ヤエイチリンソウ

園芸種の八重一輪草が高原の村の厳しい冬の環境に馴染んでテリトリーを広げています。その力は自然種の一輪草に負けません。

びっしりとスクラムを組んだ密生地には雑草の生える隙間は見えません。見る者としては草取りが不要なので大助かりです。2019.04.23

茎の丈は約10cm程の小さな野草ですが密生した塊は容易に他の宿物の侵入を許さないよう見えます。岩陰に生えていたかエイザンスミレなどの可憐な花々を駆逐してしまいました。兎にも角にも今では庭に無くてはならない彩になりました。2019.04.23

 

 
2017.04.26データ

八重の一輪草が大きな塊となって沢山の花を付けていました。何度も雪の中に埋もれて冬を過ごしたに違いありません。

これだけの群落になると滅多になくなる事はないようです。年々白い塊は大きくなっていくようで、近くに植えた他の野草は何処かに消えてしまいました。2017.04.26

目を近づけてみないと開いた花びらの様子がハッキリと見えません。花はそれぞれに身の丈にあった咲き方でこn庭のバランスを取ってくれているようです。

次回高原の村を訪れた時にはどんな野草が顔を出してくれているか楽しみです。2017.04.26

 

2016.04.19データ

ヤエイチリンソウがつぼみを恐る恐る開かせています。僅か10cm程の草丈のこの身をかなりの期間雪の下に閉じ込められているのです。高原の村では春になっても車を洗う傍から表面が凍るほどなのです。油断は禁物と言うわけです。咲き始めの白い色は透明感があって極めて魅惑的です。難点は極めて元気すぎる事なのです。2016.04.19

 

この岩の下にはエイザンスミレ等を植えたのですがヤエイチリンソウの群落に飲み込まれてしまったようです。もしかすると名前は可憐ながら洋種の名前が有るのではないかと疑っているところです。かと言って引き抜くにはかわいそうなのです。少し株分けして少し環境の厳しい場所に植えてみようと思っています。2016.04.19

2014.05.13データ

気候が合うのかヤエイチリンソウがますますテリトリーを拡大しています。もしかして野草のつもりで買ったのが、洋種の名前を持つ外来種だったのでしょうか。個人的な好みで言えば、やけに元気な花はどうも好みに合いません。

在来種の野草と信じて10年近く村の雪をかいくぐって来た真っ白な花を愛でる事にします。2014.05.13

2012.5.8データ
晴れた日には目一杯花弁を開くのですが、雨が落ちてくると花弁を下げて雨を除ける風情が野草らしく好ましい気がします。
 
八重イチリンソウは標高400メートルの村の風土が合うのか、そのテリトリーをぐんぐんと広げています。この左端にひっそりと、春が来ると一足早く花を開くヒゴスミレを飲みこむ勢いです。少し株を掘り起こして他の場所に移動しなくてはならないようです。純白の、野草の類としてはあでやかな花弁が満開となると、大げさに言えばこの一隅が真っ白に染まります。2012.5.8
2009年データ
ヤエイチリンソウ植木屋さんの町で購入した野草です。この地の自然に合うらしく盛んに繁茂して小さな白花を咲かせます。ただ名前は一輪草ですが改良した園芸種だろうと思っています。丈夫すぎる事が可憐な野草の一輪草とは少し雰囲気が違う気がします。草丈・葉の形と大きさなどは一輪草です。2009.4.27
 
冬は雪の下にうずもれてしまいます。強風・寒さ・夏の強い日差しにも涼しげな緑の塊は衰えることがありません。リュウノヒゲで囲まれた一帯を八重一輪草が埋め尽くす勢いです。草丈5センチほどの小さな野草の群落です。
 
 
2008年データ
花の色は何故か咲き出す順番があるようです。冬が終わると最初は黄色、それから白と進んでいくようです。この八重のイチリンソウは園芸店で購入したものです。雑草にまぎれて抜かないようにリュウノヒゲで囲んであります。今度はリュウノヒゲがイチリンソウの根を圧迫しするようになりました。それでも隙間を見つけては種を撒き散らしているのでしょう。徐々に増えています。写真では左のニラバナがメインのように写ってしまいました。次の春にはしっかりと撮影したいと思います。2008.2.1
2019年5月2日
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