土手のサクラソウ |
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土手の自生地のサクラソウが満開 4月14日 |
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![]() ![]() 3月終りと4月の第一週は隅田川のジョギングと散策に出かけた為に何時もの土手のジョギングから暫くの間遠ざかっていました。嬉しいことに(推測はしていましたが)2週間ぶりに出かけた馴染みの土手ではサクラソウの自生地に可憐な花が咲きだしていました。 見世物のような派手さとは無縁の緑の自然の中にただ静かに咲いている清楚な姿のサクラソウとの一年ぶりの再会に心が和みました。往路は先を急ぐのでカメラのシャッターを数回押しだけに留め復路にその楽しみを取っておくことにしました。 片道5km程の折り返し点の橋脚にタッチしてから復路を辿ります。往路の土手では特徴のある幾つかの野の花が咲きだしているのが目に入りました。それらを見ながらサクラソウは復路の最後の行程の楽しみに取っておくことにして土手の野の花を見ながら土手を辿る事にしました。
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土手の野の花のアルバム写真 |
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土手のジョギングの折に目にした野の花の写真を納めれた下記アルバムをご覧ください。 | ||||
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9:55・若干風が吹く程度でコンデションとしては絶好の日和の土手の出発点の草むらに小さな紫の版を付ける野の花・ムラサキゴケが大きな群落を作って咲いていました。
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![]() ムラサキサギゴケ 10:42・美しい富士山の姿を道連れに片道5kmの土手の贅沢なジョギングの折り返し点が近くなりました。嬉しいことに厳しい寒さと引き換えに富士山の周りには雲も無くくっきりとした姿を存分に楽しむことができました。 加えて厳しい寒さのお陰で土手の上にも殆ど人の姿は見られません。
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![]() 8:58・ムラサキゴケをカメラに収めてから土手のジョギングに出発します。土手に登る緩やかな坂道の出発点の脇の野草の原の中に想像通りサクラソウの花が彩を添えて咲いてくれていました。 3月下旬頃ボランテイアの人達が草地で雑草を抜いたり整備をしている姿を見ています。例年その方々のお陰で雑草の原に咲く自然のサクラソウの花を楽しむ事が出来ます。 あえてサクラソウがその生命を維持できる必要最小限の手入れに抑えて自然の姿を保っている事に大きな感銘をうけます。 |
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花が咲き終われば人間の丈より高い葦の原の中に埋もれてほぼ残りの一年を過ごすサクラソウにせめてもの声援を送りたいと思いました。 花弁に露の雫を纏って短い花の季節を精一杯陽の光を浴びて咲いてくれていました。
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![]() 10:32・土手に登ると大きな空に広がる雲の下に3月31日の隅田川のジョギングでその真下を通って目にしたスカイツリーが見えます。町の土手のジョギングや散策では何時も目印になってくれる私には親しみを感じさせてくれるスカイツリー。折り返し点まで目を上げればその姿が飛び込んでくる心強い道連れです。
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![]() 10:54・2週間ぶりの土手のジョギング、何か随分久しぶりな新鮮な気分になりました。お馴染みの約5km程の折り返し点の橋げたにタッチしながらカメラのシャッターを押しました。帰路は往路で目にした幾つかの野の花を見ながらジョギングを続ける事にします。復路の最後の楽しみのサクラソウの花との再会を目指して出発点に戻る事にしました。
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10:58・土手の道の端のあちらこちらにヘラオオバコが奇妙な花を咲かせていました。点々と続くヘオオバコの群落が土手の斜面をなぞって流れる風に大きく揺れていました。
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11:00・優雅なナヨクサフジが緑の雑草に絡まるように大きな花びらを咲かせていました。どの野の花も、優雅な姿からは想像もできない強い生命力で雑草と共存しているその姿に感銘を受けますが、この紫の花弁のナヨクサフジも優雅な姿から思いもよらない強い花のようです。
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雑草の中に咲く1cm程の小さな花弁の花ですが、やはり野の花の強さでテリトリーを広げてあちらこちらに群落を作って咲いていました。
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カラスの巣の近くを通って刺激したようです。
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土手の道の端に点々と群落をつくってヘラオオバコが咲いていました。風に長い茎を大きく揺らしていますが花房の重みも苦にならないのかリズムを刻むように心地良さそうに体を揺らしていました。
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![]() 復路は少し日の光が強くなったせいもあり緑の野の原とそこに艶やかな色で転々と群落を作って咲く錯綜のコントラストが出発時の風景より活力を感じさせてくれます。
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04/16/2025 | ![]() |
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