早春の雪A

杏:雪の朝の前日大枝をばっさりと剪定しました。春になって葉が出るまではみっともない姿をさらしても仕方がないと諦めています。雪が枝に付いたらまた違った姿になりました。

ボケ:早春の花ですが、枯野の広がる村では未だ葉が生える気配もありません。春は1ヶ月遅れてやってきます。

ヤクシマ・アセビ:真っ白なマントをかぶった姿です。早く透明感のある純白の花が咲かないかと待ち望んでいます。かなりデリケートな木なのでこの雪で枝でも折らないかと心配です。

赤のアセビ:ヤクシマ・アセビに比べて赤いアセビは極めて元気旺盛。すでに赤い花を咲かせています。雪に覆われてもふんと言うような顔です。

ブナ:茶色の落ち葉を春遅くまで枝に下げています。新緑も美しいのですがこの落葉の葉も捨てがたい趣があります。茶色に新雪がかぶって良い色合いです。

ドウダン・ツツジ:これはありきたりの白い花を咲かせるドウダンです。面倒なので丸く刈り込んで剪定をしています。坊主頭に積もった雪の様子が面白い形です。

エクスバリー(ツツジ):既に大きな花芽を多量につけて春の開花の準備が整ったようです。それでもあと一月半は待たされるでしょう。大輪の花の色が鮮やかに出るように、何もしない私もたっぷりと肥料だけは埋め込んでおきました。

緋カンザクラ:街では既にヒカンザクラが咲きだしているのに村では気配もありません。真っ先に鮮やかな緋色の花びらが山の空気で洗われたように発色します。

椿:街育ちの椿ですがすっかり山の気候に慣れたようです。澄んだ空気のせいか花の色も鮮やかになってきました。ただ、さすがに花の大きさは一回り小さくなったようです。枝を大きく剪定しないと広い環境に合わせて幾らでも繁茂してしまいます。

ヤエザクラ:何時の間にか抑えられないほどの大きさに育ってしまいました。それこそ切っても切っても枝が広がってしまいます。椿と同じように広い環境に適応して大きく育つのでしょうか。

ユキヤナギ:まさに名前に似つかわしい雪化粧です。花が咲く様が雪のようなのですが、一足早く花が咲いたようです。既に枝先に赤みが指しているので根を動かしながら養分を吸い上げているのでしょう。これは普通のユキヤナギですので非常に繁殖力が強く油断するとあちらこちらから小枝を出してきます。見つけては引き抜いています。

桃:沢山の花を咲かせと実を成らせていつも期待に胸を膨らませて熟すのを待つのですが・・・期待は裏切られることばかり。ならばと花を取り実を取りして少しだけにしてみましたがそれでもやっと4個ほどの小さな桃を口に入れただけです。2009年3月4日

 

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07/03/2016
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