあります。 雑踏する事は殆どない静かな散歩を楽しめる場所でもあります。

もしご興味があれば、をクリックして拡大マップにした後、ご希望の場所をクリックしてご覧ください。投稿された多くの写真をご覧になれます

久しぶりに東宝シネマ・日比谷シャンテで映画を見ることになりました。かなり古くからの映画館なのでスクリーン等は昔の映画館の雰囲気のままだと思われます。入口のエレベータで上階へと登りました。

2022.11.29

劇場の廊下には近日中に放映される数々の映画のポスターが張られていてワクワクしてきました。

2022.11.29

劇場の席に座り開演前の内部を見渡しましたが未だコロナの影響なのか今の処かなり空席が目立ちます。無言の白いスクリーンにライトが当たっていました。

劇場のライトが消える頃になるとかなりの人が席に着きました。それでもゆっくりと隙間を開けて映画を楽しむことが出来ます。

2022.11.29

1950年代、ロンドンに暮らす戦争未亡人の英国人俳優・レスリー・マンヴィル演じる善良・親切・仕事の熱心なエイダ・ハリス。善良な心の持ち主の主人公に接する周りの人達も同じ心で応えてその夢を叶えてくれる大変出来の良いシンデラレラ・ストリー、すんなり胸に入り込んでくる心地よい物語を暗闇の劇場の中で大いに楽しみました。

仕事熱心で親切なハリスは誰にでも好かれる家政婦として日々を送っていました。ある日、働く一軒の家で艶やかなデイオールのドレスを見せられます。輝くようなドレスにすっかり魅せられたハリスは、ドレスを手に入れる夢の実現に、苦しい生活の中から資金の獲得に苦慮します。幾つかの幸運や周りの人達の親切に助けられて、丸めた現金の束を手に持ち夢にまで見たであろうドレスを買いにパリへと旅立ちました。

デイオールの店での入店をイザベル・ユペール演じる支配人・マダム・コルベールに強く拒まれますが、リュカ・ブラヴォー演じる会計士のアンドレ・フォーベルやハリスと似た立場の従業員達の助けもあり無事店内に入る事が出来ました。

夢の実現への飽くなきハリスの波乱万丈の奮闘が見ものです。何かが心にずしりと重く残る映画には感じませんでしたが、爽やかな風が心を通り抜けていきました。 その余韻は忘れる事は無い程強く時折思い出となって蘇ると信じられる映画でした。2022.11.29

丸の内仲通りのイルミネーション

映画が終わって有楽町駅に向かいます。晴海通りに出て皇居方向を見ると丸の内仲通りにイルミネーションが見えました。未だラッシュアワーには間がありそうなので東京駅まで歩いて見ることにしました。
もしご興味があれば、をクリックして拡大地図にしてポイントされている場所をクリックしてご覧ください。皇居周辺の画像がご覧になれます。2022.11.29

晴海通りのJRガード方向を写しています。ガードを潜り進むと銀座4丁目の交差点です。高架沿いに左に進むとJR有楽町になります。

2022.11.29

JRの高架橋と反対の皇居方向に晴海通りを進み丸の内仲通りとの交差点で反対側に渡りました。

2022.11.29

ビルに挟まれた通りは車も混雑しない静かな通りで、階下には品の良い店が並んでいます。

2022.11.29

並木に程よいライテイングが施されて、光の帯は行幸通り近辺まで続いているようです。

2022.11.29

東京駅にはまだ道のりがあるせいか人通りが殆ど見られません。借り切り状態の道を歩きながら、ライトを見上げたりウインドー・ショッピングを楽しみながら進みました。

2022.11.29

前方のライテイングは少し明るく感じられます。

 

2022.11.29

この辺りでは低い植込みにもライトが下げられていました。東京駅が近づく程ライトの数が少し多くなってきたようです。

2022.11.29

未だ午後3時18分ですが雨上がりのせいか夕方の気配が感じられます。

2022.11.29

並木が多く植えられた一帯にやってきました。木の数が多くなりライテイングの量も多くなってきました

2022.11.29

通り過ぎてきた静かな通りを振り返ってみました。落ち着いた心地よい通りの様子が此処からも見通せます。

2022.11.29

太い鍛冶橋通り出ました、今はなくなった鍛冶橋がかって有った通りです。皇居方向を写しています、鍛冶橋通りは馬場先門の交差点を過ぎて内堀通りで二重橋の前にでます。街路樹が綺麗に色付いていました。

鍛冶橋通りを渡ります。

 

 

2022.11.29

東京駅が近くなりました。街路樹が増えた事もありライトの数も少し明るさを増してきたようです。此処からは何かイベントがあるらしく自動車が通行止めになっているので何処でも歩くことができるようになりました。

2022.11.29

後ろを振り返ってみました。通り過ぎてきたときにはそれほどライトの明かりが多くは感じませんでしたが、此処から見ると程々にライテイングがされているように見えます。

2022.11.29

道路が封鎖されて歩行者専用になったこの辺りから何かアトラクションが催されるのか、それらしい人々が集まっていました。

 

2022.11.29

ライトを見る人たちの姿が見られるようになってきました。

2022.11.29

歩行者天国となった通りを歩きながら美しいライトの列を眺める人達がかなり増えてきました。

2022.11.29

3時28分、東京駅から皇居に向かう広い行幸通りにでました。東京駅を背中に皇居方向を写しています。行幸通りの銀杏並木が美しく紅葉しています。

2022.11.29

行幸通りを横断すると右手銀杏並木の間から東京駅丸の内口のレンガ造りの駅舎が見えてきます。

2022.11.29

広い行幸通りを横断しながら皇居方向の銀杏並木を写しました。

2022.11.29

東京駅丸の内口の駅前に出ました、心地よい散策はいよいよ終わりとなります。わざわざ訪ねた訳ではありませんが映画鑑賞の少し波立つ心を落ち着かせてくれたようです。極めて楽しい散策でした。

2022.11.29

久しぶりの東京駅丸の内口、レンガ造りの駅舎の中に入って電車に乗ることにしました。

2022.11.29

 

僅かの余暇を使っての有楽町での思い出に残る良い映画を見て、帰路は丸の内仲通りのイルミネーションの通りを散策して帰る事が出来た極めて充実した一時を過ごすことが出来ました。多くの場所が、時間が良かったのか雑踏とは無縁で静かな品位を感じさせる街の散策は穏やかな思い出が残るものとなりました。

唯一つ困ったことは、又映画に惹きつけられるのではないかとそれを大いに案じているところです。出来の良い映画と落ち着いた街の散策がこれ程手軽に楽しめるとするとその心配はもっともな事だと思えます。

2022.11.29

 
 
01/14/2023
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