土手のジョギング・隅田川・蔵前厩橋まで・約20km・海まで残り約7kmB @へ A
隅田川のジョギング・蔵前厩橋まで・墨堤の桜とスカイツリー

隅田川浅草マップ

年齢のせいか、昨年の海までの隅田川のジョギングが浅草で終わったこともありますが今回も若干左膝の不調も感じられることから、従来の中山道から海までは無理かと推測して荒川から隅田川が分岐する岩淵水門から可能ならば海を目指してジョギングを楽しむことにしました。無理をしないことを最大の注意点として、広大な隅田川の土手に咲く桜の花を愛でながらのんびり進むことにして朝6時10分・JR赤羽駅を出発します。尚、データには時間を表示してあります。6時12分、赤羽駅から大きな交差点を左折、荒川土手に向かって歩いていきました。

結果として心配していた通り浅草が近づくと左ひざに少し痛みが出てきました。様子を見ながら、吾妻橋・駒形橋と海を目指して進んでくると墨田川左岸のテラスが工事で通行不能となっていました。次の厩橋までは隅田川に沿った一般道を進みます。厩橋を過ぎて再度テラスに降りて少ジョギングを開始したところ膝の不快感が改善しませんでした。ここで無理をすると今後土手のジョギングができなくなる恐れがあるとの危惧が胸をかすめたので思いきって中断することにしました。混雑する浅草に戻ることを避けて厩橋で右岸に渡り大江戸線の蔵前駅に出ることができました。今回の例から考えて、頑張って海までのジョギングがかなり難しいことを実感できましたので来年も決して無理をしない事を肝に銘じました。
2025.03.31

2025年3月31日・隅田川ジョギング・蔵前厩橋までの画像アルバム

2024年4月8日・隅田川・蔵前厩橋までの掲載画像アルバムは左記の画像をクリックしてご覧いただけます。スライド等の設定やサウンド付きの設定も可能です。

2025.03.31

 

隅田川のジョギング掲載リスト
◎中仙道から隅田川のジョギング掲載リスト
2025年4月31日・隅田川を蔵前厩橋まで @ A B
2024年4月8日・隅田川を浅草まで @ A B
2023年中仙道から海まで・隅田川物見遊山のジョギング @ A B
2022年3月28日中仙道から海まで @ A B
2021年3月29日中仙道から海まで @ A B C D
2020年3月16日中仙道から海まで @ A B
2019年4月1日中仙道から深川まで @ A
2018年3月27日中仙道から海まで・桜巡り @ A B C
2017年3月28日中仙道から浅草 @ A B
@深川まで @T A深川まで AU  B海まで @T C海まで AU
2015年3月30日◎荒川のジョギング 中仙道から海まで
@  A  B

隅田川を中山道から海までのジョギングのの掲載リストです。体調不良で途中で中断したジョギングも掲載いたしております。 今後は海までは難しいの事を実感されたので、岩淵水門から行けるところまでということになりそうです。

2025.03.31

秩父山脈から流れ下って来た荒川が東京都北区の岩淵水門で荒川放水路と隅田川に分岐されます。共に最後は東京湾に流れ込みます。今回の出発点は昨年と4月と同じく隅田川の始まる岩淵水門から無理をせずに行けるところまでジョギングすることにしました。

テレビなどfの情報では東京の桜は満開との事、広大な隅田川を背景に咲いてくれている桜の花を励みに頑張りたいと思っています。

嬉しい事に、土手で出会う桜を見ながら歩いたり走ったりしている殆どの人達が地元の方々です。地元の方々の暮らしの中に溶け込んで春を迎えた桜の花が迎えてくれる広大な土手に続く道を進めば否応なしに心がゆったりと癒されます。

尚左図の水門に立つ説明版に加筆しました。上部左矢印の赤羽駅から志茂旧道沿に残るかっての東京らしい町並を歩いて八雲神社で参拝の後、赤線と赤矢印で記した隅田川添いの道を辿る事にします。

左図の幾つかの場所にはリンクが貼られていますのでご覧になりたい場所のクリックしてください。

2025.03.31

千住大橋

10:13・隅田川左岸をジョギングで進んで行きます。大きな目印である千住大橋が目の前です。江戸の物語には度々登場する千住大橋、私も以前は何度か訪れた事がある馴染みの場所でもあります。

