紅葉の那須・朝日岳 その②朝日に輝く朝日岳・(その①台風下の朝日岳) |
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那須連山の朝日岳の紅葉が始まったと言う話をテレビで見たので、それならと27日仕事が終わってから県境の村に出かけました。 2015年9月28日、午前中は県境の村でシャクヤク畑の植え替えを行いました。何時も時期を失しており、近頃花の付が良くありません。朝日岳は感覚的に裏山に登ると言う気分なので(勿論油断はしていませんが)慌てる事もありません。駐車場も午後になれば紅葉の混雑時期でも空いてきて、車を止める事が出来るようになります。 ケーブルの駅辺りでは紅葉がまだ早い様な気配です。一番上の峯の茶屋駐車場まで登ると駐車スペースが空いていました。目論見通りです。ここまで来ると今年の紅葉も始まっていました。2015.09.28 12:39駐車場発⇒13:38~14:00稜線で昼食⇒朝日岳到着14:37~15:02⇒16:20駐車場 |
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駐車場から美しい山容の朝日岳が見えます。確かに紅葉が始まっているようです。 |
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登山道の入口に鎮座する狛犬。昔なら興味も持ちませんが今回はしみじみと裏からも表からも観賞しました。4月初め頃までは雪の下に埋もれて過ごす狛犬です。 |
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視界が開けるとナナカマドが真っ赤に色付いていました。その深紅の葉の間にはそれに負けない程赤い実が鈴なりです。2015.09.28 |
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森林限界を抜けると一気に視界が開けます。お目当ての朝日岳が緋色の衣で出迎えてくれます。左側の稜線を登ることになります。 |
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右に朝日岳、左は那須茶臼岳。今、素晴らしい場所にいます。午後になっているので人も少なく景色をゆっくりと眺めました。これは那須茶臼岳です。 | ||||||
右朝日岳、左茶臼岳の暗部に立つ避難小屋の峰の茶屋に向かって緩やかに登ります。登山道の斜面には、正確な名前は知りませんが、小型のススキのような白い穂が風に揺れています。 | ||||||
自然の作り出す紅葉は複雑な色のハーモニーが素晴らしいのです。緑と赤が互いを引き立てあっています。 |
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ススキの斜面の先にこれから登る朝日岳への稜線が近づいてきます。 | ||||||
荒涼たる沢のどんずまりに朝日岳頂上がはっきりと見えてきました。ギザギザした尾根を下る人影が見えます。 | ||||||
峯の茶屋は子供達の遠足らしく大変な混雑です。風も強まってきました。立ち止まらずに朝日岳へと進みます。暫くは山の斜面を巻くように緩やかに登ります。登山道の脇にチチコグサが白い花を咲かせていました。 | ||||||
高貴な紫のリンドウがあちらこちらに群落を作っています。2015.09.28 | ||||||
どうも私は何かを見つけるのが不得意でリンドウの群落を中々見つけられません。同行の家人の助けで見つける始末です。 花の咲いている登山の道の脇で昼食をとりました。右に那須岳、左は朝日岳、目の前にはリンドウの花、空は晴れ渡っています。握り飯をほおばり、村で買った梨を食べます、細やかな至福の一時です。 日暮れ前に村に戻らなくてはなりません。腰を上げて朝日岳頂上を目指します。 |
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朝日岳が好きなのは登山道の見晴らしのすばらしさにあります。 | ||||||
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小灌木の紅葉の道を進みます。 | ||||||
最後の登りです、岩の登山道の間から那須岳の噴煙が見えます。 | ||||||
頂上直下です。紅葉に挟まれた道です。 | ||||||
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私は写真を撮影しながら下ります。家人は調子が良いらしく先に下っていきました。真っ赤なナナカマドの実が登山道の脇に見えます。登りだしの辺りではまだナナカマドも葉が元気ですが頂上近くでは落葉が始まっています。 | ||||||
急な下りが終わりました。茶臼岳に向かって右側の山は紅葉が盛りです。この斜面の下に昨年訪れた姥ケ平があります。 | ||||||
緑のアクセントが紅葉を引き立てているようです。 | ||||||
朝日岳の頂上がかなり高く見えるようになりました。峯の茶屋はもうすぐです。 | ||||||
茶臼岳の斜面を噴煙が薄く流れていました。 | ||||||
峯の茶屋に着くとベンチで休憩していた家人がむっくりと起き上がってきて驚きました。何時も下りが不得意なのですが今日はかなり調子が良いようです。 撮影に時間がかかるので私だけ大急ぎで先行することにします。 |
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誰もいない撮影ポイントでゆっくりとカメラ構えます。右には荒涼たる岩の原が続く那須岳の斜面が広がっています。 | ||||||
朝日岳の紅葉はまだ始まったばかりのようです。それだけに色合いが極めて新鮮です。 | ||||||
少し下ると紅葉の斜面が正面に見えてきます。撮影をしながらここで家人を待つことにします。 | ||||||
朝日岳から続く斜面は紅葉が進んでいるようです。 | ||||||
樹林帯に入るとナナカマドの林があちらこちらに散見されます。やはり緑とのコントラストが有ってこそ、深紅の彩どりが輝きを増すようです。
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ナナカマドの大きな木が見えます。今年の那須の紅葉はこれが最後です。名残りは尽きませんがこのナナカマドの真っ赤な姿を確りと目に焼き付けました。 | ||||||
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