ドウダン・ツツジ・ベニ・サラサ4種類
 

じっくりと見ないと良さが分からない花木もあってこそのボタンの美しさかもしれません。

久し振りの大量の花が見られた満開のベニサラサ・ドウダンでした。2018.5.21

 
2014.5.13ベニサラサ・ドウダンのデータ

今冬の大雪の為に多くの草木の花が遅れているようです。大好きな梅の木の下のベニ・サラサ・ドウダン・ツツジもまだ満開には1週間程を要するようです。

赤みも若干例年より足りない気がしています。下向きに咲く好きな咲き方です。木の下に入って見上げなくては花が見えません。2014.5.13

梅の木の下のベニ・サラサ・ドウダン・ツツジが随分と枝を伸ばしています。花付きも全体に一回り大きくなったようで今年は見応えがあります。

どちらかと言うと地味な花ですが、このドウダン・ツツジの花房は更紗模様で目を近づけるとその素晴らしさが分かります。

2018.5.21

田圃横のベニ・サラサ・ドウダン・ツツジは梅の木の下のベニ・サラサ・ドウダンより更に色が薄いように見えます。2014.5.13
2010.5.31データ
ベニサラサドウダン

サラサ・ドウダン・ツツジの中でも赤い花のドウダンを求めて何本の木を植えたことか。根っきり虫の攻撃に耐えて赤紫の濃さにおおよそ満足した4本のベニサラサドウダンが残りました。この中で”越路の春”というものが最も古いもので、植えた当時はかなり赤いと思いました。それでも植木屋さんでベニサラサを見ると買いたくなってしまうのです。中でやっと二本の木で望みのものを得ることができました。植えられた場所にちなんで愛称をつけて呼び分けています、@ブナの木のベニサラサA梅の木のベニサラサB田圃のサラサ・ドウダンC木曽路の春名づけています。標高400メートルの冷気に晒されるように年々その色を深めているように思えます。僅かに紫を帯びた赤のドウダン、やはり枝の張り具合と言い色合いと言い品格が備わっています。2010.5.31

ブナの木の下のサラサ・ドウダン

@上の2枚の写真はブナの木のベニ・サラサ・ドウダンと名づけているものです。名前の通りブナの木の横にあります。この木はその姿が優雅な上に色の紫の紅に染められた花、見飽きることがありません。ここににはこの庭で最も色合いが美しかったヤマツツジが植えられて居た場所です。残念ながら枯れてしまいました。栄光の場所に選んで植えたサラサ・ドウダン、ヤマツツジを失った無念を慰めてくれる美しい植物です。

梅の木の下のベニ・サラサ・ドウダン 田圃のサラサ・ドウダン
A梅の木のベニ・サラサ上に伸びるブナの木のベニサラサと対照的に横に枝を張ってくれます。全体の姿を上から鑑賞することが出来ます。この木はブナのベニサラサと甲乙付けがたい紫を帯びた美しい紅色です。大敵の根っきり虫にやられないように何時も根元を見ています。大切にしている木の一つです。 B田圃のサラサ・ドウダン:これは普通のサラサ・ドウダンだと思います。単に赤っぽいドウダンとして買い付けたものです。日当たりが良いのと植えてから日数がたっているので大きく成長してしまいました。今ではあまり鑑賞しなくなってしまい申し訳ないと思っています。
木曽路の春
C木曽路の春これを買った当時、植木屋さんの中では最も紅い色の種類でした。築山の横の一等地に植えつけてあります。木の名前もしっかりと頭に刻み付けて愛でたものです。当時はこれで十分満足できたのですが、やはり紅色のサラサ・ドウダンを見つけると欲しくなってしまいます。近在の村ではツツジと言えば”ヤシオ・ツツジ”と”ドウダン・ツツジ”の事で、気候風土もあうのかどの家の庭にも植えられています。花や樹形の美しさと共に紅葉の美しさもあって人気があるようです。真っ先にヤシオが咲いて春を告げます、やがて田圃に水が張られるころにドウダンが可愛らしいツリガネ状の花を咲かせてくれます。
 
2019年7月29日
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