2025.03.31

 

10:15・千住大橋の隅田川テラスには千住宿などの歴史などが浮世絵などと併せて書かれていますが、経年の為一部が欠落しております。もしご興味がおありなら2015年3月30日の海までのジョギングのアルバム画像をご参照ください。


2025.03.31

10:16・江戸時代の作と思われる”大河一覧の番付表”が見えます。江戸の人々のしゃれっ気が作った読み物と思って鑑賞させてもらいました。

行司に江戸の隅田川が書かれているのはそうであろうと納得できます。道頓堀、大井川、相模川、天竜川、荒川、等お馴染みの川の名前が書きこまれています。

2025.03.31

下記の説明にある葛飾北斎の千住大橋の浮世絵と書かれていますが、かなり薄れているのは残念です。もしご興味がおありなら2015年3月30日の海までのジョギングをご参照ください。

2025.03.31

壁にプリントされた2枚の浮世絵の説明書、画像の上が北斎、下が広重のものです。

2025.03.31

広重の浮世絵は北斎のものより少し描かれた風景が判別できます。千住大橋を江戸府内の繁華な町に近い右岸から左岸へと渡る馬に騎乗する人物が見られます。

左岸は千住宿の中心部である橋戸町の河岸が描かれていると書かれています。

2025.03.31

10:16・芭蕉は奥の細道の旅に曽良と共に深川海辺橋際の採茶庵(さいとあん)から船で千住まで杉山杉風(すぎやまさんぷう)等の弟子達に見送られて来ます。

芭蕉の奥の細道の旅の出発点がこの地であるようです。

2025.03.31

千住大橋に伝わる伝承が書かれた説明版が見られます。かって”荒川”とも呼ばれトラが暴れるような川と呼ばれてきたなどの興味深い伝承が書かれていました。ご興味のある方は掲載画像アルバムをご高覧ください。

2025.03.31

明治43年(1910年)の大水害で千住大橋の流出を防いだ様子が書かれていました。

2025.03.31

10:19・千住大橋の下に掛かる長さ7〜8mの”小橋”を渡ります。千住大橋の優雅なアーチ橋を下から眺めています。

2025.03.31

10:20・小橋を渡ると千住大橋に上る螺旋階段の処に”千住大橋際・御上がり場”の案内板があります。かってこの地に由緒ある人達専用の船着き場があったことが書かれていました。

2025.03.31

説明版と併せて掲載されている寛永元年(1818年)の絵図に千住大橋の上流部に船着き場が描かれているように見えます。

2025.03.31

10:23・螺旋階段で千住大橋に出て左岸から右岸へと渡ります。記憶では以前アーチ橋の端を渡った記憶があります、多分この橋はアーチ橋より後に設置された橋ではないかと推測しています。

2025.03.31

右岸は暫くの間隅田川テラス沿いにはスムースに進めないので隅田川に沿った道を歩きながら進むことにしました。この道にも桜並木が続きます。

2025.03.31

10:35・暫く進むと辺りが開けて隅田川の土手に出ることが出来ました。

2025.03.31

10:41・この辺りまで来ると時折ジョギングをしている人達が見られるようになりました。私ものんびり景色を見ながらジョギングを開始しました。例年お馴染みの汐入大橋が見えてきました。昨年までは対岸の荒川の土手から千住大踏切通りの桜並木を通り左岸から汐入大橋を渡っていました。

2025.03.31

10:45・隅田川テラスで汐入大橋の下を超えて土手の上に出てみました。

相変わらず艶やかな桜の花が満開です。海外からの旅行者の姿もかなり多く目に入ります。

2025.03.31

10:46・見慣れた景色を見たくなり汐入大橋を左岸方向に向かって歩いてみました。橋の高さから見るこの風景が私の馴染んだ好みの景色です。

2025.03.31

お気に入りの風景を見たので再度右岸に戻ることにしました。汐入公園の辺りで隅田川が大きく右に湾曲するためスカイツリーが右手に見えてきました。

2025.03.31

10:48・汐入公園の混雑を避けて隅田川沿いに続くテラスをのんびりジョギングで進みました。

土手に艶やかなホトケノザの群落が見えました。いささか桜を見すぎたせいか野の花の姿が極めて新鮮な楽しさを与えてくれます。

2025.03.31

10:49・土手沿いの道に咲くかなり赤みの強い色合いの桜の並木が続いています。

2025.03.31

10:50・どこか趣を感じさせてくれる水神大橋が見えてきました。スカイツリーの姿がかなり大きくなってきました。水神大橋の下を隅田川テラスでくぐりさらに右岸を進みます。

2025.03.31

10:51・鐘ヶ淵で隅田川が大きく湾曲しますがそのせいなのか湾曲部の内側に広い砂地が現れます。潮の干満にもよるのかもしれませんが私の見る折はほぼ常に干潟が現れていますが、今回もたくさんの鳥が餌を啄んでいました。その先を下流を目指してボートが波をたてて疾走していきました。

2025.03.31

10:51・右手を見ると汐入公園に咲く艶やかな桜並木が見えます。桜見物の人の姿が見えますが隅田川テラスまで降りてくる人は殆ど居ないのでのんびりジョギングを続ける事が出来そうです。

2025.03.31

10:52・水神大橋の橋脚が直ぐ近くになりました。大きく弧を作って曲がる鐘ヶ淵から少し下ったこの辺りの隅田川は若干川幅が狭いのでアーチと相まって水神大橋が威圧感を感じさせない親しみやすい姿に見えます。

 

2025.03.31

10:55・人影の見えない隅田川テラスをジョギングをしながら白髭橋を目指して進みました。土手の上には桜並木が続いていますが、ジョギングをしながら静かなテラスから眼前に広がる広大な隅田川の景色を眺めることにします。2025.03.31
隅田川の川面の見ながら墨田がらテラスを進むと桜とスカイツリーが高速道路が横切る殺風景な景色に春の自然の生命力で彩を添えてくれているようです。

2025.03.31

10:59・隅田川に入る運河跡の入り江に掛かる瑞光橋で隅田川テラスは行き止まりになるので一旦土手に登ります。土手には未だ桜並木が続いています。此処まで来ると殆ど地元の方らしい人達の姿が多く見られます。ジョギングする人達とも行違うようになります。

2025.03.31

11:01・進行方向に白髭橋、その後ろにはスカイツリーがますます大きく見えてきました。瑞光橋から白髭橋までは土手の上を進む事になります。

2025.03.31

11:07・土手の道が白髭橋西詰の交差点で道路に出ました。右方向が江戸の物語にも登場する吉原大門、三ノ輪の浄閑寺、左に向かえば亀戸方向になります。浅草方向を目指し、直進して隅田川テラスに戻ります。

2025.03.31

11:46・お馴染みの、人の姿が少なくスカイツリーと墨堤の桜が見える隅田川テラスの一角の石造りのテーブルで昼食を楽しむ事にしました。

目の前の隅田川に私には名も知らない水鳥が水面を回遊していました。私が休憩を終わって立ち去るときも未だ水面に浮かんでいました。次の桜橋までは時折地元の方が散策をする程度で極めて静かな隅田川テラス、のんびり墨堤の桜を見ながらジョギングで進みました。

2025.03.31

11:49・スカイツリーが隅田川の水面に影を写しながらその姿を更に大きく見せてくれます。墨堤の桜が彩を添えてくれています。

2025.03.31

何度が隅田川テラスのこの辺りを通っていますが竹藪があるとは気づきませんでした。美しい人工物のスカイツリーと向かい合うように風に枝をたわませてくれます。なんとも風情のある風景を見せてくれます。

2025.03.31

次に隅田川を渡る小さな桜橋が見えてきました。

墨堤の桜と土手に立ち並ぶ屋台の幔幕などが見えてきました。

2025.03.31

墨堤の桜

11:54・浅草の混雑を避けるために次の桜橋で左岸に渡ることにして隅田川テラスから土手の道に上ります。

道路脇に並ぶ桜並木はほぼ満開に近い薄い色合いの花びらを咲かせていました。

2025.03.31

桜橋を渡りますが未だ満開の盛期には少し間があるせいか嬉しいことに例年の混雑が見られません。のんびりした気分で大きく開けた隅田川の川面と墨堤の桜を見ながら橋を渡ります。もちろん進行方向にはスカイツリーがその尖頭を青空に突き出しています。

2025.03.31

しばしの間ジョギング時の緊張を解いて緩やかな春の景色の中に身を置きます。

広大に広がる辺りの景色を見ながら、隅田川の川面とその川面に影を落とす墨堤の桜、そして空から優しく見守るスカイツリー、極めて贅沢な春の風景の中に身を置く幸運を大いに楽しみました。

2025.03.31

11:58・嬉しいことに墨堤の桜の辺りにもそれほどの人混みが見られません。それでも堤の上の道は並んだ屋台でかなり狭くなっているので例年通り隅田川テラスに降りて下から桜を見上げることにしました。

2025.03.31

信じられないことに隅田川テラスには殆ど人の姿が見られません。のんびりした気分で桜を見上げながら進みます。

2025.03.31

例年通りこの辺りが餌場なのか数羽のカモメがテラスのフェンスに止まっていました。隅田川には遊覧船が漂っていました。これから進む隅田川の下流に言問橋が見えてきました。

 

2025.03.31

見上げる墨堤の桜の間からスカイツリーが時折姿を見せてくれます。

2025.03.31

出来れば墨堤の桜の近くに鎮座する三囲神社牛島神社を参拝したいのですが混雑を思うとあきらめざるを得ません。言問橋の下をくぐり桜を見ながら東武伊勢崎線の鉄橋方向に向かいます。

2025.03.31

それにしても今回の静かな隅田川テラスの風景は思いもしない幸運でした。気の向くままにのんびりと桜見物を楽しませてもらいます。

2025.03.31

12:07・多分墨堤の桜の間からスカイツリーの尖塔を見るのはこれが最後かもしれません。来年の再開を願って牛島神社の方向に手を合わせました。

2025.03.31

12:09・東武伊勢崎線の鉄橋が見えてきました、隅田川テラスが行き止まりになるので道路に上ることにしました。

2025.03.31

1:12・隅田川テラスから道路への階段に向かうとトサミズキと思われる黄色の花が咲いていました(花の名前が違っているかもしれません)。

2025.03.31

12:14・江戸の物語もその名が時折見られる源森川の隅田川の流れ込み口の水門脇の枕橋を渡ります。浅草が近くなり道路にはかなりの人の姿が見られるようになりました。

2025.03.31

12:17・人混みを避けて一旦隅田川テラスに石段で下りました。赤い吾妻橋が見えてきました、テラスが行き止まりになるので道路に出てから再度隅田川テラスに降りました。

2025.03.31

12:22・吾妻橋を過ぎて隅田川テラス左岸に降り立ってから人の姿が見られなくなったのでジョギングを再開しました。駒形橋が見えてきました。例年通りの静かなテラスをジョギングをしながら隅田川の景色を楽しむことにしました。

2025.03.31

12:37・駒形橋の橋げたの下で隅田川テラスは工事の為行き止まりとなってしまいました。一旦隅田川沿いの道路に出て進んでみました。首都高速のインターがあって少し大回りをしながら次の厩橋でテラスに降りることが出来ました。早速テラスに降りてジョギングを再開すると石段の上り下りのせいか膝の調子が良くありません。

300m程次の蔵前橋に向かってジョギングをしましたが調子が改善しません。余り無理をして今後のジョギングが出来なくなることも考えられるので思い切って今回はここで終了することにしました。大江戸線の蔵前橋駅が近い厩橋まで引き返して橋を渡ることにしました。2025.03.31

12:55・ここまで来られたことを良しとしてさわやかな達成感を感じながら厩橋を左岸から右岸へと渡ります。橋を渡ると大江戸線の蔵前駅はすぐ見つかりました。空いた電車の椅子に座って大きな満足感をかみしめました。

2025.03.31

 2024年の浅草での中断に続いて今回の2025年も厩橋での中断と年々持久力が無くなっていくことを思い知らされました。もし来年も隅田川のジョギングを行う事が出来たなら決して無理をしないで2回に分けて行う事も考えなくてはいけないと思いました。中断したとは言え大好きな江戸の物語の舞台の静かな隅田川とそこに咲く桜を見ながら辿れた満足感は忘れることが出来ない思い出となりました。静かな厩橋から過ぎてきた浅草方向に手を合わせてお礼を言いました。

2025.03.31

  04/19/2025  
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隅田川・蔵前までのジョギングB
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